2017年09月21日

ノイジーマイノリティ

婚活や不妊治療から離れてはや数年。
しかし当ブログのアクセス解析を見ると、いまだに婚活や不妊治療に関する検索ワードが上位を占めています。
それらの分野は市民権を得て久しいようで、やっぱり少数派。
デリケートかつ超プライベートな領域ゆえ、リアルではなかなか本音が聞けない、といったところでしょうか。

いっぽう最近せっせと書いている育児がらみの話題は、ネットにもリアルにもゴロゴロ転がっている。
非婚の時代といえども育児経験者はだんぜん多数派。
キーワード検索してまでこちらに辿り着く人は少ないと見た。
育児ブログを読みたければ、ググるよりもブログ村などで人気記事を読んだほうが効率的だし。(私は身バレ防止のためあえてブログ村を退会したクチです)

ところでインターネットが成熟した今は、"ノイジーマイノリティー"(物言う少数派)の時代なのだそう。
物言う人々、つまりひとこと言いたい人は、批判や不満があるからこそ意見するのであり、それがなければわざわざ動かない。
ネットの世界では沈黙=同意であり、少数意見ほど目立つのでご注意を、ということのようです。

いっぽうロム側の人々も、リアルでは聞けないぶっちゃけ話・・たとえば他人の本音や特ダネ情報をネットに求める反面、ありきたりな正論には興味が無い。
よっておのずと情報は淘汰され、不確かなマイナー情報ほど注目されるという需給バランス。

加えてネットに意見する人は、ちょい人づきあいが苦手だったり承認欲求不満だったりする人が多い。(自覚あり
彼らの、匿名だからこそ言える吐露や鋭い切り口での論破は興味をそそり注目を集めはするけど、だからと言って衆目一致の意見ではない。
なぜならほとんどの人はロムのみのサイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)だから。

これについては私も常々感じています。
たとえばヤフーニュースのコメント欄(ヤフコメ)。
先日、宮家のおめでたいニュースが話題になりましたが、世間のお祝いムードとは裏腹に、ヤフコメは批判・中傷の嵐。
それが国民の総意であるかのような錯覚に陥りかねない様相でした。

それから私もよく訪問している某小町掲示板。
こちらも、しょっぱなからうがった意見が噛みついているトピが多い。
その流れでやんちゃな意見があたかも世の常識と言わんばかりに席巻し、まっとうなアドバイスはすっかり鳴りを潜めてしまうという・・
小町住人の特異性もあろうけれど、それも含めまさにノイジーマイノリティーだなと。(とはいえ小町は捻りの入った意見が面白くてつい読んでしまいます)

そしてたぶん、このブログもノイジーマイノリティー。
人並みに結婚出産し平凡な育児ネタを書くあたり、はた目には多数派入りしたようでも、晩婚・晩産・高齢母の三重苦を背負う以上、心情的に私が少数派から抜け出せる日は来ない。
良くも悪くも少数意見ほど耳障りなネット社会ならば、自分と似た境遇の少数派の人々のため、これからもノイズを発信し続けようじゃないの、と思うのでした。




■国民的な人気アーティストであるにもかかわらず、自分は人見知りだと言ってはばからない福山雅治氏。 
"詩(歌詞)を作るヤツはたいてい人見知り。人見知りじゃないヤツが作った詩なんてつまらない"のだそう。
人見知りな人のブログが一番面白いと思っている私と似ているかも??
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2017年09月13日

夏休み回顧録

トラちゃん2年生の夏休みが終わりました。
我が家の夏のメインイベントは今年もやはり「夏休みの宿題」。
思い出づくりはというと、スイミングの短期特訓・子供会のレクリエーション・クラブのキャンプとすべて外注頼みでしたが、トラちゃんがどれも「すんごく楽しかった!!」と喜んでくれたのが救いでした。

さてそのメインイベント、夏休みの宿題について。
1年目の昨年は親も子も手探り状態でやっつけ仕事という感じでしたが、今年は昨年の反省を踏まえ、7月上旬から準備に取り掛かりました。

まずはいつでも書ける作文・感想文系。
その手順はというと、
原稿用紙に向かっていきなり書くのは無理なので、トラちゃんが口頭で喋った内容を私がスマホのメモ機能にひたすら打ち込み。
ある程度ネタが出揃ったら、大き目のフォントで紙に印刷、それを1文ずつハサミで切り取る。
途中文章を付け加えたり削ったりしつつ、短冊状のそれらをトラちゃんが並べ替え。
あとは文脈に合う接続詞を追加し、大きな紙に貼りつけて下書きが完成。
清書も一気にやらせようとすると難儀なので1日1段落ずつねと約束し、清書を書き終えたのはちょうど夏休みに入る頃でした。

必出の宿題が一つ完成しているとしていないでは大違い。
これだけでプレッシャーがずいぶん軽減したような気がします。

次に自由研究・工作系。
昨年はスタートしてからあれが無いこれが無いと何度も100円ショップに走る羽目となったので、今年は早い時期から構想を練り、事前に材料を準備。
近所の子らが遊びにこないお盆休み中の完成を目指し、7月中は実験や試作に明け暮れました。
しかし仕上げに掛かってみると、やっぱり足りない物が発生したり、予測どおりにならず実験し直したり手直ししたり。
親はこんなに必死なのに、当の本人はちょっと目を離すとすぐ遊びに興じてしまうのは昨年同様。
結局、すったもんだの末に提出日ギリギリに完成したのも昨年同様でありました

ところでこの自由研究、「親が手出しすべきか否か」で意見が分かれるところですが、私がこれまでにリサーチした限りでは「親の手出しはアリ」だろうと見ています。(少なくとも小学生は)
自由研究の表向きの趣旨は
"ちょっと時間がかかる調べものや実験、手の込んだ作品作りを長い夏休み中に取り組んでみよう"
だと思いますが、その裏には
"どうしたらいいかな? じゃぁこうしてみたら?"
という親子ふれあいを促す狙いも多分にあるんじゃないかと。

昨今は父親だけでなく母親も外で輝かなくちゃいけない時代なだけに、親子でああでもないこうでもないと言い合う時間は確かに珠玉のひと時。
もちろん発案から仕上げまで親が全部やるのはNGでしょうが、助言や助手はありだろうと思うのです。
その証拠に、今回トラちゃんが持ってきた"夏休みのしおり"に「家族と相談しながら、工夫して云々・・」の文言が書かれているのを発見!
やはり自由研究は”親子自由研究”なんだな、と感じました。

もっともクラスの半数が中学受験するような都会の小学校では、学年が上がるにつれ自由研究が二の次になるんだそうで
夏休みの作品展が一部親子の競争の場と化しているのは、受験戦争が無くインテリ度を披露する場面に飢えている田舎の小学校ならではの光景かもしれません。


さて夏休みが終わったとは言え、今年度PTA某委員会に所属する私はまだまだ気が抜けません。
休み明け早々には作品展を兼ねた授業参観、運動会設営準備の担当決めのための委員総会、そして運動会本番・・と親の顔出しが続き、運動会が終了するまではどうも落ち着かないのです。
そんな中、スイミングの短期特訓でやや近しくなったMちゃんママからこんな話を聞きました。

(Mちゃんママ)「Fちゃん、2学期から繰り上げで学童に入れることになったんだって。」

そういえば今年は学童でFちゃんを見かけない。
でも昨年も来たり来なかったりだったらしいし、何より最近はFママに近づかないようにしていたから待機だったとは露知らず。

「へーそうなんだ。
夏休みに入ってもFちゃん見ないし、今年は申請しなかったのかな?って思ってた。
やっぱ今年も待機っていたんだねー。」

「そうなの。
で、いつも夏休み明けから利用者が減るから、9月に繰り上げを行いますって運営委員会で言ってた。」

なるほどMちゃんママは学童運営委員だから情報が早いんだ。
それとも仲良しのFママから直接聞いたのか。
・・の割にあまり浮かない口ぶりのような?

「あ、そっか。
Mさん運営委員だったね、ほんとお疲れさまだねー」

「私は平役だからそんなに大変じゃないの。
でもさ、繰り上げの人ってちょっとおいしいわよね。
だって今年の役割分担は春先に全部決めちゃってるじゃない?
ウチなんか長期休暇だけの契約なのに貧乏くじ引いちゃって、運営委員はしっかり任期1年よ?
なのに繰り上げの人は委員も免除、おやつ当番も免除って・・・
9月からでも半年以上あるのに、ちょっと・・ねぇ。」

言い回しはソフトながら、善良なMちゃんママでも愚痴が出るんだと少々驚いた。
その口調は、Fママに対する不満と取れなくもない。
ではこれが私とMちゃんママだったら・・?
もし私が運営委員で、Mちゃんママが繰り上げという立場ならどうだろう。

Mちゃんママはまごころの人、なれるものなら真のママ友になりたいと思える唯一のママさんだ。
おそらく私は、「待機はショックだったけど、繰り上がれてほんと良かったね。面倒なお役目がないのはご褒美と思って!」と心から喜んだに違いない。
いやMちゃんママも大人ゆえ、Fママの前では同じように振舞っているとは思うけど。

ふとした会話の中に、MちゃんママのFママへの本音が垣間見えた気がして、そしてそれを受け止める役に私が選ばれたことに、何とも妙な気分になったのでした。


そんなわけで、トラちゃんは休み明け前後に子供が陥りやすいという"夏休み明けブルー"とも無縁な様子。
それは夏休みのほとんどを学童で過ごしていたからに他ならず、そういった面でも学童ってありがたいな〜と改めて実感しているところです。
Fちゃんの件からすると我が家も来年はどうなるやらですが、いずれ卒所となり学童の代わりが塾や習い事となるので、トラちゃんには学童で過ごせる今の時間を大切にして欲しいと思うのでした。



■こういったキットを使った工作系自由研究をしている子もいます。
男子はこんな感じ
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そして女子はこんな感じ。
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2017年09月03日

脱皮!?(その◆

1学期のある日、トラちゃんがこんなことをつぶやきました。
「Hちゃんて、いつもおんなじ友達としか遊ばないんだよね・・」
内心"なになにっ!?"と思うも平静を装い、「そうなの?」と耳を傾けてみる。

「私は誰とでも遊びたいんだけどさー」
とトラちゃん。
その口調から、自分が他の誰かと遊びたい時に困る場面があるのかなと想像してしまう。

「おんなじ友達って、たとえば誰?」
「私とか、あとは○○ちゃんとか△△ちゃんとか・・。」
トラちゃん以外にはA園時代のHママ一派の子の名前しか出てこなかった。

またある日は
「Hちゃんって、ちょっとしゃべりにくいんだよね。」
と言う。
「え? 仲良しなのになんで??
いつも一緒に登校してるじゃない。」
「そうだけど・・・トラは7歳になったばかりだから、8歳の子ってなんかしゃべりにくいの。」

「でも□□ちゃんやxx君もたしか4月とか5月生まれだよね。
あの子達もしゃべりにくいの?」
「ううん、同じ保育園だった子は大丈夫。
でもHちゃんは保育園が違うし・・
しゃべると何か言われる気がして、ドキドキするの。」

うまく言語化できないようだが、要するに早熟なHちゃんに上目線でつっこまれるのがヤダってことか。
これって実はフィーリングが合わない兆しなんじゃ・・・?
私自身Hママが苦手だから、そのうち子らも合わなくなるだろうとは思っていたけど、もう来たか。

思い当たる節はある。
これまで私は、H親子をひたすらボスタイプだと思い込んでいた。
事実、HママもHちゃんもボス気取りだ。
しかし1年つきあってみて思うに、どうやらあれはニセボスと見た。
特にHママは、情報魔(個人情報大好き!)、スピーカー、自慢屋・・と地雷要素が満載。
お世辞にも"好人物"とは言いがたい。
更に彼女、誰にでもフレンドリーなタイプではない・・つまり人付き合いがうまいわけじゃない。
あれは一見ボスのようで、実は単に御しやすい人を従えてるだけ。
不器用ゆえの囲い込みなのだ。(というかボスママはみんなそう?)
 
いっぽう、Hちゃんが特定の子としか遊ばないのだとしたら、母親のDNAだ。
2年生ともなると園の垣根は消えると言うが(先生もそう言っていたし、トラちゃんの様子を見る限り私もそう思っていた)Hちゃんはそうではないらしい。
それって、Hママがいまだに園時代のママ友グループとばかりつるんでいるせいなんじゃ・・?

これがガッチリグループの弊害、母親つながりでしか遊ばずにきた子の末路であると言うのは時期尚早か。
あるいは3年生ぐらいからぼちぼち始まるという女子のコロニー作りを、早熟なHちゃんがもうやり始めたのか・・??

いずれにせよ、トラちゃんは何かしら違和感を抱き始めた様子。
みんなと遊びたいトラちゃんと特定の子以外は排除したいHちゃん・・2人の関係が微妙になる日はそう遠くないかもしれない。

ちなみにトラちゃんが言うには、現時点での友達との親密度はこんな感じなのだそう。

●別クラスの園時代の親友=同じクラスの他園の子>別クラスの園時代の並友達
●別クラス・他園だが同じ学童の子>別クラス・園時代の並友達で非学童の子

園時代の絆よりもクラスの仲間意識のほうが強まっているようで、まぁ健全な発達かなという感じ。
学校でもプライベートでもA園の子とばかり遊ぶHちゃんとは違うのだ。(プライベートに関しては母親のせいだが)

そして親の私が言うのもナンだけど、トラちゃんはHちゃんよりよほど天真爛漫で気立てがいい。
1年生の時は、6年生女子のファンクラブがあったほどだ。
これはひとえに、意地悪や嫉妬とは無縁なひとりっ子のおかげだと思っている。

遅かれ早かれいずれ脱皮していくのは百も承知だけど、オクテなトラちゃんには、今はまだませたHちゃんの毒にあたらせたくないな、というのが本音です。




■出産後、頬にできた薄いシミを放置していたところ、最近それが盛り上がってきました。
慌てて皮膚科を受診したところ、老人性のイボの一種とのこと
しかし色が薄いのでレーザーには反応しづらく、液体窒素で焼いても今より目立たなくなる保証はないため、治療はおすすめしないと言われました。
そこで自力で治せるものがないかとたどり着いたのが、こちらのイポロン。
半信半疑でしたが、2週間くらいすると一皮はがれて盛り上がりが減り、色も薄くなりました!!
イボ予備軍?になるかもしれない薄いシミは他にもあるので、予防を兼ねしばらく使用を続けてみるつもりです。
使用前の写真を撮っておかなかったのが残念。

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2017年08月25日

脱皮!?(その 

スイミングのレッスン振替をした時のこと。
スイミングスクールに向かう車中でトラちゃんがこんなことをつぶやきました。
「あードキドキするぅ〜。」
そこで「何が?」と聞いたけど、「なんだかドキドキする・・」としか言わない。

そういえば、これまでは「○日に振替したよ」と伝えても「ふーん」という感じだったのに、今回の振替を伝えた時は「えっ!? 何曜日のどのクラス? わたし行ったことある??」としつこく聞いてきたので、少々気になってはいたのだが。

スクールに到着したとたん
「おねがい、更衣室についてきて〜
と言われ予感は的中。
しかしあえて理由を問いただすと、
「なんか、みんなおしゃべりをしてるから。」
・・つまり更衣室は女子グループのおしゃべりが盛り上がってて、ポツンの疎外感が嫌、ということらしい。

そこでとりあえず
「あぁ〜なるほどね、お母さんも女子だからその気持ちわかる!
みんなでワイワイ盛り上がってたら、なんだか仲間はずれにされたみたいで嫌な気持ちになるんだよねぇ。
それは大人も一緒だよ。
だけどさすがに2年生でママと一緒にお着替えは恥ずかしいから、ささっと着替えちゃえば?
お母さん、更衣室の前で待ってるから。
それに今日は祭日だから、振替で来てる子はほかにもいると思うよ。」
と言いなだめたのだが。
(それでも「じゃぁ赤ちゃんの部屋(授乳室のこと)で」とかゴネていた。)

これって、自我の目覚めってやつなんだろうか。
今まではへっちゃらだったのに・・
いや、去年まで一緒に通っていたSちゃんは年長の時すでに振替を嫌がっていて、欠席分のレッスンはそのままお流れなのだとママがボヤいてたから、トラちゃんは遅いほうだ。
ボッチを全く気にしないっていうのも問題なので順調な発達なんだろうけど、気にしぃな性格が私に似てきたようでややショック

これまでは親が勧めれば何でも喜んでやってくれたけど、この先はそうもいかないかも。
レッスンの振替も、そろそろ勝手に決めちゃいけないな、と思うのでした。

fee_dragee at 00:10|PermalinkComments(2)小学校 | 習い事

2017年08月17日

比べずにはいられない症候群

過去記事で触れたスポーツ教室でのこと。(夏休み前の話なのでネガモードですがお許しを

張り切って申し込んだスポーツ教室だったが、トラちゃんからお世辞ママの子Fちゃんも参加するらしいと聞いてからはすっかり意気消沈、初日からため息が出た。
こういう場でお世辞ママと顔を合わせると、自分のことを差し置いて「トラちゃんあれもこれも参加してすごいねー」などと逆マウンティングされるに決まってる。(嘘でもいいから「トラちゃんがいて心強いわ〜」とでも言っときゃいいものを。)
しかしこれも運命、挨拶だけはちゃんとしようと腹をくくり会場へ行ってみると、駐車場は保護者の車と車を降りる親子で大渋滞。
土曜の午後という微妙な時間帯しかも校区外、加えて指導が厳しいというから参加者は少ないと踏んだのに・・。

「あ、1年生の○○ちゃん!  あー△△君もきてる!!」と騒ぐトラちゃんに生返事をしつつ、私は敵を探すかのごとくキョロキョロ。
が、F親子は見当たらなかった。
そして入口で靴を脱ごうとした時、エントランスのロータリーに見覚えのある車が入ってきた。
Fママの車だった。

一瞬身構えたものの、降りてきたのはFちゃんとおばあちゃん。
Fママが運転する車はそのままスーッと出ていった。
ホッとしたのは言うまでもない。
ナーバスになってたのがバカみたい・・そう思ったのも束の間。
次の瞬間、ムクムクと別の感情がわいてきた。

土曜日までおばあちゃんなんだ。

甲斐甲斐しくFちゃんの世話を焼く若いおばあちゃんを見ていると、負の感情がわきあがるのを抑えられなかった。
かたや平日も週末も実母が全面サポートのFママ。(F家は実母と同居ではありません)
かたや実母が近居といえども、たまにトラちゃんを預かってもらうのもブツブツ言われる私・・。

いや、Fママだって仕事中だったのかもしれないし、下の子の用事だったかもしれない。
絵だけで判断しちゃいけない。
比べるのは不毛だとわかってるけど・・。

そこへ、トラちゃんと同じクラスの男の子と下の子2人を伴ったママさんがやってきた。
いつも颯爽としている彼女は都会出身のフルタイムWM。
旦那さんも県外人しかも単身赴任中というすごい頑張りママさんだ。
前に彼女が「習い事は土曜日しか入れられなくって・・」とボヤいていたのを覚えているが、彼女のような人は自分と誰かを比べていちいち落ち込んだりなんかしないのだろう。
というか比べる暇も無さそうだ。
好き勝手に走り回る子らを追いかける彼女の姿を眺めていると、どんよりとした心のもやが晴れていくのを感じた。
それは自分より大変な人を見たからなのか、それとも彼女を見習わなくちゃというポジティブ感情がわいたからなのか・・いずれにせよ彼女の登場には救われる思いだった。

そういえば以前こんなことがあった。
あれは入学してしばらくした頃だったか、Hママが所用で我が家へ来たちょうどその時、私の母が自転車で野菜を持ってきたのだ。
(Hママ)「トラちゃんのおばあちゃん??
feeさんて地元の方だったんですか!?」
「そうなんです、実家は市内なんです。」
「知らなかった〜!
XX市にお勤めだって聞いてたから、てっきりそちらの方面とばかり思ってました。」

そう言うHママの表情は驚きよりも落胆の色がありあり。
当時の私は彼女の正体をよく知らなかったので、XX市勤務という私の過去を知っていることに面食らい、なぜそんな顔をするのかまでは頭がまわらなかったのだが。
Fママにわきおこった自分の感情で、今さら気がついた。
あの時のHママは、ちょうどさっきの私みたいに敗北感でいっぱいだったのだ。
"feeさんちもウチと同じく実家サポート無し組"と思っていたのに、実はそうではなかったという・・
(祖父母近居だと学童に入れないケースが多いので、わが家も実家が遠方と思い込んだものと思われます)
なるほど、実家との距離はフルタイムWMにとって無視できない格差要因ではある。
Hママにとって、私の母が野菜を持って現れた図は、さっき私が見た玄関でのひとコマと同じ衝撃だったのだろう。

もっとも実家サポートに限らず、やっかみの材料なんて何でもアリだ。
私なんて、「ひとりっ子は気楽ね〜」ぐらいはクラス全員のママから思われてても何ら不思議はない。
現に一度、「トラちゃんちはひとりっ子だからお金持ちなんだよねー」とFちゃんに言われたことがある。
どうせあの母親の受け売りだろうが。
ひとりっ子親の胸中も知らず都合良く下に見たり、逆手に取ってやっかんだりと、他人とは本当に勝手なもの。
絵だけで勝手に判断してしまうという意味では、私も同類だが・・・

他人と比べない生き方
志賀内 泰弘
日本実業出版社
2011-08-27


比べない生き方のほうが楽なのはわかってるけど、それが出来れば苦労はしない。
マイペース過ぎなYちゃんママのようにもなりたくはない。
少なくとも晩婚道を語る者としては、「私が好き勝手やってた20年、みんなこの母親業をやってきたんだなぁ。」という気づきは忘れちゃいけないと思うのでした。


比べずにはいられない症候群
香山 リカ
すばる舎
2014-06-18



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2017年08月08日

女子の学力臨界期

雑用力が大事、と言った舌の根も乾かぬうちに今度は勉強ネタです。

成長期におけるスキル習得のピークを学習臨界期と呼ぶそうです。
よく言われるのは"ゴールデンエイジ"と言われる運動能力や、言語、絶対音感といった感覚(神経?)系スキル。
そしてこれは自身の経験からの憶測ですが、学力にも臨界期があるように思います。

というのも、これまでの人生で最も頭が冴えてやる気満々だったのが小6〜中1にかけて。
それまではぼんやりタイプだったのが自我の芽生えと共に勉強に目覚め、考えたり覚えたりといった頭を使う作業が面白くなった。
小学校卒業時にはシゴキ・体罰有り・原則女子はお断り(少子化の今ならありえない!!)というスパルタ学習塾を受験。
"5"がいくつも並ぶ通信簿を持参し挑んだ入塾面談では、嫌味な塾長に
「女子の通信簿はアテにならないんだよねー。だいたいこれがピークなんだから。」
と一蹴され親子で鼻をへし折られた記憶がある。

成績順位(当時は順位が開示されていた)が最も良かったのは中1の1学期。
渋々ながら入塾許可された前述のスパルタ学習塾でも上位クラスをキープしていた。(クラス入替テストが毎月あった)
が、それも数ヶ月のこと。
中1の後半からは成績(というかやる気?)も塾のクラスも下降の一途を辿り、塾長の予言は見事的中したのでした。

いっぽう初潮を迎えたのは中1の2学期・・成績のピークと奇しくも一致します。
身長がよく伸びたのもやっぱり小6〜中1で、初潮とともに失速。
"女子の体は妊娠出産モードに切り替わると骨や脳まで手が回らなくなる"という過去記事のとおりです。

そこで、"頭が最も冴えている時期"=学力臨界期と仮定すると。
女子は思春期(初潮)到来の少し前が、その学力臨界期なんじゃないかと。
そして身長が伸びなくなると、勉強(やる気?)も自律的にはもう伸びないよというお知らせなんじゃないかと。
だだし根拠は私の一例に過ぎずあくまで憶測ですが・・。

ひとつ言えるのは、女子は産む性ゆえに体も心も男子より早熟であり、おそらく学力臨界期も男子より早い。
となると女子は男子に見られるような大器晩成(いわゆる大化け)は期待できず、10代後半で臨む高校・大学受験はだんぜん不利。
ならば女子は男子がまだ目覚めていない小6で中学受験し、1日も早く大学受験に向け始動するという選択肢もあり?

・・・もっともこちらは中学受験とは無縁な地域で、稀に受験する家庭があってもほぼ異端者扱い。
マイノリティーにすっかり懲りている私に中学受験はまず考えられませんが、先取り学習のくもんあたりはやらせても悪くないかなと。
なんせ女子は短期勝負なので。
都会で中学受験を迷っておられる女の子ママさんの参考になれば幸いです。
(あ、でも中学受験には男子枠女子枠なんかがあったりするんでしょうか?)

さて、早生まれのトラちゃんは体が小さく精神的にも幼稚、今は何をしてもビリッケツですが、この論法でいくと女子の早生まれはそう悪くないように感じます。
早生まれっ子は幼少期から皆についていくのに必死だから頑張り屋さんが多いとか、反抗期(中2病?)が遅い分、物事を素直に吸収できる期間が長いとも聞きます。
学力臨界期を境に易きに流れ、高校受験も大学受験さえも中学時代の学力貯金でやり過ごした私としては、トラちゃんにはぜひ早生まれのアドバンテージを生かして欲しいところ。
本当は学校に毎日楽しく通ってくれるだけで100点満点のはずなのに、学童保育を卒所したらくもんにしようかそろばんにしようかと悩むあたり、つくづく親の欲目だなぁと思うのでした。



■そうは言っても成長著しく多感な時期を受験一色にしてしまうのもどうよ、と思ったらこんな本がありました。




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2017年08月01日

雑用力

高校野球の季節です。
地元高校野球部の隠れファンの私は、年に何度か地方大会に足を運びます。
そのキッカケは野球好きの父に連れられ、わけもわからず観戦していた幼い頃の原体験。
野球少年の息子も知ってる選手もいないのに、早めに球場入りしシートノックに心躍らせる自分には幼児体験の威力を感じずにはいられませんが、それはひとまず置いといて。

高校野球観戦の醍醐味は何と言っても選手のひたむきさ。
気迫あるプレーはもちろん、最後まで諦めない不屈の精神、チームワーク、思いやり・・といった空気はテレビ画面では伝わらないものがあります。
そして最近私が注目しているのは、選手らの雑用力。
ワーママ目線で彼らを見ると、野球部って雑用力高いな〜といつも思うのです。
(野球部に限らずかもしれませんが、野球しか見たことがないので。)

まず球場へ行くと、その日試合の無い他校の選手が交通整理をしていて、その礼儀正しさといったらない。
観客一人一人、トラちゃんにさえ帽子を取って"おはようございますっ"と一礼、誘導してくれる。
もちろん帰りは"ありがとうございましたっ!!"と見送られ、目当てのチームが勝っても負けても本当にすがすがしい気分になる。
試合中はランナーコーチや伝令といった定常業務?のほかにも、出塁後のバットを回収したり、水を配ったり、キャッチャーに防具をつけたり・・とスタメン以外の雑用が結構忙しい。
仮にそれが当番制だったとしても、仕事をキビキビとこなす姿は見ていて実に気持ちが良く、野球部は進学・就職とも引く手あまたという話に納得がいくのです。

そもそも上下関係の厳しい野球部は、強豪校になればなるほど雑用や先輩のパシリが後輩の主な仕事。
それがいいかどうかはともかく、下っ端は常に気を利かせて行動しなきゃ生き残れない。
レギュラー入りを目指すなら自主練は言うまでも無く、さらに学業不振だとベンチ入りできないチームもあると聞く。
つまり、彼らには頑張らなきゃならない場面がとっても多いのだ。
観客が魅了されるのは、ずっと継続してきたその頑張りが彼らの一挙一動に垣間見えるからなのではないかと。

で、何が言いたいかというと。
家事も会社の仕事も、その多くは雑用の集合体。
そこに効率を求めるなら、やる気と根性があってフットワークの軽い人がいいに決まってる。
だって勉強ができなくても誰にも迷惑はかからないけど、仕事ができないと本当にたくさんの人に迷惑がかかるのだ。
最近の就活は体育会系が断然有利、公務員試験でさえ課外活動重視というが、部活でしごかれた人にどんくさい人はおらず、目配り気配り上手、しかも打たれ強いということなのだろう。

ところでこの雑用力を家庭で身につけるには、幼い頃から手伝いをさせることが肝心なんだとか。
私もよく母に、「女は勉強よりも家のことが出来なきゃダメ。」と言われ、その昭和的価値観に憤慨したものだけど、大人になった今はそれも確かに一理あるな、と思う。
なぜなら、仕事ができるワーママはたいてい家事能力も高いから。

しかし。
昔は"おしん"のように子供が家事労働をするのは当たり前だったのに、今はその多くが機械化または外注化され、子供に何かさせたくても大した用事がない。
それどころか、手伝いよりも勉強してほしいとか、習い事が忙しくて親が時間割を合わせてる、なんて家庭も多い。(わが家もたまにあり
トラちゃんなどは学校から渡された"お手伝いカード"のために渋々"新聞を取ってくる"で丸1個とかそんなレベル。
それでなくても子1人に対し大人2人のわが家では、お手伝いどころかつい親が何かと手出ししてトラちゃんの自立(自律?)を妨げている。
この家庭環境下で雑用力を高めようなんて、どだい無理なのだ。
そもそも家の手伝いをろくにしてこなかった私が、わが子にはぜひ雑用力をというのも虫が良すぎるのだが・・

こうなったらもう縦社会の運動部でしごいてもらうか、バイトをじゃんじゃんさせるしかないか。
それとも野球部のマネージャーでもさせようか!?
・・などと本気で妄想してしまう、いち高校野球ファンなのでした。




■過去記事でもご紹介したことがあるシートマスク。
当時は週に1度ご褒美的に使用していましたが、更年期まっただ中の今はほぼ毎日使用。
これをやらないとやらないでは老け感が違います!!(眉間の皺も取れます
シートに厚みがあって扱いやすく、しかも100枚入りとお得です。
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