2020年07月27日
Ｕｎｕｓｕａｌ ｓｕｍｍｅｒ��
�，梁海�です。
山小屋に避難したくなるほど迷惑なご近所の筆頭は、やはりH親子だ。
放課後、Hちゃんが我が家に入り浸りなのは今に始まったことではないが、最近は私が帰宅し夕飯準備を始めようが夫が帰宅しようが、なかなか家に帰らないのだ。
特にトラちゃんの某クラブがある日はイライラMAX
こちらはクラブの前にトラちゃんに何か食べさせねばと朝から夕飯の段取りをし、仕事を切り上げダッシュで帰宅しているというのに
もちろんトラちゃんには、クラブの日はHちゃんを家に上げるなと度々言っている。
ところがHちゃんは、しばらく来なくなったかと思うとまたやって来るという具合。
呆れたことに、我が家に来ない日のHちゃんはよその家に上がり込んでいるらしい。
しかしトラちゃんにはそれを羨む気持ちもあるのだろう。
Hちゃんにダメと強く言えないトラちゃんの気持ちはわからないでもない。
・・などと悶々としていたある日。
Hちゃんが友達の家に入り浸る意外な理由が分かった。
それは、Hママの"テレワーク"。
いやテレワークなら、放課後に親が在宅なのだから放置子にならずに済むじゃないかと思われるだろう。
私もそう思っていたし、実際それがテレワークのメリットでもある。
しかし過去記事の通り、Hママの思考は独特。
トラちゃんがHちゃんから伝え聞いた理由はこうだ。
「子供が家にいると会議とかの邪魔だから、友達の家に行きなさいってママに言われてるんだって。
だから仕方がないの。」
開いた口が塞がらないとはこの事である。
これってもしかして、夏祭りの憂鬱と引き換えに与えられた試練・・・
このままでは、短いとはいえプールや校庭の解放もない夏休み、我が家は朝から無償の学童と化してしまう。
なぜなら、人の気持ちがわからないHママにお互い様とか遠慮といったものは期待できず、その子であるHちゃんの図々しさにブレーキがかかることもないからだ。
となると、今年もトラちゃんの予定を塾やスイミングで埋めるか、山小屋にでも籠ろうかとなるわけだが、いい加減、放置子（というか放置親）対策をするのも疲れてきた。
だいたい、なんで迷惑を被っているこちらがお金を払って対策せにゃならんのか
と憤懣やるかたないUnusual summerである。（つづく）
山小屋に避難したくなるほど迷惑なご近所の筆頭は、やはりH親子だ。
放課後、Hちゃんが我が家に入り浸りなのは今に始まったことではないが、最近は私が帰宅し夕飯準備を始めようが夫が帰宅しようが、なかなか家に帰らないのだ。
特にトラちゃんの某クラブがある日はイライラMAX
こちらはクラブの前にトラちゃんに何か食べさせねばと朝から夕飯の段取りをし、仕事を切り上げダッシュで帰宅しているというのに
もちろんトラちゃんには、クラブの日はHちゃんを家に上げるなと度々言っている。
ところがHちゃんは、しばらく来なくなったかと思うとまたやって来るという具合。
呆れたことに、我が家に来ない日のHちゃんはよその家に上がり込んでいるらしい。
しかしトラちゃんにはそれを羨む気持ちもあるのだろう。
Hちゃんにダメと強く言えないトラちゃんの気持ちはわからないでもない。
・・などと悶々としていたある日。
Hちゃんが友達の家に入り浸る意外な理由が分かった。
それは、Hママの"テレワーク"。
いやテレワークなら、放課後に親が在宅なのだから放置子にならずに済むじゃないかと思われるだろう。
私もそう思っていたし、実際それがテレワークのメリットでもある。
しかし過去記事の通り、Hママの思考は独特。
トラちゃんがHちゃんから伝え聞いた理由はこうだ。
「子供が家にいると会議とかの邪魔だから、友達の家に行きなさいってママに言われてるんだって。
だから仕方がないの。」
開いた口が塞がらないとはこの事である。
これってもしかして、夏祭りの憂鬱と引き換えに与えられた試練・・・
このままでは、短いとはいえプールや校庭の解放もない夏休み、我が家は朝から無償の学童と化してしまう。
なぜなら、人の気持ちがわからないHママにお互い様とか遠慮といったものは期待できず、その子であるHちゃんの図々しさにブレーキがかかることもないからだ。
となると、今年もトラちゃんの予定を塾やスイミングで埋めるか、山小屋にでも籠ろうかとなるわけだが、いい加減、放置子（というか放置親）対策をするのも疲れてきた。
だいたい、なんで迷惑を被っているこちらがお金を払って対策せにゃならんのか
と憤懣やるかたないUnusual summerである。（つづく）2020年07月23日
Ｕｎｕｓｕａｌ ｓｕｍｍｅｒ��
この時期の憂鬱の種、夏祭りが今年は無い。
トラちゃんはひどくガッカリしているが、私は誰と行くのかとか、待ち合わせはどうするのかといったヤキモキから解放され、正直ホッとしている。
ことに今のクラスは、夏祭りを一緒に回るほどの仲良しがいるようには（私には）見えず、その懸念が顕在化したかもしれない約束の場面が無いだけでもありがたい。
なぜならお祭りというのは、往々にしてクラスの仲良しより、近所同士やスポ少仲間といった放課後繋がりが優先されるものだからだ。
夏祭りの中止に伴い、子供会の仕事である巡回パトロールもやらずに済んだ。
本来ならHママと一緒に組んでのパトロールだったので、これにも胸をなでおろしている。
何しろ人が集まるイベント大好き、野次馬根性全開のHママである。
もし実現していたら、いつもの調子で彼女の知り合い探しに付き合わされ、知りたくもない個人情報を聞かされ辟易していたと思うと、不謹慎ではあるが神様ありがとうという気分だ。
また今年の夏は、自治会・子供会共催の納涼祭やラジオ体操も中止になるらしい。
役員としては面倒な出番が減って嬉しい反面、学校のプール開放や体育館解放もないとなると、あまりに味気ない夏休みである。
しかし今の日本の状況では遠出もできず、かと言って家にばかりいるとGWの二の舞になるのは明らか。
ならばいっそ近場の山小屋にでも籠ろうかと、半ば本気で考えてしまうこの頃である。（つづく）
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ことに今のクラスは、夏祭りを一緒に回るほどの仲良しがいるようには（私には）見えず、その懸念が顕在化したかもしれない約束の場面が無いだけでもありがたい。
なぜならお祭りというのは、往々にしてクラスの仲良しより、近所同士やスポ少仲間といった放課後繋がりが優先されるものだからだ。
夏祭りの中止に伴い、子供会の仕事である巡回パトロールもやらずに済んだ。
本来ならHママと一緒に組んでのパトロールだったので、これにも胸をなでおろしている。
何しろ人が集まるイベント大好き、野次馬根性全開のHママである。
もし実現していたら、いつもの調子で彼女の知り合い探しに付き合わされ、知りたくもない個人情報を聞かされ辟易していたと思うと、不謹慎ではあるが神様ありがとうという気分だ。
また今年の夏は、自治会・子供会共催の納涼祭やラジオ体操も中止になるらしい。
役員としては面倒な出番が減って嬉しい反面、学校のプール開放や体育館解放もないとなると、あまりに味気ない夏休みである。
しかし今の日本の状況では遠出もできず、かと言って家にばかりいるとGWの二の舞になるのは明らか。
ならばいっそ近場の山小屋にでも籠ろうかと、半ば本気で考えてしまうこの頃である。（つづく）
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2020年07月19日
はやわざ御免
待ちに待った夏がやってきた。
と言っても夏休みのことではない。
何が楽しみって、大相撲七月場所だ。
というのも休校中、祖父母宅でテレビばかり見ていたトラちゃんは、いつの間にかすっかり"スー女"（相撲好き女子）に。
主要力士の顔やしこ名はもちろん出身地や得意技まで覚え、今日の取組を熱く解説してくれていたのだ。
そんなトラちゃんにつられ、私も朝刊やネットのスポーツ欄を眺めるようになったのだが、ある日、非常に読み応えのあるコラムに出会った。
それは大相撲解説者、元横綱北の富士さんのコラム「はやわざ御免」。
北の富士さんというと元横綱千代の富士を育てた名親方だが、そのこなれた文章は御歳78歳の元力士のものとは思えず、まるで相撲通のコラムニストかと思うほど。
しかも大相撲中継の解説をした後、ホテルの自室でせっせと書いておられると知り、すっかりファンになってしまった。
こちらは春場所で、横綱白鵬が禁断の張り手に出た際のコラム。
時々登場する解説のライバル（？）舞の海"下げ"も絶妙です。
（バックナンバーは有料のため、まとめてご紹介できないのが残念。）
東京中日スポーツ・北の富士コラム
このコラム、なんと自筆で30分もかからず仕上げておられるのだそう！
私はブログ1本書くのに2時間以上かかるというのに･･
できればぜひブログもやっていただきたいものです。
手書きでスラスラと原稿用紙に血を通わせる『30分の奇跡』 北の富士さんの名物相撲コラム「はやわざ御免」はこうして完成する
そしてこちらは、私と同じく北の富士さんのコラムを心待ちにする記者のコラム。
なぜ北の富士さんは自筆でコラムを書き続けるのか
ちなみにトラちゃんのイチオシは角界一のイケメン炎鵬（えんほう）。
私は、いつもニコニコ、いい人全開の隆の勝（たかのしょう）。
彼らの七月場所での活躍もさることながら、コラム「はやわざ御免」の更新を楽しみにしているスー女親子なのだった。
◆トラちゃんは相撲協会HP掲載の4コママンガもお気に入り。
「ハッキヨイ！せきトリくん」
![北の富士流 （文春文庫） [ 村松 友? ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3038/9784167913038.jpg?_ex=128x128)
北の富士流 （文春文庫） [ 村松 友? ]
と言っても夏休みのことではない。
何が楽しみって、大相撲七月場所だ。
というのも休校中、祖父母宅でテレビばかり見ていたトラちゃんは、いつの間にかすっかり"スー女"（相撲好き女子）に。
主要力士の顔やしこ名はもちろん出身地や得意技まで覚え、今日の取組を熱く解説してくれていたのだ。
そんなトラちゃんにつられ、私も朝刊やネットのスポーツ欄を眺めるようになったのだが、ある日、非常に読み応えのあるコラムに出会った。
それは大相撲解説者、元横綱北の富士さんのコラム「はやわざ御免」。
北の富士さんというと元横綱千代の富士を育てた名親方だが、そのこなれた文章は御歳78歳の元力士のものとは思えず、まるで相撲通のコラムニストかと思うほど。
しかも大相撲中継の解説をした後、ホテルの自室でせっせと書いておられると知り、すっかりファンになってしまった。
こちらは春場所で、横綱白鵬が禁断の張り手に出た際のコラム。
時々登場する解説のライバル（？）舞の海"下げ"も絶妙です。
（バックナンバーは有料のため、まとめてご紹介できないのが残念。）
東京中日スポーツ・北の富士コラム
このコラム、なんと自筆で30分もかからず仕上げておられるのだそう！
私はブログ1本書くのに2時間以上かかるというのに･･
できればぜひブログもやっていただきたいものです。
手書きでスラスラと原稿用紙に血を通わせる『30分の奇跡』 北の富士さんの名物相撲コラム「はやわざ御免」はこうして完成する
そしてこちらは、私と同じく北の富士さんのコラムを心待ちにする記者のコラム。
なぜ北の富士さんは自筆でコラムを書き続けるのか
ちなみにトラちゃんのイチオシは角界一のイケメン炎鵬（えんほう）。
私は、いつもニコニコ、いい人全開の隆の勝（たかのしょう）。
彼らの七月場所での活躍もさることながら、コラム「はやわざ御免」の更新を楽しみにしているスー女親子なのだった。
◆トラちゃんは相撲協会HP掲載の4コママンガもお気に入り。
「ハッキヨイ！せきトリくん」
北の富士流 （文春文庫） [ 村松 友? ]
