2009年08月

2009年08月22日

羊水検査(15w)

今年は長梅雨で、お盆直前になりようやく短い夏がやってきたという感じですが、
私のつわりもここへ来て天候に合わせ少しずつおさまってきました。

朝晩の吐き気はまだ多少あるもののピーク時とは比べ物にならず、また日中の
間食回数が減り、吐き気の耐久時間が明らかに長くなったと気づいてからは、その
時々の好みの食べ物を手元に常備せねばならないストレスから開放されました。
お陰で長時間の外出も恐れずに出来るようになり、気分的に随分と楽になりました。

今思えば、嘔吐はもう無いかなと感じ始めた15週のある朝、出勤間際に嘔吐が急襲、
初めてトイレの便器まで間に合わず大失態をやらかし泣きながらトイレ掃除をした
のが私の「つわり終息宣言」だったように思います。

それにしてもつわり期間3ヶ月、人生で一番と言ってもいいくらいしんどかったぁ


一方、毎日のように通っていた名残惜しいジムは、契約更新の関係で今月末が
退会となる予定。
現在は気分の良い日限定のお風呂会員と化していますが、同じジムに通う職場の
人懐っこい後輩(B型・男)に時々「ねぇねぇfeeさん、今日こそは一緒にヨガで癒され
ましょうよ〜。」と誘われ言葉を濁して断るのが辛く、彼にもそろそろ妊娠を報告
しようかと思っています。(体型の変化で気づいてくれても良さそうなものだが。)

つわりがおさまると今度は猛烈な食欲が襲ってくるという話なので、安定期に入る
これからは、ウォーキング等で体重管理に努めねば!!


さて。
更新が滞りましたが、まずは14週の健診レポートから。

この時も夫が(当然のように)病院についてきました。
14週目はマザーケア外来ということで、医師ではなく助産師さんの診察でした。

番号を呼ばれ診察室に入ると助産師さんは私の顔を見るなり

(助産師さん)「あら?旦那さんも一緒でしたよね?呼んでいらしたら?」

と勧めます。

「えっ?いいんですか!?」

と言い夫を呼ぶと、嬉しそうに夫が駆け寄ってきました。

まずは体調を聞かれた後、いつもの体重および血圧測定。

「ちょっと体重が増えるペースが速いかなぁ・・・。feeさんの妊娠前のBMIだと
最終的にプラス11圓鮠絽造塙佑┐討ださいね。」

「以前は毎日のように運動をしていて、妊娠が発覚してから急にやめたので、
母子手帳を貰うまでに既に2垓瓩増えてしまったんです

「そうなの? じゃぁ10週目の体重を基準としてもいいわよ。
それから、やや貧血気味ね。妊娠後期になると更に貧血になりやすいから注意
してくださいね。
でも、体重や食べ物を気にするのはつわりがおさまってからでいいですからね。」

”鉄分を多く含む食品一覧”の紙を渡され、横のベッドへと促されました。

今日からはどうやら内診ではなく、腹部エコーのようです。

エコー画像が映し出されると、私よりも早く夫が質問を開始しました。

「うわぁ、こんなにハッキリ見えるものなんですね!
心臓はどれですか? ちゃんと動いてますか? 手足は!?」

「心臓はこれで、これが頭、手、足・・・背骨もクッキリ見えるでしょう?
あ、今、手で顔を掻いていますね。」

助産師さんは笑いながら丁寧に説明をしてくれます。

矢継ぎ早に質問をする夫に対し、私はトラちゃん(結局胎児名は寅年生まれという
ことでトラちゃんに決定しました。)のその小さな手をおしゃぶりするような仕草に
感無量で、涙がウルウルし言葉もありませんでした・・・。

「次回の検診は18週目になります。
あっそうそう 腹帯は準備されましたか?
犬が安産だということに因んで、日本では月数で5ヶ月目の最初の戌の日から腹帯
を着ける風習があります。
feeさんの場合は・・・21日が戌の日ですね。
最近は色んな種類が出てますけど、産後も使えることを考えるとベルトタイプが
おススメかな。
ほかに何か、質問はありますか?」

「あの、実はクアトロテストを受けたいと思っているんです。」

「そうなの? それでしたらまず医師の説明を聞いていただかなくては。
じゃぁもう一度後でお呼びしますから、しばらく待合室でお待ちください。
ちょうど旦那さんもいらしてるし、一緒にお話を聞いてくださいね。」

私達はお礼を述べ、診察室を出ました。

間もなく医師に呼ばれ再び診察室に入ると、なんと今回の医師は流産の時に執刀
してもらったあのイケメン先生

私が「お陰さまで、また妊娠することができました。」とお礼を言う暇もなく、先生
は事務的な口調で話し出しました。

「クアトロテストを受けたいとのことだけど、検査費用は9千円ほどです。
しかしこれはあくまで確率の数字がわかるだけなので、受けてもあまり意味は無い
と思われますが?
そもそも、なぜ出生前診断を受けようと思うのですか?」

イケメン先生、流産の時とはなんだか様子が違う。
言葉にもややトゲがあるような・・・

しかし私は「これはきっと本気度を試されているに違いない。ここでひるんでは
いけないっ!」と思い、これまでに夫婦で相談してまとめた意見を冷や汗をかき
ながら必死で話しました。

「・・・というわけで、羊水検査を受けずに済むような良い結果がクアトロテストで
もしも出れば・・・と思ったのですが。」

「なるほど。確かにそういう結果が出る可能性もありますね。」

安易な気持ちで検査をするのではないということをわかってもらえたのだろうか。
先生の表情と言葉が少し和らぎます。

「しかしクアトロテストの結果は、今お腹にいる赤ちゃんの状態を証明するわけ
ではありません。
そういうご事情ならば、羊水検査のほうが確実な結果が得られます。」

この病院の方針なのだろう、それでも決して「お勧めします」とは言いません。

「では、クアトロテストをせずに、羊水検査をお願いします。」

「・・・わかりました。では、ご説明します。」

揺るがない決意のほどがどうやら通じたようで、イケメン先生、ついさっきとは
すっかり雰囲気が変わり、流産の時の優しい先生に逆戻り。
そうと決まればと熱心に説明を始めます。

「ご存知だとは思いますが羊水検査でわかるのは3種類の染色体異常のみです。
結果が出るまでには3〜4週間ほどかかります。
それから、赤ちゃんの性別もわかりますよ。

検査はお腹に細い針を刺して羊水を少し抜き取ります。
お腹の表面に麻酔をする時と、子宮を貫く時に少し痛みを我慢していただくことに
なります。
針を刺すのはせいぜい5分程度ですし、最初以外は痛くないですよ。

検査は分娩室で行いますので、お産が入ると多少待っていただくことになります。
15〜16週が最も検査に適した羊水が採取できると言われていますから、○日で
いかがでしょう?」

「一泊入院になるのでしょうか?」

「いや、日帰り入院という形で、検査の後しばらく安静にして、異常が無いかの
診察を行い、問題が無ければ夕方には退院していただけます。」

「では○日でお願いします。」

「旦那さんもおいでですから、この同意書にそれぞれ署名をお願いします。
この後、入院等の説明を聞いていってくださいね。」

「羊水検査のリスクについてはどうなんでしょう?」

「確かにそういう問題もありますが、少なくとも私は羊水検査で破水したという
話は一度も聞いたことがないですね。
この病院の他の先生も、ほとんど聞いたことがないと言っていますし、もしそういう
事故が稀にあったとしても、それは検査とは別に要因が考えられるのではないかと
思われます。」

これを聞いて私達はひと安心。
それがたとえ患者への気休めの言葉だったとしても・・・。

「検査をしてどうするの!」と言わんばかりだった先生の第一声や、その後の親身
な説明に彼のプロ意識を垣間見たような気がした私は、改めて彼への尊敬の念を
深めたのでした

その後、看護師さんに検査費用や入院窓口の受付時間、持ってくるもの、検査が
終わるまで何も食べてはいけないことなどを説明されました。

ひぇ〜 つわりがおさまっていなかったら、地獄の一日だ。
飲まず食わずで半日以上なんて、持つかな

それにしても羊水検査の費用が5万円弱とは、何て安いんだろう!!

ネット情報では羊水検査の費用は10〜15万円、別の総合病院で羊水検査を受けた
同僚は9万円ほどだったらしいから10万円は覚悟してたのに。(ただしその同僚は
一泊入院だったそう。)
クアトロテストの費用も2万円が相場だと聞いていたのに9千円と格安だし・・・。


病院を出た後、検査費用のうち2万円は県の収入証紙で納めるということで、
収入証紙を扱っている最もポピュラーな所だと看護師さんに勧められ警察署へ。

妊婦が羊水検査のために警察署へ出向くとは、いやはやなんともミスマッチ・・・。


帰り道、私達夫婦はトラちゃんの話題で盛り上がりました。

「今日は感動したなぁ。あんなに背骨までクッキリ見えるなんて!
ついこないだまでは枝豆みたいだったのになー。」

「そうだねぇ・・・すっかり人間らしくなったね。
とりあえず12週を無事通過することができて良かったぁ。」

「ウチの家系は男系だから、トラちゃんは男の子のような気がするなぁ。
僕、女の子を育てるのなんて想像できないし。」

「この私が男の子を産むと思う!? ほとんど草食動物の私が??
私、子供の頃から、産むとしたらきっと女の子だろうなと思っているんだけど。」

・・・なんて言ってはみたものの、夏の甲子園のTV中継を見ていると、どの子も
抱きしめてやりたいくらい爽やかでかわいらしくて(あの爽やかさは全国大会に
出るほど鍛えられている彼らだからこそであり、わが子があんな風に育つとは
とうてい思えないが)あんな子たちなら私も欲しいなーなんて思ってしまう。
最近はつい男の赤ちゃんが出るCMや宣伝ポスターに目が行ってしまうし・・・。
(もっとも広告って男の赤ちゃんを起用する場合がほとんどなのだが。)

出産までのお楽しみに取っておこうと思っていたトラちゃんの性別が、1ヶ月後
には正確にわかってしまうということで、なんだか複雑な心境の私なのでした。


そしていよいよ羊水検査の日。

この日はスッキリとした好天に恵まれ、午前中から吐き気も少なく体調は良好。
一泊入院で検査を行う病院もあるのだから安静が必要なのだろうと思い、万が一
のため病院により近い実家に宿泊することにした私は(これが結婚後初めての
実家泊まりでした。)朝から夫の夕飯用のカレーを仕込みいざ出陣。

病院へ行く途中実家へ寄ると、検査後に食べるようにと母が手作りのお稲荷さんを
持たせてくれ、父にも冷えたスイカを食べるように勧められたものの、検査が済む
までは何も食べることが出来ないのでグッと我慢。

入院窓口で受付を済ませ産婦人科病棟へ行くと、病衣に着替えるように指示され
待つこと数分、看護師さんに連れられまずは診察室へ。

そこで再び看護師さんによる羊水検査の問診がありました。

過去の病歴、手術歴や出産歴、夫の年齢、家族や親戚に先天性の病気を持った
人がいるかどうか、羊水検査を希望したのは誰か? そしてここでも羊水検査を
受ける理由。

一通り終わると分娩室へ案内されました。

「8月はなぜかいつも出産ラッシュなのよ〜」と看護師さんが言っていたとおり、
パーテーションで仕切られた2台の分娩台のうち1台にはお産が始まった妊婦さん
が運ばれてきたばかりで、私が横たわった分娩台もつい先ほどまでお産に使用
されていたとのこと。

「あぁ、あれが赤ちゃんの体重計だな。あれは心拍計かな。」などと周囲を見回して
いると、例のイケメン先生がやってきました。

えっ!? イケメン先生が検査してくれるんだ〜!

この前の説明の時、どこかのセンターに電話をかけて何かの予約をしていたから
てっきり専門の技師か誰かが来るのだと思い込んでいたため少々ビックリ。

イケメン先生は流産の時と同じく、穏やかで優しい笑顔を向け

「緊張してますか〜? 大丈夫、大したこと無いですからね。」

と言い私をリラックスさせてくれました。


まずはエコーでトラちゃんの様子をチェック。

「心臓、目、鼻、この丸いのは胃だよ。元気にしているね。
胎盤を避けるようにして上の空間を狙います。」

今日のトラちゃんは胎嚢の底で手足を伸ばし長くなって寝そべっていました。
それはまるで検査が行われることを知っているかのよう・・・。

何ていい子なのだろう。(既に親バカ)
お願いだからもう少しの間、大人しくしていておくれ。

祈るような気持ちでした。

お腹に手術用の丸い穴のあいた布をかけられ、いよいよ検査に突入です。

「多分この麻酔が一番痛いと思うよ。」

看護師さんが「ごめんねー」と言いながら下腹部に麻酔を打ちました。

いたたたた・・・ 確かに痛い。
でも、普段の注射の痛さとそう変わらないからこれは耐えられる。

「もう一本打ちますよ。これは痛いですか〜?」

「それほど痛くはないです。」

既に一本目が効いていたのだろう、二本目はあまり痛みを感じませんでした。

その直後。

・・・

いきなりググッと嫌な痛みが内臓を突き、全身が硬直。

顔をしかめた私に

「痛かった?」

「痛いっていうか・・・グッとなって、嫌なかんじ・・・。」

「そうだね、貫く感じが嫌だよね。」

と苦笑いする先生。

だまされたぁ〜

皮膚の感覚とは違う、あの内臓というか子宮壁を貫通する嫌な感触は、何とも形容
しがたいものでした。
すごく痛いかと言われればそうではないけど・・・もう二度と勘弁

羊水を採取する時間は正味2分程だったろうか。
しかしそれはとても長く感じられ、力まず呼吸をしてと言われても呼吸というほどの
息をつく気にはなれず恐る恐るの浅い息で首より下は固まり、お腹のほうを見るのも
恐くてモニターのトラちゃんを凝視して時が過ぎるのを待つばかり。

「終わりましたよ。しばらくお腹を固定しますから、静かにしていて下さいね。
お腹、痛いですか? 生理痛みたいな?」

「あー確かに生理痛みたいです。」

「それはすぐにおさまると思いますよ。
1時間ほどしたら様子を見に来ますからね。」

「ハイ。ありがとうございました。」


無事終わったよトラちゃん。
動かずにいてくれて、本当にありがとう!!!


私の腹部にはお腹の張りの強度を計るらしい装置がベルトで取り付けられ、手元に
ナースコールのボタンを置き、先生と看護師さんはそそくさと隣の分娩台へと去って
行きました。

ホッとひと息ついて耳を澄ませると、隣のお母さんのお産が進んでいるようで、
苦しそうな息づかいや心音(赤ちゃんの心音かな?)、先ほどの看護師さんや
旦那さんの励ます声が聞こえてきました。
どうやらイケメン先生もお産に立ち会っているようです。
そこでようやく私は「あの看護師さんは助産師さんだったんだ。」と悟り、私の検査
と掛け持ちしなくてはならない彼らの多忙な状況に、頭が下がる思いでした・・・。

ふとお腹に取り付けられた装置の先の機械を見ると、お腹の張りを表していると
思われる数値が表示されています。
時間が経つにつれ少しずつ数値は低くなり、「あぁ、注射で緊張していた張りが
おさまっていくのだな」と思っていたら。

隣のお母さんの呼吸が更に辛そうになり、助産師さんが「あと少しですよ、呼吸を
止めないでね、赤ちゃんが苦しいからちゃんと息継ぎしましょうね!」と一生懸命
励ます声が聞こえてきました。

私はその様子にすっかり感動し思わず涙
そこへ別の医師と看護師さんが慌しく入ってきたため、急いで涙を拭います。

先生がもう一人来たということはいよいよ誕生なのだと思い、再び先ほどの
機械を見るとなんと、さっきよりも数値が上がっているではないか!!

どうやら隣のお母さんのいきむ様子に同調し、私のお腹も張ってしまったようです。


・・・とその時。

「ホンギャァ〜」

唐突に産声が・・・

「おめでとうございます、元気なお嬢ちゃんですよ〜!」

新しい命が誕生した瞬間でした。

私は、音しか聞こえないながらもその光景が目に浮かぶようで、またしても涙々
なのでありました・・・。


その後バタバタとお母さんの家族が出入りする様子や、赤ちゃんの身長や体重を
計る様子が遠くに聞こえまどろんでいると、何と!

ポコポコとしたトラちゃんの初胎動で目が覚めました!!

最初は腸が動いたのかなと思ったけど、腸が動くようなものは何も食べていないし
どうも様子が違う。
ベルトで装置を固定されお腹を強めに圧迫していたから、何度も続いたあれは
間違いなく胎動だったのだろう・・・と今でも思っています。


しばらくすると、ひと段落した様子のイケメン先生と助産師さんが戻ってきて
診察がありました。

「赤ちゃん、元気にしてますね。出血も見られないですし、お腹も柔らかく
なっていますから特に問題は無いですね。」

「分娩台を降りる時はゆっくり降りてね。着替えが終わったらお帰りになっても
いいですよ。」

へっ? もういいの!?

ほんの一時間しか経ってませんけど・・・。
しかもお薬も無しですか。

これにはかなり拍子抜けしました。

そういえば新生児室には赤ちゃんが10人以上いたし、本当に忙しいんだなー。
ここは言われるとおりさっさと退散しますか。

病院に入ってからわずか2時間。
何のトラブルも起きず無事だったからこそ言えることですが、イケメン先生の言う
とおり(検査の意味はともかく)手順自体は本当に大したことのない検査でした。

羊水検査のお陰で、思いがけずお産の実況を生で体感するという貴重な場面に
遭遇したわけですが、不思議と私の中には「自分にも出来るだろうか」という不安
は無く、むしろ「自分もあんな風に感動を味わいってみたいものだ。」という希望
が芽生えて来ました。
夫にも何とか仕事の都合をつけて出産に立ち会ってもらわなくては!
(もっとも、分娩室に入って30分程度で出産となった隣のお母さんはおそらく経産婦
さんで、友人達が口を揃えて「分娩台で絶叫した」と言っていたのにあのお母さん
は絶叫する様子も無く、助産師さんにも上手上手と褒められていたことを思うと、
私に彼女と同じようなお産が出来るとは思わないほうが賢明でしょうが・・・。)


そんなわけで、羊水検査の第一関門はトラちゃんの多大な協力のお陰で無事
クリアすることが出来、夫と共に胸をなで降ろしているところです。
この後は18週の定期検診、そしてその1〜2週間後には羊水検査の結果が判明と
なりそうです。

夫と出会ってちょうど一年。

今はただ、性別なんてどうでもいいから、とにかくトラちゃんが健康であります
ようにと願うばかりです。

長い記事におつきあいいただき、ありがとうございました。

fee_dragee at 19:05|PermalinkComments(20)産活(一人目) 

2009年08月02日

出生前診断考(13w)

妊娠13週目に入りました。
この頃からつわりが落ち着く人も多いそうですが、私は相変わらずの一進一退で、
「つわりの特効薬があれば少子化問題を多少なりとも食い止められるのでは?」
とさえ思うこのごろです。

それまでただ「大変だねー」としか言ってくれなかった夫は、ある朝初めて私の
激しい嘔吐を目撃しショックを受けて以来、以前より労わってくれている様子。

私がマタニティ本片手に
「妊娠中は食べ物とかニオイより、夫の存在が一番気持ち悪いと感じる人も
いるんだってー。でもそれは異性を遠ざけようとする本能だから、夫は決して怒らず
優しく接すること、 だって〜。
あ、そうそう、産後もしばらくは夫に近寄られたくないと感じる人が多いらしいよ。」
と脅すと

「えーっ!それは困ったなぁ・・・feeちゃんはきっとそんなこと無いよね?
だいたい僕、怒ったことなんて一度もないでしょ
と必死な弁明をしておりました。


最近のつわりの傾向は朝晩が吐きづわり、日中は食べづわりのパターンが定着して
います。
胃も下腹もぷっくりして、体は横から見るとまるでキューピーちゃん
食べづわりを抑えるための間食で体重も着々と増加中で、そろそろつわりがおさまって
くれないと後半の体重管理が厳しくなりそうです。

またここ数日の天候不順のおかげで、つわり症状による「今日の天気予報」が出来る
ようになりました!
それは、たとえ晴れていても低気圧が近づいている時は朝から体調が悪く、逆に
朝は雨でも午後から晴れてくるような日は割合過ごしやすい、というもの。
ネットで調べてみると実際につわりの症状は気圧に左右されやすいそうで、全国的に
梅雨明けが遅れている今年の夏は、つわりが長引いている妊婦さんが多いのでは・・・?
と案じています。

次の検診で赤ちゃんの無事が確認できれば、いわゆる初期流産の不安は消えるため
それまでに天候も体調も回復していると信じつつ、もうしばらくの辛抱であります。



さて、懸案の出生前診断について。
非常に難しい問題であるため、テーマに取り上げるかどうか随分迷ったのですが、
近い将来同じような問題で悩む方の参考になればと思い、私が見聞きした情報の
一部をお伝えします。
(出生前診断について否定的なご意見をお持ちの方はどうか以下スルーしてください
ますようお願いします。)


私達夫婦(特に私)は、人生でこれほど悩んだことは無いというくらい悩みました。
さまざまな情報を知るにつれ、出生前診断を受けるか否かについての考えもたびたび
変化しました。

たとえばネット上で多く見かけるのは「結果が悪かったら妊娠を中断するのか?」
「生命の選択をする者に妊娠を望む資格など無い。」という厳しい非難。

それに対して「生まれてくる子供に責任の無い他人がとやかく言う問題ではなく、
子供を育てる両親が決めることである。またその意思決定に良いも悪いも無い。」
という反論。

検査を受ける側の意見としては「結果がどうであれ親として生まれてくる子供の状態
を知り、受け入れる準備を整えておきたい。」という冷静な考え。

また「羊水検査での流産率(1/200〜1/300)を考えると、安心を買うにはリスクが
あまりに大きすぎる」という慎重論。

「親は子供が死ぬまでそばにいてやれず、また現在の日本の福祉政策のお粗末さを
考えると、我々夫婦の経済状況では出生前診断を受けざるを得ない」という現実を
見据えた意見。

そして、出生前診断に反対をしている団体に所属する人々(主に障がいや先天性の
病気を持つお子さんの親)の多くが実際には次子の出生前診断を行っている、という
現状から垣間見る、きれいごとからは程遠い彼らの日々の苦悩。(経済的な問題、
暴力や性の問題、両親の高齢化と子供の将来etc)

一方では、異常が見つからなかった人の意見は当然多数派であり不本意にも妊娠
を中断した人や産んだことを後悔している人はメディアやネット上に滅多に意見を
発信しないため、結果「産んで良かった」という情報ばかりが目立つのだという
警鐘的アドバイス。

いちいちニュースでは説明しないが、先天性の病気を持つ子供の将来を悲観した親の
子殺しや無理心中が少なからず起きているという現実。

他の先進国の多くが35歳以上の妊婦に出生前診断を行うのはごく一般的なことであり
日本のような喧々諤々の議論は既に閉じていること。


・・・などなど、得た情報はとてもここでは書ききれませんが、はっきり認識したことは
ただ一つ。

悲しいかな、

わが国は、どんな子供でも誰もが迷わず産み育てることができる社会ではない

ということでした。


私達夫婦はといえば、当初出生前診断については否定的でした。

私は、おそらくこの人生(今回の人生?)は「損得勘定からフリーになる」ということ
が最大のテーマなのではなかろうか?と常々考えていたためでした。

夫はもっと単純で、「流産の時にあんなに悲しんでいたfeeちゃんを思うと検査には
賛成できない」というものでした。


しかし悩みぬいた結果、私達夫婦は出生前診断を受けることで意見が一致しました。

結論に至った経緯についてはうまく表現する自信がないので割愛しますが、羊水検査
を受けた同僚が身近にいたことや、同級生が2度の妊娠で2回とも羊水検査を受けたと
いう話を知り「2度と受けたくないというほどの検査ではないらしい」と感じたことは覚悟
を決める後押しとなりました。

次回の検診時、クアトロテスト(血液検査)およびその結果が悪ければ羊水検査へ
進む意思があることを病院に伝えるつもりです。
(ただし、クアトロテストの結果を待つことで羊水検査が間に合わなくなるようで
あればいきなり羊水検査を行うことになると思われます。)


私達夫婦は結論を出すにあたり、いくつかの取り決めをしました。

クアトロテストにおけるダウン症児の確率(基準値)は41歳で1/66、42歳なら1/50。
この数値は羊水検査での流産率よりは遥かに高いことから、羊水検査のリスクは
私達は考えないこと。

高齢妊婦のほとんどはクアトロテストが悪い数値になるというが、もしも羊水検査
のリスクよりも低い確率で結果が出た場合は羊水検査に進まないこと。

羊水検査の結果不幸にも陽性であったら、今後は子供を望まず2人で暮らしていく
こと。(この約束が夫婦間で出来ない場合は検査を受けないほうが賢明。)

クアトロテストや羊水検査でわかるのはごく一部の先天性異常であり、生後判明した
異常についてはいさぎよく受け入れ、親として精一杯の努力をすること。

よって(羊水検査に進むか否かに関わらず)もしも介護が必要な子供を授かった場合
は夫が仕事を辞め、私がキャリア変更を希望し総合職へ転換すること。
・・・これについては男のプライドを傷つけかねないデリケートな問題で、かつ「損得
勘定からフリーになる」という理念に矛盾するものの、夫の年間のべ拘束時間の
約半分の拘束時間で夫よりも多くの賃金を得ることが出来、さらに夫よりは昇給や
昇格の機会がある私の仕事を優先するしかないという苦しい事情がありました。

もっともこうした生活スタイルは私達の住む田舎では周囲に例がなく、あまり現実的
な話ではないため、その時になってみなければわかりませんが・・・。


折りしも世は「次の100年が決まる」とも言われる歴史的総選挙前夜。
恥ずかしながら私がこれほど選挙を身近に感じることは初めてで、これまで他人事
であった福祉政策についても関心が湧き、各党のマニフェストを読み比べている
あたり、少しオトナになった気分です。

既婚友人が「人生は手を替え品を替え難問が押し寄せてくる」と言っていたとおり、
今回の出生前診断の問題一つで多くのことを考えさせられた私は、人生を切り開く
につれ、悩みもひとつずつステップアップするのだということをあらためて実感
しています。
何はともあれ「産むことになっている人は産む」のだそうで、私も結果を恐れず
前進あるのみ、であります。





最近やや便秘気味のため、便秘対策に有効という「ひまし油マッサージ」を実行して
みようと思っています。(デトックスにも効果的なのだとか)
ひまし油は妊娠線予防や会陰ピチュにも使用できるとのこと。
非精製のもののほうが効果が高いそうです。

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fee_dragee at 19:44|PermalinkComments(20)産活(一人目)