2010年07月

2010年07月28日

イエカツ始動

連日猛暑が続いています。
昨年はつわり期間が長梅雨と重なり辛かったものですが、今年のような猛暑で
妊婦というのもさぞ大変だろうと妊婦さんを見かけては思うこの頃です。


さてトラちゃんは生後5ヶ月となり、ますます肉づきが良くなってきました。
新生児の頃パッチリだった目は今やパタリロのようにお肉に埋もれ、どこかで
すり替えられたかと思うほど顔つきが変わってしまいました。
しかもピンクの服を着ていても「男の子?」と聞かれるほどの男顔で、甥っ子の
お下がりを着せると「長男坊のトラです」と言いたくなるくらい似合い、「これって
もしや、お腹にいた時にトラちゃんって呼びかけていたせい?」と思ったりするの
でした。

そんなトラちゃんが寝返りをするのは当分先のことだろうと思っていたら、4ヶ月
最終週のとある朝、突然寝返りをするようになりました。
この日の寝返りは1度きりでまぐれかぁ・・・とガッカリしていると、その翌日からは
コロコロと日に何度もやり始め(ただし一方向のみ)、更に一週間後には腹を軸に
して方位磁石の針のようにぐるぐる回ったり、ずり這いでの後退をし始めました。
(本人は前進したいらしい。)
トラちゃんが自由に這いまわれる日は近いようなので、掃除の手抜きはそろそろ
やめにしなくては・・・。

ちなみに母が言うには、トラちゃんは私たちきょうだいの乳児時代よりもうんと元気
で食欲旺盛、愛想も良いのだそう。
子供が自分似だと悩むツボも同じだったりして、自分を見ているようで辛くなりそう
なので、出来ればこのまま夫似で育って欲しいと願う私なのでした。


開始時期を迷っていた離乳食は、梅雨明けと同時に開始しました。
近年、離乳食を始めるのはなるべく遅めが良い、という指針が出ているようですが、
トラちゃんは41週もお腹にいたことだしミルクも嫌いだし・・・と思い5ヶ月目で始めて
みることにしました。

初日はおかゆを口に含み妙な表情を浮かべていたトラちゃん、翌日からは食事用
の椅子に座ったとたん、ツバメの子みたいに口を大きく開けてごはんを催促。
この日の分量を完食した後は、もっとくれ〜とブーイング。
「この子はきっと食いしん坊に違いない」と言っていた母の予想は大当たりでした。

ところが離乳食を始めて10日ほど経ったある日、おかゆの次にチャレンジする野菜
としてはメジャーなかぼちゃを一口与えてみたところ、翌日から下痢になってしまい、
離乳食は一旦中断。
ネットで調べてみたところ、離乳食を開始すると下痢がちになるのはよくあることで、
子供が元気であれば心配はなく、一段階前のステップに戻れば良いとのこと。
しかし今は大人でさえもお腹の調子が悪くなりそうな気候なので、離乳食はしばらく
休止し、6ヶ月になる頃に再開することにしました。



ところで、先日からいよいよ本格的に「家活」を始めています。
これまでにも住宅展示場や新築見学会などは行っていたものの、土地が決まって
いない状態では一向に話が進まず、時間ばかりが過ぎていく危機感を感じた私は、
夫を伴い地元の小さな不動産屋へ行ってみました。

対応してくれたのは店主と思われるいかにもひとクセありそうな爺さん。
この爺さん、土地を探していると言う私達の話をロクに聞こうともせず、開口一番
自分語りを始めました。
それは不動産とは何ぞやに始まり、自分がどんなやり方で商売をしているかだの、
自分が過去にどんな物件の世話をしてきたかだの、親がいるのであれば持分登記
をするべし(少しでも売上を大きくしたいためか?)だのと語ること約1時間
トラちゃんを実家に預けてきたため早々に引き揚げたいのに、この爺さんはおそらく
訪ねてきたどの客にも語っているであろう話をいつまでも止めようとしません。
しびれを切らした私が「お手持ちの物件を紹介してもらえませんか」と言うと、ようやく
話を止め近くの物件を車で案内してやると言ってくれました。

しかし爺さんの煙草臭い車の後部座席に乗り込みホッと安心したのも束の間、今度
は新しい物件を案内するどころか、爺さんご自慢の過去の物件の見学周遊ドライブ
が始まったのです。
爺さんの過去の偉業なんてどうでもいいから、早く売り出し物件を見せてくれ〜!と
イライラ限界の私。
対して、怒りや不満の沸点が異常に低い(というか無い?)夫は、爺さんの「わしゃ、
物件を世話したら必ず新築祝いに呼んでもらうことに決めておるんじゃ。」のセリフに
「それは役得ですね〜!」とかのん気に言ってるし

この時点で私は「新築祝いなどに呼んでやるものか!っていうか、この爺さんに世話
になることはないだろう。」と確信。
結局、1時間近くの周遊ドライブで爺さんが見せてくれた新規物件は、私達がリサーチ
済みの分譲地の売れ残りだったり、交通量が多い幹線道路沿いだったりの3件のみ。
もちろんどれも気に入らなかったのは言うまでもありませんでした。

不動産探しは婚活と似ているって言うけれど、いきなり出鼻をくじかれてしまうトコまで
こうも似ているとは・・・。
落胆する私に対し、夫は特に不満もないようでおめでたいったら

ただ、不動産探しが婚活と似ているということは爺さんもしきりに語っていました。
いわく、

結婚は歩いてやってこず、ただ漠然と結婚したいなーだけでは結婚できない。
それは家や土地も同じことで、自ら行動することが大事。
また、自分の譲れない部分と妥協可能な部分を整理してもらわないことには、仲人
(自分)も紹介に困るのである。
そしてそれが出来ないと、欲が出て目移りしズルズル時間だけが経ってしまったり、
お手軽な物件を勢いで買い、後でこんなはずじゃなかったと後悔する羽目になる。
そもそも、最近の若いモンは土地探しより先にハウスメーカーばかり探して、それは
まるで、相手もいないのに結婚式場探しをしているようなもの。
家を先に決めて余った予算で土地を買おうとするものだから、希望の土地を探して
やるのは難しいし、要望ばかりが多くて振り回されるこっちはほとほと困る。

だそうで。
最後は爺さんの愚痴でしたが、この話だけは唯一賛同できた部分でした。


それから数日後。
実家へ行く途中郵便局へ立ち寄り、普段は滅多に通らない道を通った時のこと。
市街地にほど近い閑静な住宅街に、見知らぬ分譲地の看板を発見したのです!

売り出しているのはいわゆるハウスメーカーではなく地元の小さな工務店。
5区画の分譲地のうち、残っているのは看板が建つ1区画のみ。
工務店ということは当然建築条件付きなわけで、しかもこの工務店は腕がいいと評判
だからチープな家は建てないだろう、となると土地代は控え目だったりして??

さっそく車を停めて看板を見ると、予想どおり立地の割にお手頃な坪単価。
問題は、残っている1区画は土地の面積が広く、売出し価格が予算オーバーだという
こと。
その額に果たして夫はどう反応するやら・・・。


その日の晩、夫に相談してみると特に反対されることもなく(こういう時は素直な夫で
助かります)とりあえず次の休みにその工務店を訪問してみようということに。

訪ねてみると、不動産屋の爺さんとは大違いの親しみやすそうな社長さんが出てきて
直々に対応してくれました。

「実はあの土地は5分割したうちの真ん中で、形が台形なのに加えてお値段も張るので
なかなか欲しいという人が現れませんでしてね。」
と社長。

そっかーあの土地はいわば不良債権なんだな。
ここで何が何でも買いたいそぶりを見せてはいけないと思った私。

「あの場所は駅や病院も歩いていける距離なので申し分ないのですが、面積が広いですよね・・。
もちろん土地は広いに越したことはないですけど、何せ予算が限られているので
まずはいったい建物を幾らで建ててもらえるものなのかお聞きしたいと思いまして。」

「そうですよねぇ、あの土地は我々も2世帯住宅を建てられる方を想定しておりました
ので・・・あの土地の形状ではあのようにしか分割のしようがありませんで、核家族の
方にはちょっと広いんですよねぇ。
しかし売れ残った土地ですから、多少は勉強させていただきますよ。
上下水道にかかわる費用もこちら持ちということでいかがでしょう。
もちろんこれは他のお客様にはオフレコということで・・・。
しかしまずは建物の価格をお知りになりたいでしょうから、どんなお家を建てられたい
のか、少しお話を伺わせていただけませんか。」

ということで、土地を飛び越していきなり具体的な建築の話題へと急展開。

私はさっそく希望の建坪をはじめ、これまでハウスメーカーめぐりをして「これはぜひ
我が家にも導入を」と思った項目を思いつくままに列挙。
社長からは屋根や外壁の仕様、暖房設備、システムキッチンのグレード等の説明を
受け、希望を提示。
それに合わせて、私達の希望に近い過去の建築事例の図面と見積書を見せてもらい
ました。
(夫は圧倒的勉強不足でいまいち会話について行けず聞き役兼書記でした。)

帰り際、社長から「奥さんは立体的に考えるのが随分お上手ですね〜。もしや図面を
描くお仕事をされてるんですか?」なんてお世辞を言われすっかり気を良くした私。
心は既に「土地は買えなくてもここでお世話になろう!」という気分なのでありました。


次回訪問時には概算の見積金額を提示してもらえるそうで、土地を購入するか否かも
そこで決定となるかもしれません。
もし決定すれば、これもまた「ご縁」なんですかねぇ・・・。

それにしても今回の訪問では看板やチラシ(プロフィール)だけで判断をせず、実際に
訪問(面会)してみることから開ける道があるというあたり、お見合いとおんなじだなーと
つくづく実感させられました。
実家の父によれば「契約をしてしまうと客は急に立場が弱くなるから、契約前に要望の
可否を確認しておくことが肝心」だそうで(これまた婚活と同じ?)後々話が違うという
事態にならぬよう、次回までに確認事項をノートに整理しておきたいと思います。



家活 イエカツ!!
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fee_dragee at 13:32|PermalinkComments(16)育活 | 家活

2010年07月05日

4ヶ月検診

今回は久しぶりに婚活ネタから。

最近、新聞等で「親の婚活パーティー」なるものの記事や広告をよく見かけます。
いわゆる代理見合い、別名「親婚」と言うのだそうですが、そういった類のものは
テレビで見聞きするだけの都会の話だと思っていたのに、こんな地方でも展開
されるようになっていたとは。

開催業者は表向きは”ご子女の良縁を取り持つお手伝い”などとうたっているけど、
実は親達から参加費用を回収出来ればそれでOKなのであり、彼らの子女が成婚
できるか否かはもちろん、お見合いが組めるかどうかさえも知ったことではない
(しまいには中国人女性との見合い話を斡旋し更に金を巻き上げるという話も)・・・
そんな業界の裏側を知る私はつい、「世のお父さんお母さん、用心を!」と声を大に
して言いたくなるのですが、それでも藁をもつかみたい親心。
婚活ブームと晩婚化も相まって、需要は意外にあるのかもしれません。

そういった記事を目にするたびに、もしや私も、両親から晩婚のDNAを受け継いで
いるであろうトラちゃんのため、「親婚」活動をする日がやって来るのでは・・・?と
胸騒ぎがしないでもないのでした。


そんな遠い心配よりも、当面の問題はトラちゃんのミルク嫌いです。
助産師さんが言っていたとおり、ミルク嫌いのお陰で母乳量は増え、完母でもやって
いけそうなのですが、保育園へ通うにはやはり混合を維持したいところ。
また成長につれ哺乳量が増えてきているトラちゃんは、添い乳をしてもウトウトする
前におっぱいを飲み尽くしてしまい、寝かしつけにひと苦労
やっと寝てくれたかと思えば空腹ですぐに目覚めてしまい、夫と交代で大汗をかき
ながら深夜まで揺らし続けることもしょっちゅう・・・。
歌を歌ってやると寝付きが良いと聞き、昔の歌を思い出しながら歌ってみるも、歌詞
の大半を忘れてしまっている上にレパートリーの少ない私達夫婦は、

「小学生時代の”愛唱歌集”(音楽の副読本)、取っておくんだったなー」

「サザンやミスチルならフルコーラスで歌えるんだけどなぁ」

などとボヤき合っていて、早く一人で眠れるようになって欲しいような、ずっと赤ちゃん
でいてほしいような、複雑な心境です。


さてそんな中、トラちゃんの4ヶ月検診へ行ってきました。
この日、たっぷりお昼寝をしてから出掛けたトラちゃんは終始ご機嫌で、同じ月齢の
大勢の友達に興味津津。
保健師さんや小児科の先生にも笑顔を振りまいていました。

まずは身体測定があり、身長63cm、体重6,900gとほぼ標準値。
しかし厳密に言えば、身長は100人比率で少ないほうから数えて25〜50番目、体重は
同じく50〜75番目に位置するそうで、つまりは”ちびデブ”ちゃんのよう。
自分のことなら大いに焦るところですが、トラちゃんがミルクをあまり飲まなくても成長
しているのだと思うと、多少の肥満も貯金が出来たみたいで嬉しい気分♪

小児科検診では股関節脱臼も見られず異常無しとのことでひと安心・・・と思ったら、
トラちゃんの太鼓腹を見た先生いわく「お腹にガスが溜まってるね。オナラがよく出る
でしょう? もっとしっかりゲップをさせてあげてください。お腹が張って辛いからね。」
とのこと
そういえば最近のトラちゃんはなかなかゲップをしてくれない代わりにオナラが頻発
で、そのたびにうんちも同時発射されている。
「そっかぁ。ゲップが出ないとオナラになるんだ〜」と感心しつつ、先生に指導された
とおりにゲップを出す方法を試してみたところ、オナラは激減、おむつ替えの回数も
減り大助かりです。(今までしんどい思いをさせてゴメンよトラちゃん

ともあれ、トラちゃんは発育順調、健康面も問題無しで何よりでした。
産後時々見ていた悪夢(ペットの文鳥を死なせてしまった昔の記憶とダブり、なぜか
トラちゃんが鳥かごの中でグッタリしている夢や、ウサギにトラちゃんが丸呑みされて
いまう夢)も最近は全く見なくなり、これってトラちゃんが丸々と成長して育児の不安が
減ってきたせいかも?と思っています。
今回の検診では離乳食指導もあり、家事に離乳食作りが加わるのは気が滅入る反面、
スプーンからごはんを食べるトラちゃんの姿を早く見たいと思うこの頃なのでした。


ところで。
先日、夫の職場で上司との面談があったそうです。
帰宅して妙に無口な夫を問いただすと

「実は上司(女性)に『最近元気が無いけど、どうなの?』と言われてしまった。」

と言うのです。
おそらく単純な夫のことだから、転職を考え始め、気持ちの変化が表情に現れていた
のでしょう。
私は瞬時に、「さてはその面談、上司が夫の転職のニオイを嗅ぎつけ引き留め作戦か、
あるいは戦力外通告の肩たたき、のどちらかだな?」と思い浮かびました。

更に聞いてみると、

「『家に早く帰りたくても帰れなくて悩んでいるのかもしれないけど、今のあなたを見て
いると、早く帰りたがっている姿には見えない』って。
帰れない原因を他人原因ではなく自分の中に探さない限り、あなたは3年後も今と変わら
ないだろうと言われた。」

はぁ〜。
悪い予感は後者に的中でした。
どうやら彼、仕事が出来るタイプではないみたい。(家での行動を見れば薄々わかってた
けど。)

「それ、私には戦力外通告に聞こえるよ?
暗に辞めて欲しいっていう風ではなかった?」

「真意はわからないけど・・・。
『私があなたの奥さんなら、この仕事、向いてないんじゃない?って言いたくなる。』
って言ってた。」

それはまたハッキリおっしゃいますこと・・・
でも夫はいまいちピンときておらず、彼女の言葉を額面どおりに捉えているらしい。

「それキツイね〜!辞めてもらってもいいってことじゃない。
だって、辞められたら困る人にはそんなこと言わないよ?」

「それから、『あなたが家庭に入れば?って奥さんに言われたこと、ない?』って
聞かれてさ、図星で驚いた。
どうしてわかったんだろー?」

ありゃりゃ〜さすが女ボス、考えることがおんなじだ。
私と似てるかも・・・じゃなくって、そこは君、驚く場面じゃないでしょ

「驚いてる場合じゃないよ。
私がもしそんなことを言われたら、恥ずかしいやら悔しいやらで耐えられないよ!
そのセリフ、妻が言っても他人が言っていいことではないよ。
何か言い返さなかったの?」

「どうしてわかったんですかって言った・・・。
僕、会社辞めますって言ったほうがいいのかなぁ。」

あ、全く痛くないわけでもなさそう。

「ちょ、ちょっと待って。さすがに育児休業中に無職になられたら困るよ。
次の仕事が見つかってからにして。
そんなことを言われた後じゃ普段通りにはできないかもしれないけど、辞める日までは
なるべく元気に仕事をしてよ。」

「努力するよ。あーでも頭がパニックだぁ・・・」

「でも、転職を考えていたからまだ良かったじゃない。
転職を考えていない時にその爆弾発言攻撃を受けていたら、もっとショックで立ち直れ
なかったと思うよ。」

・・・と慰めてはみたものの、私も多少の責任を感じてしまう。


それからしばらく、おそらく彼以上に女ボスの言葉を反芻している私がいました。

彼女が苦言を呈するに至った経緯はだいたい想像がつく。
おそらく、単に元気が無かったことが面談の理由ではないのだろう。

っていうかこういうのって仕事の向き不向きじゃなくって、多分どんな仕事でもおなじ。
私も20年以上働いてきたからよくわかる。
仕事モード全開の昔の私だったら、おそらく夫は職場で最も近寄りたくないタイプ。
つまり”お勉強は出来るが仕事は出来ない、知識はあるが知恵が無いタイプ”だろう。
(ちなみに元彼はその間逆でした。)
昔から”仕事に血を騒がせるタイプ”が好みだった私は、そんな”できない君”の妻達に
勝手に同情する一方で、「奥さんの見る目が無かったんだな」と思ったり、「いやいや、
職場結婚でもない限り仕事っぷりは見えないから、家庭で良い夫なら気にならないの
かも?」などと想像していたっけ。

よもや私がそんな夫を持つことになるとは。
やってきました次の難題、ってやつ・・・?

しかし、である。
人として、というか家庭の夫として見た場合、彼は悪気のない善良な男には違いない
のです。
おそらくかつての私が上目線を向けていた”モテない君”らと同様に・・・。

良くも悪くも自分しか見えていない夫は、他人と自分を比較するということが無い。
知恵が働かないので無駄な動きは多いが、悪いことを考える知恵もない。
何より純粋かつ無欲な性格は私が最も尊敬している部分だし、先読みしすぎて状況
を楽しめない私より、うんと人生楽しそうだ。
でも同時にその性格は、あまり物事が気にならない(今回の件も自分のことなのに私
ほどには響いていない)、小細工が出来ない、先読みが出来ないので損をする場面も
多い、融通が効かない・・・などなど、えてして二律背反。

そういえば、何でも楽しみながらできて面倒なことを厭わない彼の性質を羨ましいと
思っていたけど、何ごとも急ぐということがなく要領が悪いのもその性質のせいだ。
かたや元来なまくらな私は、何をするにもショートカットに余念が無く横着な性分だが、
お陰で要領は悪いほうではなく、これって捨てたモンでもないのかも・・・?
かつてのWさん(なつかし〜)みたいな虚栄心の塊の男も困るけど、今思えば、自分
を大きく見せることも、男には多少必要なのかも・・・?


飯田史彦氏の本を紹介してくれた親友に相談をしてみると、
「旦那さんて本当に”いい人”だよね。
きっと、私らみたいな抜け目のない者に、「見せて」くれているんだよね。
下手に器用な人よりは魂のレベルが高くて人生の修行も厳しいんだと思うよ。
でも、現実問題、彼の良さが生きるような仕事が見つかるといいよね・・・。
ともかく、あんた達は夫婦としては最高のコンビだね。」

と救われるお言葉。
確かに世の中が夫のような人ばかりだと困るし、私のような人ばかりでも困る。
夫が私みたいだと私は疲れてしまうし、私が夫みたいだと真性”ぬけ作夫婦”になって
しまう。
世の中ってほんとうまくできてるもんだ。
運命論的に言えば、友人も言っていたとおり絶妙な配置というか采配というか・・・。

ちなみに飯田氏の著書によれば、人生の終末に問われるのは「充分に学んだか、充分
に愛したか、充分に使命を果たしたか」の3つだけであり、仕事が出来るか否か、成功や
名声を得たかどうか、などは問われないのだという。
それはただ単に、仕事が出来る人生で学ぼうと思った魂は仕事が出来る人生の台本を、
仕事が出来ない人生で学ぼうと思った魂は仕事が出来ない人生の台本を今回の人生の
筋書きに選んだということ。
そして結婚にはツインソウル型とプロジェクト型の2種類があるそうだが、きっと私達夫婦
はプロジェクト型結婚に違いない・・・。

以前の私は自分の常識にはまらない人を裁きまくっていて、もしこんな夫を持ったなら
嫌悪感や悲壮感が漂っていたはずなのに、いざ実際そうなると身びいきなのか、どうも
夫がただのダメ人間とは思えず、人生に夫が登場したお陰で新たな価値観を得ることが
出来たようで、むしろ清々しい気分なのでした。

とは言え、現実の社会ではお金も大切。
どんな仕事に就いても要領は問われるわけだし、こと自分の夫となれば問題を放置
するわけにもいきません。
私が出来ることと言えば、家での行動をペースアップさせ、仕事にもそれが反映する
よう仕向けるくらいなのですが、果たして今さら直るものか(直していいものか)・・・。


そんなわけで、転職したいな、ではなく本気で転職せねば、になってしまいました。
人の優劣を能率や出来高で評価しがちなこの社会、損得勘定からフリーになると
いう私の命題のカードは夫が握っていたようです。
今回のことでは私も色々と考えさせられ、夫の上司には感謝しています。
彼も転職に一層気持ちが傾いたようで、結果オーライとなれば良いのですが。

男はガラスの心を持っているらしいので、あまり攻め立てることなく様子を見ながら
しつけとサポートをしていきたいと思います。




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fee_dragee at 19:52|PermalinkComments(16)育活