2010年08月

2010年08月26日

土地購入

残暑お見舞い申し上げます。

早いもので、私達夫婦が出会って丸2年が経ちました。
確か昨年の今頃も激変の1年をしみじみ振り返っていたものですが、今年はトラちゃん
が誕生し、ひときわ感慨深いものがあります。

独身時代の真夏の記憶と言えば、気の進まない相手との連日のお見合い、年老いた
両親との墓参り、きょうだいの家族が集合する食事会での妙な居心地の悪さ、そして
それらがいつまで続くのかと想像するたび襲ってくる焦燥感etc・・・。
今なお胸がチクっとする思い出ですが、それこそが婚活の原動力となり今があるのだ
と思うと、育児に追われ夫の愚痴をこぼす日々につい忘れがちな幸せを再認識すると
ともに、この気持ちをいつまでも大切にしようと思うのでした。


さて、連日の猛暑にもかかわらずトラちゃんは夏バテ知らずで元気いっぱいです。
最近はおすわりをしておもちゃで一人遊びをするようになり、後退するのみだった
ずりばいは前進もできるようになりました。
ただし正確には、四つん這いで膝を浮かせ勢いをつけてバタフライのように前進する
というやり方で、本人的にはまだずりばい研修期間といった感じ。
つま先立ちで腕立て伏せの姿勢を見せるトラちゃんに、育児サロンの保育士さんは
「トラちゃんは手足が強いね〜!今にもたっちしそうだね。」と言い、そういえばお腹
の中でもキックやパンチが激しかったし、大勢の赤ちゃんを見ている保育士さんが
そう言うなら、将来は空手でも習わせようかしら?などと思ってしまうのでした。

一方、長引いていた下痢がようやく落ち着いたかと思ったら、今度はお昼寝や就寝時
にかつてないほどグズるようになりました。
これはそろそろ夜泣きエイジに突入か?と思いネットで検索してみると「歯が生える頃
の乳児は気難しい。」とか「歯の生える時期と母体からの免疫抗体がなくなる時期は
ほぼ一致するため、体調を崩しやすい。」とか「海外には”赤ちゃんの歯が生える時は
お尻が赤くなる”(つまり下痢)という言い伝えがある。」など興味深い情報が続々。
もしや!?と思いトラちゃんの口をこじ開けてみると、いつの間にか下の歯が2本顔を
出していました!
一般的に歯が生える時期と離乳食の開始時期は重なるため、歯と下痢の因果関係を
立証するのは難しそうですが、トラちゃんの下痢は離乳食のかぼちゃのせいだけでは
なかったのかも知れません。

離乳食を再開した今では新しい食材で下痢をすることはなく、うんちも日に一度となり、
赤ちゃんの腸が6ヶ月頃に目覚ましく発達するというのは本当だったんだ〜と感心して
います。



ところで、以前お伝えした例の土地をついに契約しました!

立地が最大の条件だった私たちにとってこの土地は理想的で、特に一目惚れだった
私は、価格面さえクリアできればすぐにも契約したい思いに駆られていました。
しかし大きな買い物ゆえここは慎重を極めねば、と思い周囲に相談してみると・・・

噂どおり、この土地を分譲する工務店の評判はすこぶる良く、ローンの相談で訪ねた
銀行の担当者も「あの工務店は口コミだけで十分仕事があるので、あえて営業マンを
置いていないそうですよ。しかも下請は使わず社員だけで仕事をこなされているという
から大したものです。販管費を省ける分、良質な家を建てることができるのでしょうね。」
とベタ褒め。

そう言えばこの工務店は住宅展示場も持たないし広告やダイレクトメールも見ない。
完成物件が広告塔の役割をしているのなら、私達みたいに薄利な物件でも信頼を失う
ような仕事は出来ないだろうし、ハウスメーカーよりも良心的かも?

・・・などと考えながら2回目の工務店訪問となりました。


もしかすると長いおつきあいになるかもしれない、と思った私は

「家族の者がお宅の物件はどれも素晴らしいと口を揃えて言っていました。」

と社長をヨイショ。
社長はやや恐縮しながら概算の見積書を見せてくれました。

建築坪単価は優良ハウスメーカーと言われる数社とほぼ同額。
在来工法の大工さんの仕事は高くつくだろうと覚悟していたためこれには少し安堵。
普通はオプションになりがちなオール電化プラス床暖房、窓額縁や和室のなげし等
が標準装備で、エアコン、照明、カーテンといった備品も込みでこの価格ならむしろ
安いかも。
もちろん巷のローコスト住宅にはかなわないけど、ローコスト住宅は顧客に建築コスト
を安く見せるためのさまざまな数字のトリックがあるから実はそんなに安くはなく、また
寿命の短い建築資材を使用しているため、後々に発生するメンテナンス費用は馬鹿に
ならないのだという。(某優良ハウスメーカー営業マンの受け売り)

「建物以外には具体的にどんな費用がかかりますか?」

(社長)「まず、外構や植栽で80〜120万円程度を別途で見ておいていただきたいと
思います。
あと細かいことを言えば、ご契約時に発生する土地の登記代、ご契約から年末までの
固定資産税、地鎮祭や上棟式などにも少々お金が必要です。」

社長が挙げる金額を電卓で叩き、演技ではなく本気でため息をつく私達。

「前回もお話ししましたが、上下水道負担金はこちら持ちにさせていただきます。」

「ありがとうございます。
そういえば前回、『今なら何とか年内に引き渡しできる』と仰っていましたが、いつまでに
契約すれば年内に間に合うのでしょうか?」

「実はそのお話なんですが・・・もし待っていただけるようでしたら来春引き渡しという
ことにさせていただけないかと思いまして。
おかげさまでこれから着工して年内納期の物件が多数ありまして、もちろんお客様の
お家も詰めれば出来ないことはないのですが、職人を急がせて仕事が雑になるのは
避けたいですし、品質の観点から緊急時以外は外注さんも使わないようにしています
ので・・・。
手すきになる冬場の仕事にさせていただければ、こちらは正直大変助かります。
確かに前回は年内完成可能と申し上げておりましたので、待っていただくお詫びと
して土地代金から5%を差し引かせていただくということでいかがでしょうか。」

「子供のことを考えると、こちらは少しでも早くお願いしたいと思っていたんです。
子供を保育園に預けて仕事復帰する予定なので、出来れば1日も早く実家の近くに
住みたいと思いまして・・・。
あと、ローンをかかえての毎月の家賃といいうのが非常に厳しいんですよね。」

「家賃!! なるほど、その問題もありますね・・・うーん・・・。
では、家賃3ヶ月分もこちら持ちにさせていただくということでどうでしょうか。」

「ちょ、ちょっと待ってください。社長が言われた分を全部計算してみますね。」

と言い電卓を叩く夫。

「この地区ではもう二度と出ないような破格値になると思うのですが。」

「そうですねぇ。」

「申し訳ありませんが、この数字を一度家に持って帰っても良いでしょうか。
じっくり検討してみます。」

ということで、心が決まりかけている私にしては慎重に返事をし撤収。


それから一週間、夫婦でああでもないこうでもないと悩んだ末、今回のご縁を大切に
しようということで、土地の購入を決定しました。
決め手はというと、合計約100万円の社長決裁値引きはもちろんのこと(それでもやや
予算オーバー)何より、提案された図面や見積書を眺めているとその土地に家を建て
暮らすイメージが夫婦ともに自然にわいたという点が大きかったように思います。
これもまさにお見合い、交際を経て結婚を決めるまでの感覚に似ているかも。


数日後、同じ町内になるかもしれない友人宅にトラちゃんの顔を見せに行く機会が
ありました。
さすがに契約前なので土地については候補地のひとつとだけ報告したところ、

「feeちゃん、ウェルカム〜!!ぜひこの町内においでよ〜!
ここは快適だよ〜。保育園や小学校も近いし、学童もあるから安心だよ。
ご近所さんもいい人ばっかりだしね。
何たって、ご近所だけはお金で買えないからねー。」

と大歓迎。
なるほど確かに、賃貸ならご近所がハズレでも引越しすれば済むけど、終の住処と
なるとそうもいかない。
そう言えば近所づきあいのことは実家の母も言っていたっけ。
右隣の家の猫が時々実家の玄関にそそうをしていくことや、左隣のサッカー少年が
リフティング中に母の大切な鉢植えを勢い余ったボールで2度も破壊したのに知らん
ぷりなことなど、母は黙っているため隣人は知るよしもないが、そんな風に知らず
ご近所に迷惑をかけていることはよくあるから、あんたも家を建てたら十分に気配り
をするんだよ、と・・・。

なるほど家を持つと色々と大変なんですね。


その後大安吉日に土地の契約をし、既に2度ばかり打合せを済ませました。
本格着工は冬頃の予定ですが、おおまかな打合せは時間的に余裕のある育児休業中
に終わらせたいと思っています。

唯一残念だったのは、土地の形状が台形でかつ両隣りが存在するため、風の通り道
や日当たり面を考慮すると、間取りが限定されてしまうという点。
お金がふんだんにあればゆとりの間取りで図面が描けるのでしょうが、何しろ予算が
限られているため、最小限の建坪で気に入った間取りにするのは少々厳しいものが
ありました。
間取りなんて土地が広ければ自由自在なのかと思ったら、そうでもないようで
これから土地を探す予定の方は、なるべく正方形でかつ角地(北に面していなければ
なお良し)を探されることをオススメします。

ちなみに住宅ローンについては、かねてから関心を持っていた東京ス○ー銀行(金利
ゼロがウリ。ただしお金持ち向け。)が、近くに支店が無いため融資圏外でNG。
結局、地元の銀行でローンを組む予定です。
株価は暴落し給料は上がらずというこの不況下、数年前に家を建てた人が悔しがる
ほどの低金利でローンが組めるという点だけは幸運でした。


これまでの家活では、どの売り手もセールスポイントは大いに宣伝し説明をしてくる
けれど、あまり突っ込まれたくないことは客が積極的に質問しないと教えてくれない
ということを学びました。
その辺はどんな商売にも言えるのでしょうが、つまりは勉強をして賢い消費者になる
のが勝ち、ということのよう。
トラちゃんが巡り合わせてくれた(と私は思い込んでいる)運命の土地に、果たして
どんな家が建ちますやら。




<追記>
野田聖子議員が卵子提供でご懐妊されたというニュースが流れましたね!
50歳での出産となるそうですが、高齢出産をした者として、陰ながら彼女に
エールを送りたいと思います。

私は、産みたい
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fee_dragee at 11:42|PermalinkComments(24)育活 | 家活