2018年02月

2018年02月20日

模倣の人

のつづきです。

昨年末、久しぶりにP子に会った時のこと。
なんとP子は、例のスポーツ教室と同じ競技をきょうだいで習わせ始めたと言うではないか。

思い当たる節はあった。
あのスポーツ教室があった頃、トラちゃんと娘ちゃんを遊ばせたことがあり、
「トラちゃん、○○やってるんだって?
うちも習わせたいんだよねー。
どこで習ってるの??」
と聞かれたのだ。

「あーあれね、放課後教室なの。
たったの4回っきりだから習ったうちに入らないけどね。(←事実)」
と牽制したつもりだったのだが。

入会したのは県内トップレベルの強豪クラブというのがいかにもP子らしい。
まだ始めて間もないのに、すっかりチームの主気取りで語るあたりも相変わらずだ。

そんなP子を見ていると、いずれ我が子に正式に習わせたいと考えていた○○への思いが萎え、嫌な予感が増幅していくのを感じた。
P子の模倣に"さりげなく"というインテリジェンスがあった試しなどない。
彼女は常に"とことん"なのだ。

そして御多分にもれず、私の嫌な予感は的中。
「そうそう、トラちゃんがやってる△△もね、ようやく近くに教室を見つけたんだ〜。」

○○だけでなく、トラちゃんの某クラブ活動もまたP子のターゲットになっていたのでした。
(イ砲弔鼎)


まさかこんなに長くなるとは・・
次回(たぶん)完結すると思います。


プレジデントFamily 塾・習い事選び大百科2018 完全保存版
プレジデントFamily 塾・習い事選び大百科2018 完全保存版

2018年02月14日

模倣の人

△里弔鼎です。

P子の模倣は、衰えるどころかパワーアップしていました。
一番大きなヤツは家の間取り。
彼女のマイホーム新築祝いに招かれた時は驚いた。

まぁ注文住宅なんてほぼ模倣の世界で、私も友人宅やモデルハウスを参考にさせてもらったもの。
なのでP子宅の1階がわが家とほぼ同じ間取りとわかっても「あ、うちとおんなじだねー」と作り笑顔で流せた。
がしかし。
私のアイデア、つまり大工さんに無理を言って造作してもらったとある部分がP子宅にそっくり再現されているではないか
これにはさすがの私も言葉を失った。

それから子供のおもちゃ。
わが家にはちょっと珍しい・・実店舗では入手できないおもちゃがあるのだが、P子がわが家へ来た時にチェックしていたのだろう。
同じく新築祝いで訪ねた際、P子宅に新品の同じおもちゃがあるのをトラちゃんが発見。
わが家のそれは量販グレードのお値打ち品、しかも親戚のお下がりだったのに対し、P家のは最上位機種。
オプション品まで買い揃えられているのを見た時は「新手のマウンティングか」とさえ思った。

極め付けは習い事。
トラちゃんが音楽教室へ通い出すと、半年後にはP子の娘も同系列の音楽教室へ。
トラちゃんがスイミングを始めてしばらくすると、やはり娘ちゃんもスイミングスクールに入った。
決して私が「習ってるのよ、すごいでしょ」的なことを言ったわけではない。
他人の口止めはしないまでも、私自身はP子の模倣癖を警戒し習い事の話題は避けていた。
「子供たちには何もさせてこなくて」と言っていたP子だが、私との再会でマウンティング心に火がついたのだろうか・・?
それでもこの時点ではまだ、「どちらもポピュラーだし、たまたまかぶっただけかも。」と思いたい私だった。

ところが。
音楽教室やスイミングは、序章に過ぎなかったのです。
(い砲弔鼎)






もうすぐトラちゃんの誕生日です。
プレゼントはこちらのオリケシを希望しているようですが、たかが消しゴムに6000円
オリケシ3D!DXコレクションBOXセット【送料無料】
オリケシ3D!DXコレクションBOXセット【送料無料】

2018年02月07日

模倣の人

前回記事の続きです。

さて、P子の模倣対象は私だけではありませんでした。
P子は誰彼かまわず真似をする、筋金入りの"模倣の人"だったのです。

職場に清楚な派遣さんが来た時は、彼女をそっくり真似て君○十和子風コンサバ嬢に変身。(そんな時代でした)
そこへアウトドア派の彼氏ができると一転、舶来モノのウインドブレーカーやバックパックで山ガールに。
転職をすれば着物好きの先輩に感化されたとかで飲み会に和装で登場、私ら元同僚の度胆をぬいだ。
「相変わらず行動派だねぇ、すごいねぇ。」という周囲の大人対応を真に受けた彼女、「私ってマルチすぎるのよね」と自己陶酔していたっけ・・・。

さらにアウトドア彼氏と別れてF1好きの彼氏ができると彼女もまたF1狂となり、F1彼氏と別れ自称某Jリーグチーム親衛隊の彼氏をゲットすると自身も熱狂的ファンになり・・(以下ループ)

そりゃぁ誰だって影響もされるし真似もする。
人の趣味嗜好なんて、しょせんメディアや道行く人々の真似っこだ。
でもP子の変わり身の早さと真似っぷりはあまりに露骨、厚顔無恥も甚だしい。
しかも周囲がそれと気づく彼女の真似は、氷山の一角に過ぎないことを私は知っている。
・・・そうして私は、次第に彼女を冷めた目で見るようになったのでした。

その後、互いに忙しかったり結婚出産があったりで疎遠になったものの、P子の下の娘とトラちゃんの年齢が近いことでここ数年行き来が復活。
そして何と、模倣もパワーアップして復活したのでした。
(につづく)