2017年02月02日

シニカルな彼女

お世辞ママの子（Fちゃんとします）が遊びに来た時のこと。
リビングのテレビで始まったEテレのキッズ番組を見ていたFちゃんが言いました。

「これ、はっきり言ってキモいんだよね。
"テレビの前のみんな～! こんにちはぁ～♪"って、うざっ

ぜんぜん面白くないのにさー○○（Fちゃんの弟）はいっつも見てるんだよね。」

セリフだけ聞いてたら、とても1年生と思えないような物言い。
トラちゃんはといえば、普段は「こんにちはぁ～!」と手をメガホンにしてテレビに叫び
返すのに、「だよね、あかちゃんぽいよね･･」と付和雷同。
するとFちゃん、

「そうそう私、あれもイヤなんだよね。
"6ねんせぇのおにいさん、おねえさん、ごそつぎょうおめでとうございますぅ～!
いまからぁ～わたしたちはぁ～･･"って、なんか保育園みたいで背筋ゾゾなんだよね

」

どうやら今学校で練習している「6年生を送る会」の出し物のことらしい。

Fちゃん、ほんの1年前はトラちゃんと一緒にノリノリでお遊戯してたのに・・
1月生まれと言ってたから、早熟ってわけでもなさそうなのに。
もしやあれは演技だった

それとも、じきにトラちゃんもあんなになっちゃうんだろうか。
･･･などと考えずにはいられない私。
そしてついリンクさせてしまう。

"謙虚なようで実は人を見下してるお世辞ママの本性、見たり"　と。

なぜなら、1年生女子なんて母親のほぼコピーだから。

ではこれがもしFちゃんでなくYちゃんだったら･･?
最近接触するママ達の中では"出来た人"だと感じることの多いYちゃんママ。
その子であるYちゃんだったら、"すっかりお姉さんになっちゃって"としか思わないだろう。
もっともYちゃんはFちゃんみたいに斜に構えたりはしないが。

評価が連動しがちな母子において、どちらがキモかと言えばやはり母だな、と感じた
ワンシーンでした。

トラちゃんの誕生日プレゼント候補。
手作りアクセサリーを友達に作ってあげるのが楽しみなよう。

お得なセット★ キラデコアートぷにジェルベーシックセット＋ジェル2色セット【メイキングトイぷにジェル】

子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ (Sanctuary books)

タグ：: 母子関係; アラフィフ; 高齢育児

fee_dragee at 00:05│Comments(2)│小学校 | 女子の人間関係

この記事へのコメント

1. Posted by かりりん 2017年02月09日 02:42

わかります〜。最近年長さんのAちゃんと遊んでいる小２のマメちゃんですが、Aちゃんは大人みたいな口調で話す子で、夢見がちなマメちゃんのほうが年下みたいです。マメちゃんが、サンタさん宛の手紙を暖炉の前に置いてお願いごとしていたら、『サンタなんていないんだよ。ママが、北極には誰も住めないからサンタなんていないっていってた。クリスマスなんて祝わないし〜！』と言われてきょとんとするマメちゃん。。。私自身９歳頃までサンタを信じていました。その子のお母さんは、大学の化学の教授でとってもサバサバしたシングルマザーです。でももっとおませなアメリカ人の小２のクラスメイトと遊ばせるよりはまだいいかなと思ってお互いの家を行き来させています。最近マメちゃんがどんどん小２というかもう小３くらいの体つきになってきてちょっと寂しく感じます。

いやー、Fちゃんのセリフはお世辞ママの正体そのもののようですね。。。

2. Posted by fee_dragee 2017年02月10日 22:54

かりりんさんへ
年長さんでサンタさんを信じられなくなっているっていうのも、なんだか可哀想ですね・・
理系女子の超現実的なママさんが育てるとそうなっちゃうんでしょうか。
いずれにせよ、母の影響は無視できませんね！！
マメちゃんは2年生でもまだピュアな部分があって素敵です

母親として成長は嬉しいけれど、幼児らしさが抜けていくのはやはり寂しいものですよね。
トラちゃんは間もなく7歳ですがいまだに園児と間違われますので、私は早熟タイプのお子さんを持つ親よりは幸せな時間を多くもらっているのかもしれません。

母親が上目線だと自然と娘も上目線となり、女子よりも成長の遅い男子を見下すようになってゆくゆくは婚活で苦労する・・という構図があるようですから、ほんと母の態度は要注意ですね。反省しなくては