塾よりEテレ錫婚式

2018年09月21日

去る者は追わず

近所友達の間で、三角関係らしきムードが漂い始めている。
トラちゃん本人はまだそれと気づいていないようだが、敏感な母にはわかる。
気の強いHちゃんとFちゃんからあぶれないよう、我が子が必死であることが。

くっつきたいならくっつかせておけばいい。
去る者は追わなくていいんだよ。
それは親友じゃないというお知らせなんだから。
トラはトラのことを大切にしてくれる友達を大切にすればいいんだよ。
ー喉元まで出かけたこの言葉を、何度胸に押し戻したことか。

実際、あの2人がくっついてくれれば願ったり叶ったり。
トラちゃんには悪いが、我が家は晴れて"いち抜けた"である。
腹にいちもつある者同士でとぐろ巻いてろ。
そして互いの嫌な部分を存分に思い知ればいい。
ーそう毒づくのは、負け惜しみだけではないと思いたいのだが・・。


あれは私がちょうど今のトラちゃんくらい、小学3年か4年の頃だったろうか。
気の強い近所友達にハブられまいと必死な時期が私にもあった。

私のようについ人に合わせるタイプは下に見られやすく、舐められるのが常。
かたや近所友達は今のHちゃんと同じで、遊びの主導権を握るタイプ。
その彼女は、ある日突然私をシカトして別の友達にべったり張り付き、かと思えばそれまでべったりだった友達をシカトし再び私に寄ってくる・・を繰り返す、まさにコウモリのような子だった。
当時の私は親に相談することもできず、幾晩も枕を濡らした。
無視されればされるほど、一層相手が気になるものなのだ。

やがて彼女への執着が吹っ切れ、私に親友と呼べる友達ができると立場は逆転。
何故あんなヤツに振り回されたのかと自嘲したものだが、今ならその理由が分かる。
自分に人が寄りつかないのを無意識で知っているから、囲い込みやハブりの才能に長けているのだ。
それが天賦の才能なのか、後天的に会得したサバイバル術なのかは知らないが。

・・・かくして孤立の恐怖というものは、時に人物評価の判断を大いに狂わせる。
まして子供ならなおさら。
トラちゃんは私に似て人に合わせるタイプなだけに、不安は尽きない。

あの涙の日々があったからこそ自分に合う親友を見つけられたのであり、親が介入すべきでないことは承知なのだが・・。
見守るって、本当につらい。

つくづく母親業とは女子の人間関係のおさらいだな、と思うのでした。

ちなみに私の母は、当時よりその近所友達の母親を敬遠しており、子供心に不可解だったものですが、後に近所でも評判の曲者ママだったと知り納得。
血は争えません。



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