産活(一人目)

2010年03月11日

お産回顧録

3月に入り、すっかり春めいてきました。
出産予定日の頃はまだ冬の季節だったことを思うと、お産をしたのが遠い過去の
ことのようです。

トラちゃんは新生児の雰囲気が徐々に消え寂しい気もする反面、日増しにお腹
やほっぺがぷっくりし、知恵がついていく姿は家族に感動を与えてくれます。
結婚出来るかどうかも怪しかった独身時代より「人間育ててこそ人間」と信じ、
子供だけは欲しいと密かに思っていた私でしたが、彼女が来てくれたおかげで
夢は現実となり、人生の次のステージが開幕したような気がします。

ではさっそくお産レポート・・・の前に。
お産の苦しみはすぐに忘れてしまうと言うけれど、私は今のところ当分忘れられ
そうになく、ありのままを綴ると出産未経験の方を怯えさせてしまうかも、という
不安がありました。
しかし私の陣痛65時間というのはレアケースであり(私がお世話になった病院は
”母体に備わった出産能力を生かす”を基本理念とし、促進剤等をぎりぎりまで
使用しない方針のため長いお産となったのではと思われます。)陣痛がもう少し
短時間だったらもっと上手にお産が出来たろうと思えること、またピーク時でも
痛みの一つ一つは痛みに弱い私にも決して耐えがたいものではなかったことを
前置きして、なるべく淡々と記録形式でお伝えしたいと思います。


<出産予定日前後>
予定日が近づき実家に戻ると、最初の数日はトラちゃん用の編み物やぬいぐるみ
を作って過ごすが、熱中してやるとじきに仕上がってしまい暇を持て余す。
予定日を過ぎると育児休業中のアラフォーママ達を誘ってのおしゃべり会や、
運動を兼ねてスーパーへ歩いて出かけたり、悪天候の日は家の階段を昇り降り
したりとなるべくゴロゴロしないようにしていたが、頻繁にお腹の張りを感じるよう
になると不安で外出が出来なくなる。

<出産予定日+5日>
夕食後に”おしるし”らしきものを発見。「いよいよかっ!?」と緊張しつつ入院用
の荷物をいつでも持ち出せるように整える。おしるしが見られた後すぐに陣痛が
来るものでもないと聞いていたのでとりあえず就寝。しかし夜中に腹部の鈍痛で
目が覚める。
「こんなに早く陣痛が?」と思うも何度もトイレに行きたくなるため、陣痛による
緩下作用なのか、前日に服用した便秘薬による腹痛なのかわからず半信半疑。
そのまま寝ていると1時間後に再び同じ痛みがやってくる。
その後間もなく痛みの間隔は30分、15分と縮まり陣痛だと確信。しかし10分間隔の
陣痛が1時間以上続くのを確認してから病院に連絡をしてほしいと言われていたし、
家族を起こすのはしのびないと思い、陣痛の発生時刻を携帯電話に記録しながら
朝までうたた寝。

<出産予定日+6日>
陣痛は夜明け前に10分間隔になっていたがそれ以上は縮まらず、痛みも重めの
生理痛程度のため、病院が開くまで待つことに。もしもの長丁場のため、陣痛の
合間にシャワーを済ませる。
休日だった夫に連絡をするとすぐに実家へやってきたので、夫に陣痛のタイム
キーパーを一任。この時点では私も夫もその日のうちに出産だろうと思い込んで
おり、「お父さんの休日を選んで産まれてきてくれるトラちゃんは何て良い子なの
だろう」と語り合っていた。

昼頃に陣痛が8〜9分間隔になったため病院へ連絡し受診。若手美人女性医師
いわく「子宮口が約2cmしか開いてないので、陣痛が5分間隔になったら再度来て
ください。」とのこと。母と夫を従え入院の準備もばっちりしてきたのに、あっけなく
家へ追い返される

帰宅後、痛みに耐えながらひたすら5分間隔になるのを待つ。
夜8時頃、ようやく5分間隔となり再度病院へ連絡。電話に出た助産師さんは「本当
にもう耐えられませんか?あまり早く来てもらっても・・・」とやや迷惑そうなので
気を遣い更に1時間待ってから病院へ向かう。

救急窓口へ行くと、陣痛で悶え苦しんでるっちゅーに住所やら名前やらを書類
に記入せよという。内心毒づきながら記入をしていると先ほどの助産師さんが現れ、
車椅子に乗り晴れて陣痛室へ。
すぐに美人先生の診察があり(偶然居合わせたのか呼び出されたのか不明)子宮口
は約5cmとのこと。
その後NSTでトラちゃんの心拍を監視しながら5分間隔の陣痛に耐え一夜を明かす。

<出産予定日+7日>
疲労と眠気に襲われながら朝を迎えると、夜中に一旦自宅に戻った母が来る。
その後また美人先生の診察があり(本当に激務ご苦労さまです)子宮口はまだ6cm
なので体力を回復するために少し眠りましょうとのこと。
睡眠薬(導入剤?)らしき注射を打たれるとすぐに深い眠りに落ち、陣痛のたびに
意識は戻るが瞼はなぜか開かず、という状態で3時間ほど眠る。

目が覚めると少し体力が回復していることを実感。しかし今日産めなければまた
昨夜のような悪夢の夜をまた過ごすのかと思いゾッとする。
陣痛を促進するには病院内を歩けばいいらしいが、この頃には起き上がるどころ
か体勢を変えるのも辛くとても無理。
夜遅く夫が仕事帰りにやってくる。しかし何をしてくれるでもなく「役立たず!」と
内心イラつく。(もっとも何かされたところで「触らないで!」と叫んだかも。)
夫と母の会話やテレビの音にさえナーバスになり、理性は完全に失っていた。

深夜、様子を見に来た優しそうな助産師さんに弱音を吐いてしまい「あと何時間
ほど我慢すればいいんでしょう? 私もう十分に頑張ったと思うので、お願いです
から無痛分娩か帝王切開に変更してください。」と泣きながら懇願。
助産師さんは「そうよね、feeさんすごく頑張ってるわ。私、何もしてあげられなくて
ごめんね・・・でも陣痛は赤ちゃんに会うために必要な痛みだからもう少し頑張り
ましょう。明日の朝、私からも先生に無痛か帝王切開をってお願いしてみますね。」
と涙ぐみながら励ましてくれ、少し希望が湧く。しかしトラちゃんのことを考える
精神的余裕はなし。

<出産予定日+8日>
再び夜が明け、前日と同様の一日が始まる。
美人先生は昨夜の助産師さんから話を聞いていたらしく「無痛分娩か帝王切開に
とのことですけど、あと一息ですからこのまま頑張りましょう。」の一点張り。
そこへ陣痛が襲い、床にへたりこんだ私は「どうかお願いします〜もうこれ以上
耐えられません」と土下座状態。今の自分はまるで駄々をこねる子供のようだと
思ったが身も心も言うことをきかない。
2人の助産師さんに両脇を抱えられ立ち上がると、居合わせた早口先生(37週の
診察時の早口の先生)が見かねて「下から産むのが一番なんだよ。帝王切開は
もっと痛いんだから。大丈夫大丈夫!妊娠したんだからちゃんと産めるよ。」と声を
かけてくれる。早口先生は他人事のように言うけど、こちらは思いっきり深刻なので
励ましにもならず。
願いを聞き届けてもらうという希望だけを頼りに一夜を乗り越えた私は、先生方に
相手にされずガックリ肩を落とすのだった。
その後、早口先生と何か相談をした美人先生が「疲れているようですから昨日と
同じ注射で少し休みましょう。目が覚めたら促進剤を点滴しますね。」と提案。
私は「もう産む体力なんて残ってないよ〜」と思うも、とりあえず眠れるという
エサにつられ、後のことはどうにでもなれとばかりに従う。

睡眠から目が覚めると助産師さんがやってきて促進剤の点滴を開始。
「促進剤による陣痛は相当痛いらしいよ。」と母に言うと「陣痛の長さは個人差が
あるけど痛みそのものは皆同じで、その痛みが来ないといきめないし産めないん
だよ。」と言われる。(この時は意味不明だったが後で納得。)
しばらくすると今までの陣痛よりかなり強度なやつが5分間隔を切ってやってくる。
助産師さんに「いきみたい感じになったら呼んでね」と言われるが最初はどれが
その感じかわからない。
少しずつ点滴の量が増やされると声を出さずにはいられなくなり、陣痛の波が来る
たび遠吠えのように唸る。「もしやこれがいきみたい感じ?」と思い助産師さんを
呼ぶと一度診察しましょうとのこと。
起きあがるとベッドのシーツが濡れており破水だろうと言われる。

診察は美人先生と早口先生。美人先生が「膜はあるので上のほうで破水したの
かもしれません。」と言うと早口先生、またもや軽妙な早口で「破っちゃっていいよ。
僕がやるよ。」と返答。陣痛の痛みで何をされたかわけがわからないうちに卵膜が
破られ羊水が流れるのを感じた。
陣痛室に戻ると破水のため陣痛は更に進み、いきみたい感じがハッキリしてくる。
ふとトラちゃんは大丈夫なのだろうかと気になるが、お腹に話しかける余裕はなく、
規則的に聞こえるNSTの心音にトラちゃんの生命力を信じる。

かれこれ促進剤投入から約4時間経過、陣痛はほとんど絶え間ないように思える。
意識が朦朧とする中、この難産を克明にブログに投稿するのってどうよとか、昔、
落合信子さんが42歳で初産と話題になった時に「私は命がけで子供を産んだ」と
彼女が言った言葉が今ならよく理解できる・・などと他愛もないことが頭に浮かぶ。
やがて余計なことは一切考えられなくなった頃、助産師さんの診察があり「子宮口
がほぼ10cmになったので分娩室へ行きましょう」とのこと!!
いざ分娩となると不安はあったが、それよりも「やっと陣痛から解放される!」と
いう思いのほうが強く、不思議と頑張れそうな気がした。

いよいよ分娩室へ。
隣の陣痛室にいた女性は分娩に1時間かかったそうで、彼女もかなり長い時間を
陣痛室で耐えていたので、私も何とか1時間で産みたいと密かに目標を立てる。
分娩室には私を励ましてくれた助産師さん、美人先生、早口先生、そして何と
イケメン先生もいるではないか!外来診療が終わった直後だったからなのか、
私の年齢が心配だから用心してのことなのか・・・?ともかく医師が3人体制での
分娩開始となる。

早口先生はその日多忙だったらしく「今日はきっとこういう日なんだな、でも僕、
頑張っちゃうもんね。」などと独り言をつぶやいている。早口先生、初対面では
厳しそうな医師だと思ったが、実はお茶目な人だった。
美人先生は早口先生に何とフォローすればいいやらといった顔で苦笑い。
イケメン先生は陣痛がやってくるたび「この波は逃して・・・はい次そこだっ!」
といきむタイミングを教えてくれ、陣痛を感じているのは私なのにどうして彼は
わかるんだろう?と感心。
助産師さんは「順調ですよ」と励ましてくれるが、私はいくらいきんでもお産が
進んでいるという実感は得られず。
イケメン先生、今度は「お腹を押しますから少し我慢してください。」と言い、私の
いきみに合わせて両手でお腹を圧迫。これが噂のクリステレルか。でも噂に聞く
ほど痛くはない。というか陣痛のせいで他の痛みは感じない。

何度かいきんだ後、美人先生が耳元で「feeさん、分娩の進み具合が少し遅い
ようなので・・・」と話しかける。「結局帝王切開か。せっかく今まで頑張ったのに
と一瞬頭を過ぎったが、美人先生の話の続きは「吸引を行いますね。」だった。
私は陣痛から解放されるなら何でもやっちゃってくださいという気持ちで即了承。
イケメン先生は注射を打ち、麻酔が完全に効かないうちに切開を開始。痛かった
はずだがこれも陣痛の痛みにかき消された。
準備が整いイケメン先生は「せえのでいきますよ」と言い、私がいきむと同時に
お腹を押し、早口先生が器具で吸引。「あっ!!」と思った瞬間、トラちゃんの
甲高い産声が響き渡った
グッタリする私に助産師さんがトラちゃんを見せにきてくれる。私にはあまり
似ておらず、もちろん初めて見るトラちゃんではあったが、一目見ただけで
なぜか「この子に間違いございません」という気持ちで一杯になってしまった。
分娩にかかった時間は目標どおり約1時間だった。

その後胎盤が出て(感覚は無し)イケメン先生が縫合。胎盤が出ないと辛い処置
があると聞いていたのでホッとする。思えばイケメン先生には流産手術、羊水検査、
そして分娩と随分お世話になった。
トラちゃんが体重を計られている時、夫がバタバタと夫が入室してくる。ほんの10分
遅れで夫は誕生の瞬間を逃してしまった。(陣痛室でもう少し粘れば立ち会いが
できたのにと少し後悔)続けて母も入室しトラちゃんにご対面。3日がかりの陣痛
につきあってくれた母はさぞ疲れたことだろう。

その後カンガルーケアということで、トラちゃんを胸に抱きしばし休息。生まれて
間もないというのにお目目パッチリ、焦点も合ってまっすぐにこちらを見ている。
夫と私とトラちゃんの3人でしみじみ感動を味わっていると、早口先生が間仕切り
カーテンからひょっこり顔だけ突き出し「どう?かわいいでしょ。よかったね〜。
お父さん似だよね。」とおどける。本当にお茶目な人だ。
間もなく夫の両親もやってきて孫と対面。夫の両親にもこの3日間、随分ヤキモキ
させてしまった。
病室に戻った後は、翌朝から授乳があるから早く寝ようと試みるが、麻酔が切れ
傷口が痛み出しなかなか寝付けず。興奮していたせいもあったかも。

翌朝、体のあちこちが痛むのと睡眠不足でよろめきながら授乳室へ。トラちゃん
の顔を見ても昨夜までお腹に入っていたとは信じられず、また自分の子供という
実感も湧かない。しかし並んでいる赤ちゃん達の中で最もかわいい顔をしている
のはどう見てもトラちゃんで、既に親バカと化した私なのであった。


・・・というわけで、おかげさまで何とか無事母になることができました。

あらためて振り返ると、やはり年齢と妊娠後の運動不足は見事にお産に影響した
ように思います。
子宮も産道も筋肉ゆえ、安定期から臨月にかけてもっと体を動かし柔軟にしておく
べきでした。(「エチカの鏡」でも薪割りを推奨する産院が紹介されていました。)
もっとも、難産だったとは言え普通分娩が出来たのは私の年齢にしては幸いで、
妊娠前のジム通いが多少は役立ったのかもしれません。

ともあれ、永遠に終わらないかに思えた陣痛にはこのとおり、ちゃんと終わりが
あったし、分娩そのものは自分が頑張れる分、陣痛の忍耐に比べれば楽勝です。
これから妊娠・出産に臨まれる方には、”案ずるより産むが易し”ですよとお伝え
しておきます。


数日前には助産師さんによる新生児訪問があり「自宅に戻ると家事にとらわれて
授乳のペースが乱れ母乳の出が悪くなりやすいから、もう少し授乳量が安定する
まで実家にお世話になったら?」とのこと。
現在の”ミルク寄りの混合”状態を何とか”母乳寄りの混合”に持っていきたい私は
そのアドバイスに従い実家滞在を延長することにしたため、トラちゃんの扱い方を
見かねつい口や手が出る母親と喧嘩をしながらの生活がもうしばらく続きそうです



長い記事におつきあいいただきありがとうございました。

fee_dragee at 11:42|PermalinkComments(26)

2010年02月19日

大仕事終了!

長らくお待たせしました。

ようやくトラちゃんが誕生しました!

身長47cm、体重2,700g、お腹にいた時と同様非常に元気な女の子です。

奇しくも、昨年の流産からちょうど一年でした。


お産は予想どおりの難産で、陣痛時間(10分間隔になってから出産まで)は
担当の助産師さんもビックリの65時間
これまで高齢妊娠のさまざまなリスクを乗り越え、順調に思えた妊娠でしたが、
最大の試練が最後の大仕事に凝縮されていたようです


陣痛室に籠っていた3日間は、母親や病院のスタッフの方々にそれはそれは
お世話になり、(途中一緒に泣いて下さった助産師さんも・・・)出産後は検温
や回診のたびに「ほんとによく頑張りましたねー! おめでとうございます。」
とあたたかい言葉をかけていただきました。

また陣痛の終盤では促進剤、分娩は医師が3人がかりでクリステレル(いきみに
合わせて医師が腹部を押す)や器具を使用しての吸引という医療介入(?)もあり
自然とはやや言い難いものの、とりあえず当初の希望どおり普通分娩が出来たと
いう点は、産後の今となっては非常に良かったです。(陣痛の間は無痛分娩か
帝王切開に切り替えてくれと懇願して大騒ぎでした


そんなに難産だったトラちゃんはさぞ愛しいだろうとよく言われるのですが、
ここだけの話、まだ「自分の子供」という実感はそれほど無くて。

今は ”この子のお世話係に任命された”

という感じです。
霊的な観点というか、人生をグローバルに考えると実際そうなのでしょうが。

ただ、授乳をしている時など、これまでの人生では感じたことのなかった想いが
わきあがるのも事実で、「この子を置いては死ねない」という魂の叫び?にも
似た感情に支配されています。


ともあれ、母子ともに無事で何より。

あたたかく見守ってくださったみなさん、本当にありがとうございました!!

後日改めてお産レポートをお伝え出来ればと思います。
(コメントの返信も含めお待たせしてしまうかもしれません。)


とり急ぎ、出産報告でした。

fee_dragee at 11:27|PermalinkComments(32)

2010年01月22日

陣痛待ち(38w)

ようやく産休に入りました。

産休に入ればじきに仕事のことなど忘れてしまうだろうと思っていたのに、
現在、職場の同僚から日に数回は問い合わせの電話やメールが来ている
状態で、もうしばらくは後ろ髪を引かれそうです。

それだけならまだしも、出産間近でナイーブになっているところへ「パニックです
とか「もう無理、助けて〜」などと愚痴メールが来た日にゃ「私、一応気を遣って
2週間以上長く働いたんだから勘弁してよ」とか「今からでも会社へ手伝いに
行けばいいわけ?みんなが2人、3人と産み育てていた間、私が散々カバーして
きたのに・・・。お願いだから私も1人ぐらい産ませてー。それとも私から上層部
に嘆願書でも出せばいい??」と心の中で(あくまで心の中ね)憤慨しては、
やり場のない思いを夫に八つ当たり。
結局、「今は愚痴を聞いてあげるしかないよね。」という夫の優等生な返答に
ムッとするだけなのでした・・・。

しかし冷静に考えればそれ以外になす術はないのであり、またいくら仕事は
会社のものとは言え人様に迷惑をかけているのも事実なので、全く彼の言う
とおりであります。


そんな中、市の助産師さんから産休に入り次第家庭訪問がしたいと連絡が
来ており、さっそく産休初日に訪問がありました。

まずは母子手帳を見ながらひととおり問診。

(助産師さん)「お仕事、延長で頑張られてたんですねー。
大きなトラブルもなくここまで来れて本当に良かったですね。
体調はいかがですか?
赤ちゃんは元気にしていますか?」

私のほうは脚の浮腫みがある以外は快調です。
赤ちゃんも元気なんですが、どうも最近逆子になったみたいなんです。
一度は治ってたんですが・・・

「まぁ・・・それは大変!
産休に入ってからと言わず、もっと早く来れば良かったわね・・・。
もしかしたら治してあげられたかも。」

「毎日、せっせと話しかけはしてたんですけどねぇ。
さすがにもう今からじゃ身動きが取れませんよね・・・?
最近は『健康ならそれでいいや。好きなところに居てちょうだい』っていう
心境です。」

「そうねぇ・・・元気に産まれてくるのが一番よね。」

すっかり諦めモードの私に、助産師さんは同情の色を浮かべていました。

「病院では逆子体操の指導はなかったの?」

「時期が遅かったせいだと思うんですけど、特に何も言われませんでした。
右側が下になるように寝てみてくださいとだけ言われて実行してますけど・・・。
あと、自己流で猫のポーズをやってみたり。」

「そっかー。・・・バースプランはもう立てられましたよね?
ちゃんとご自分の希望は伝えられましたか?」

「はい、出産方法は自然分娩を希望にしました。
逆子でも赤ちゃんが足を曲げているようなら、自然分娩が出来るよとは
言われましたけど、さすがにそこまで頑張る自信はないです・・・。
赤ちゃんの負担も心配ですし。」

「そうねぇ。頭が最後になってしまうから心配よね。
とりあえずちょっと赤ちゃんの様子をみせてもらいましょうか。
心拍も測定してみましょう。」

横になってお腹を出し心拍数を計測してもらうと、おへその横あたりから
トラちゃんの心音がバクバク聞こえてきました。

「うーん、ここで心拍が拾えるということはやっぱり逆子ちゃんのようねぇ・・・。
胎児の心拍は110〜160くらいが標準の範囲なんだけど、今140前後ですから、
正常ですね。」

そう言いながら助産師さんは私の腰の下にクッションを2個当てました。

「こうやって腰を高くして膝を立てて脚をユラユラさせると、骨盤にはまった
お尻や足が抜けやすくなるのよ。
TVを見ながらでも出来ますから、毎日やってみてくださいね。
でも次の検診がもう37週目だから、帝王切開を薦められた場合は38週中には
手術をしましょうって言われると思うわ。」

「そうですよね・・・。覚悟を決めておきます。」

やっぱしか
トラちゃん、来週中にはお母さん、切腹してご対面だよ・・・。

帰宅した夫に一部始終を話すと
「そうかー・・・じゃぁやっぱ帝王切開になる可能性が大だね。
feeちゃんの負担にはなるけど、トラちゃんのために頑張ろうよ。」
と少々神妙な面持ちでした。


そして37週の検診日。

夫には
「もし帝王切開の日が決まったら、すぐにメールしてね。
休日を変更してもらえないか頼んでみるから。」
と念を押され病院へ。

前回ひっかかった尿蛋白は陰性、さらに体重は服装の分を引いてくれてセーフ。

(看護師さん)「NST(ノンストレステスト)は前回受けられましたか?」

「いいえ。前回はマザーケア外来だけでした。」

「まぁそうなの! 年明けで忙しかったのかしら・・・。
もう37週目なのに・・・逆子だってことは聞いていらっしゃる?」

「はい。それは伺いました。」

「とりあえずNSTが先ね。」

私は状況がよく掴めず、言われるがままにリクライニングタイプの椅子に
座ると分娩監視装置のベルトを腹部に巻かれました。

「少し時間がかかるのでこれを読んでおいてね。」

渡されたのは、自然分娩および帝王切開の入院から退院までのスケジュール
が書かれた一覧表でした。

トラちゃんの心拍数は170前後と、前に家で計測してもらった時よりも高め。
看護師さんにも「ちょっと速いわねー」と言われてしまいました。

実際、トラちゃんはもう大きくは動けないはずなのに、NSTの計測中はベルト
がずれるくらい激しく動き、それはお腹に取り付けられたセンサーが可動式
なのかと思ったほど。
もしかするとトラちゃんは初めてのNSTに「いったい何をされるのだろう」と
緊張していたのかもしれません。
あるいは、聞き慣れた自分の鼓動が今回は外からもステレオで聞こえてきて
びっくりしたのかも・・・?


NSTが終わり診察室へ行くと、初めてお目にかかる男性医師が待っていました。
穏やかな癒し系男性医師が多い中、この先生はなんだか厳しそうでいかにも
キレ者っぽいぞ・・・とやや気を引き締めていると予想は的中。

「37週で逆子なんて大変だ! どうして前回は医師の診察が無かったんだ??
陣痛が先に起きてたら大騒動になってたよ。」

先生が早口でまくし立て始めました。

私は返す言葉が見当たらずオドオド。
看護師さんは少し恐縮して

「年末年始の休みを挟んでいてバタバタしていたのかもしれません。」

と言いながら私をベッドへと促しました。
腹部エコーが始まり、ドキドキしていると・・・

「驚いた!! 逆子が治ってるぞ! 頭が下にある・・・。
うん、間違いない。いやぁ、本当に驚いた。35週過ぎて、ありえない。」

「えっ!? 本当ですか?
でも、肋骨の下あたりに硬い頭らしきものがあるんですが・・・」

「それはおそらく足だよ足! だってどう見たってこれ、頭以外の何物でも
ないでしょ。・・・そもそも、前回は本当に逆子だったの?って言いたくなるけど
まぁ過去のことはどうでもいいや!
逆子だったらすぐでも出さなくちゃいけないところだったよ。
あー驚いた。」

先生は一人興奮しておられました・・・


その後、口調に似合わず(失礼)とても丁寧な内診があり再び診察室に
戻ると、先生はまたまた早口で言いました。

「だいぶ下がってきてるみたいだけど、子宮口は全然開いてないね。
あまり大事にし過ぎず、どんどん体を動かして早めに産んじゃってくださいねー。
そうそう、前回の血糖値の検査結果は聞いた?
妊娠糖尿病になると、赤ちゃんに栄養が行き過ぎて巨大児になったりとか色々と
大変なんだけど、異常無しで良かったね。
赤ちゃんの推定体重は約2,600gだから、もういつ産んでもいいからね〜!」

この先生には終始圧倒されっぱなしの私なのでした・・・。

しかしなるほど先生の言うとおり、途中経過はともあれ逆子が治ったという
事実は結果オーライ。
5週間でトラちゃんの体重が+1,100gというのもまずまず。

あとは、帝王切開の覚悟を決めていた自分の心を陣痛待ちに切り替えねば。

ここ最近は、帝王切開になるだろうと思って体重管理を怠っていたけど、今後は
出産が遅れてしまう心配も出てきた。
さっそく、床掃除やマタニティヨガ、ウォーキングにも励まないと・・・。

などと頭を巡らせながら、病院を後にしたのでした。


夫にメールをすると
「なんか拍子抜けだね。いつの間に治ったんだろー?
トラちゃんに毎日ガミガミ言ってしまって、謝らないとね。
でもとりあえず良かった良かった。」

と返信。

帝王切開派の実家の母は
「あらー、予定が立たなくなってしまったねぇ・・・。」
とやや残念そうでした。

一方、昨年アラフォー初産を果たした友人からは
「私らの歳じゃぁ、とにかく産道が硬いからね、時間が掛かって大変だよー!」
と散々脅しをかけられてしまい、現在、帝王切開とはまた別の種類の不安に
おののいています。
 

逆子が治ったのがいつなのか、またそれは助産師さんのアドバイスのお陰
なのか、それとも「下腹部にカイロ作戦」が効いたのか?・・・今となっては
知るすべもありませんが、ともかく、出産は当初の希望どおり自然分娩で
行けそうです。

陣痛の痛みで死にゃしないと自分に言い聞かせつつ、来たるべき日を
待ちたいと思います。



夫の最近の愛読書。
男性はただでさえ出産に関する情報量が少ない上、マタニティ雑誌が読みづらい
ようですが、この本だけは真剣に読んでいます。

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2010年01月11日

2010年の抱負(36w)

いよいよ2010年が始まりました。
新年の挨拶をするには遅くなってしまいましたが、本年もどうぞよろしく
お願いします!


昨年末は、ただでさえ忙しい年末業務をこなしながらの仕事の引継ぎで、
妊娠していることを忘れてしまいそうなほど多忙な日々でした。
そんな中、職場の同僚が出産壮行会を兼ねた忘年会を企画してくれ、
日頃お世話になっている大勢の人が集まってくれたのには感激
仲間の大切さを実感したひとときでした。

本来なら既に法定産前休暇に突入していますが、私が実際に産休入り
出来るのはあと数日後になりそう。
一日中家で過ごすようになると、会社と違いトイレへ行くにもほんの数歩
で行けてしまうので、運動不足には注意せねば!と思っています。


さて今回は、検診レポートの前に2010年の抱負を書き留めておきます。


その1. 無事に出産を終える。
これは言うまでもなく今年一番の目標です。
胎動が愛しく感じられ、ずっとお腹にいて欲しい気持ちに駆られることも
しばしばですが、あともうしばらくの間自分に出来るただ一つのこと、
”健康管理”に専念し母子共に健康なお産をしたいものです。


その2. 母乳育児をがんばる。
完母、は無理かもしれませんがなるべく母乳優先で頑張ります!
(体重を戻すためにも・・・)


その3. 遅くとも9月までの職場復帰を目指す。
今や職場の女性のほぼ全員が1年〜1年半の育児休業を取得する中、
諸事情を熟慮した結果、会社には育児休業をフルで取得しない旨を
伝えてあります。


その4. 夫に育児への積極参加を促す。
現在、夫がどんなペースで育児に参加できるかは本人にも未知数のよう。
元々休日が合わないということもあり、私の職場復帰後は夫の休日を
中心に育児を任せ、トラちゃんに人見知りされない父親になって欲しい
と思います。


その5. マイホームを建てる。(購入する)
これが一番夢のある目標なので、実はこれを2番目に掲げたいほどです。
夫婦2人だけの時は双方の両親を含め6人6様の主張が飛び交い一向に
意見がまとまらなかったのですが、トラちゃん誕生を機に、もちろん
トラちゃんのことを一番に考えての立地条件でマイホーム取得を実現
させたいと思っています。


・・・というわけで、35週目の検診レポートです。

今回は年末年始をはさみ前回の検診から3週間も開いてしまった上、
トラちゃんが再び逆子になってしまった様子で、検診の日が非常に
待ち遠しく感じられました。

まずは前回指摘の血糖値の再検査のため採血室へ行き、1回目の採血。
その後、瓶入りの無色透明の炭酸水(ブドウ糖ジュース)を一気飲み。
味は○ツ屋サイダーを甘ったるくした感じでした。

「1時間後にまた戻ってきて下さい。」と言われ、売店付近をウロウロするも
朝食を抜いているせいで、食べものを見るといっそう空腹感が増すため、
談話コーナーで読みかけの「1Q84」を読むことに。
昨年末から寝る間際に1章ずつちびちび読み、なかなか読破できなかった
のに、集中して読むと1時間も経たずに残りを読み終えてしまいました。

再び採血室へ行き2度目の採血を済ませると、さすがに病院内でもう1時間
を潰すのは難しいと思い病院を出て、本屋へ行くか実家へ行くか迷った末、
最近オープンしたケーキ屋へ。
採血があと1回残っているためもちろんケーキ&お茶をするためではなく、
日持ちのする焼き菓子を物色し20個ほど購入。
・・・というのも、わが職場では女性が産休に入る際、お菓子を配って
挨拶回りをする慣例があるようで、私もここは慣例に従うべきだろうと
考えたからでした。

買ったばかりのお菓子の味見をしたい衝動を抑え病院へ戻り、3度目の
採血を済ませると、朝から注射針を3本も打たれたせいか、空腹も手伝い
すっかり病人の気分に陥ってしまいました。
売店でパンでも買って食べて元気を出そうかと思うも、やはり体重が気に
なるため診察が終わるまで我慢我慢、と思いなおし産婦人科へ直行。

年明けまもない午前の産婦人科は、患者さんで溢れ返っていました。

相当待たされるだろうと思っていると、今日は医師の診察ではなく
マザーケア外来とのことで、予約の時間どおりに助産師さんの部屋に
呼ばれました。

(助産師さん)「体調はいかがですか〜?
いよいよお産が近くなってきたので、今日は以前に提出してもらった
アンケートを元に、バースプランを作成しましょうね。」

「実は年末ぐらいに、また赤ちゃんがひっくり返ってしまったような
気がするんです

「あらホント!? もうとっくに動かない時期だと思うんだけど・・・
とりあえずエコーでのぞいて見ましょうか。」

ベッドへ促されお腹を出しエコー画面を見上げると、やはり前回とは
様子がどうも違うような・・・。

「よく動いてますねぇ・・・うーん、やっぱり頭が上にあるみたいね。」

助産師さんは手を休め「触って確認してみますね。」と言い私のお腹全体を
触診していきました。

「頭がおへその右上あたりにありますね。この硬いところ。」

「やっぱり・・・もう直らないですかね?」

「さすがにもう大きくは動けないと思うけど、赤ちゃん次第かなぁ。」

「寝る時の向きとか、気にしたほうがいいでしょうか?」

「そうねぇ、今、赤ちゃんの背中が上のほうになっているので、今日からは
右側を下にして寝てみましょうか。」

「はい、そうしてみます。」

もういつ産気づいてもおかしくない時期なだけに、今から逆子体操をせよなど
とは言われませんでした。


「さっそくバースプランなんですが、出産方法は自然分娩を希望、でしたね。
逆子でもお尻から出てくることは可能なんですけど、頭から産まれてくるよりは
お産に時間がかかるかもしれませんねぇ。」

えー!?さすがの私も、逆子を自然分娩で産む勇気は無いんですが・・・
もっとも助産師さんは医師ではないから「逆子だから帝王切開ね。」なんて
言えないんだろうけど・・・まぁこれについては医師にお任せかな。

私はモヤモヤした気持ちを抑え、かねてから聞きたかった無痛分娩について
聞いてみることに。

「あのー、無痛分娩をされる人って多いんでしょうか?」

「無痛分娩を最初から選択される人はほとんどいませんねー。
無痛分娩は希望すれば誰もが受けられるわけではなくて、赤ちゃんの状態や
お産の進み具合、あと麻酔医が手隙かどうかにもよりますし・・・。
それと、無痛分娩の麻酔にもそれなりのメリットはありますが、陣痛はお産に
とって大切なものですから、痛みを完全に取り除くということはしませんよ。
無痛というより和痛、ですねぇ。」

やっぱそうか・・・つまりは「オススメしません」ってことですね。

「そうなんですか・・・。たしかに無痛分娩で産んだっていう人をあまり
聞かないので、一般的ではないんだろうなと思ってました。
じゃぁやはり自然分娩希望でお願いします。」

「どうしても痛みに耐えられないと思ったら、お産途中で無痛分娩に
切り替えることも出来ますからね。
それから分娩の立会いはお母様と旦那様の2人ですか?」

「どちらか一方になると思います。夫はあまり期待できないので・・・。
夫がいなければ母、ということで。」

「わかりました。
それから母子同室を希望されていますが、出産直後からでいいのかしら?」

「体力の回復と相談しながら・・・にしてください。」

「そうね、それがいいわね。
あと授乳は母乳希望で足りなければ粉ミルクもOK、ですね。」

「はい。」

「乳房マッサージは毎日してますか?
入浴の時でもいいので、今のうちから鍛えておいて下さいね〜。
・・・あら!? 血液検査の結果がもう出たみたいよ。」

助産師さんはパソコン画面を見ながら続けます。

「最初が85、後は114、114・・・異常無しですね。
前回はたまたま血糖値が高めだっただけね。
でも実は今回、尿淡白が少し下りてるんですよねー。
手の指はちゃんと動かせますか〜?・・・大丈夫ね。
血圧は正常だし脚の浮腫みも以前よりおさまってるみたいですから、
尿蛋白についてはもう少し様子を見ましょう。」

「わかりました。」

「次の診察は2週間後ですけど、いつ産まれてもいいように入院の準備
だけはちゃんとしておいて下さいね〜。」

「ハイ。ありがとうございました。」

次が2週間後となると、医師の診察はかれこれ5週も空いてしまうなぁ
今日も新生児室には赤ちゃんが15人以上いたし、ほんとに忙しいんだなー。
まぁ、次までに産まれたら産まれたでそれがトラちゃんの希望ってことだな。

などと思いつつ診察室を後にしたのでした。


妊娠36週目頃には胎児にすい臓が完成しインシュリンの分泌を始める
らしく、この時期の母親の食生活は赤ちゃんの将来の肥満度を左右
するそうなので、特に最近、慢性的に甘いものが食べたくて仕方が無い
私は要注意!
産休中はなるべく家におやつを持ち込まないように気をつけつつ、財布を
持たずに図書館で半日過ごすとかショッピングセンターを散歩するとか、
一日の計画を立て、規則正しく過ごさねば。

また、何をするにも「よいしょ」と言うようになった私を心配して、夫は「次の
診察日あたりから実家に戻れば?」と言ってくれてはいるものの、睡眠時間
すらまともに取れないほど多忙な夫に家事など出来るはずもなく、いったい
どうしたものか・・・。
実家に帰ればネット環境が悪くなりブログの更新もままならないし・・・。

トラちゃん誕生に合わせ最新のビデオカメラを購入する予定が、新春初売り
超特売の旧モデルを衝動買いで予算が余ったことだし、この際、長年使った
愛機とお別れしてWindows7のお手軽ノートPCでも買おうか・・・?

などなど、思案中です。


今後更新が著しく滞った時には「産まれたんだな」と思ってくださいね。






下腹部にカイロを貼ると逆子が直るとの噂を聞き、
”カイロでトラちゃんおびき寄せ作戦”を現在実行中。
逆子はまだ直っていませんが、便秘だけは急速に改善しました!
果たしてどうなりますやら・・・。

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お産前にぜひ読みたい一冊。
内田氏のブログはいつも愛読させていただいています。

日本辺境論 (新潮新書)
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昨年のベストセラー小説「1Q84」
私の学生時代に縁のある地名や、私の好きな曲が登場しており
1Q84年の独特な世界に思いきり引きずりこまれました。

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2009年12月29日

ゆく年くる年(34w)

すっかり忘れていましたが、この12月で本ブログが3周年を迎えました
婚活2年+結婚生活1年、細々とではありますがこうして継続できたのは
ひとえに立ち止まって読んでくださった皆さんのおかげです。
この場を借りてお礼申し上げます!


さてさっそく今回は、この時期恒例となりつつある「一年の反省」を
年頭に立てた抱負に沿って振り返ってみたいと思います。

・2009年の抱負その1「5S活動に励む」
今年前半、特に妊娠待ちの頃は再び赤ちゃんが来てくれるようにと
せっせと掃除に励んでいました。
その甲斐あって?トラちゃんがやってきてくれたわけですが、つわり
期間中やお腹が重くなってきた現在は、5S活動をサボりがちです。
育児本によると、ワーキングマザーは頑張りすぎないことが肝心だそう
で(掃除をしなくても死なないし)人生最大の繁忙期を迎えるであろう
来年は、自分を甘やかしこの目標を立てないでおこうかと思っています。


・2009年の抱負その2「かわいげのある女になる」
これは私の永遠のテーマ・・・しかし夫から見た「かわいげ度」は明らかに
下落したような気が
ただ、お腹のトラちゃんとコミュニケーションをしている時だけは「自分の
どこにこんなピュアな気持ちが潜んでいたのか?」と驚くほど愛らしい会話
をしてしまうので、夫にはさぞ異様な光景に映っていることでしょう。


・2009年の抱負その3「産活に励む」
これについては意識しすぎてプレッシャーとならないよう努力目標と
位置づけていたのが良かったのか、おかげさまでこのとおり再び妊娠
することが出来ました。
妊娠の決め手は一つには絞れませんが、超高齢妊娠であるにも拘らず
体調不良による欠勤もなくここまで辿り着けたことを考えると、長年の
ジム通いが妊娠および妊娠の継続に役立ったのかもしれません。

ちなみに私の場合、タイミングを狙ったのに妊娠が成立しなかった
周期は、いずれも着床期に飛行機に乗っていました。
ハネムーンベビーというのもあるのだから因果関係は薄いとは思い
ますが、産活中の方の参考になればと思いお伝えしておきます。


・2009年の抱負その4「常備菜作りの達人になる」
これは毎日の弁当作りのために欠かせない項目でした。
現在はワンパターンなものに限り、冷蔵庫と食品庫のストックで数種類
程度作れるようになりました。
夫にはせめて産休中だけでももう少し美味しそうなお弁当を持たせて
やりたいとは思うものの、多忙な平日よりも時間がたっぷりある土日の
ほうが家事を手抜きしてしまう私には無理かも・・・


・2009年の抱負その5「人を憎まない、否定しない」
これも私にとって永遠のテーマ。
今年は果たしてどうだったかと言うと・・・
結婚してパートナーを得て知らず心が安定したせいか、独身時代のように
人間関係でクヨクヨ悩むということはほとんどありませんでした。
(というか以前のようにじっくり内観する暇が無い!)
結婚当初、密かに悩んでいた懸案事項が今や大して気にならなくなった
ことなどは、トラちゃんという関心事が出来たことと時間薬の効果でしょう。
来年は職場復帰に伴い公私ともに新たな人間関係の悩みが発生するかも
知れませんが、そんなのは所詮人生における「道端のウン○」と割り切り、
それに目をくれる暇など無いほど忙しくなるのと時間薬を頼りに、何とか
やり過ごしたいものです。


ところで、今年の漢字には「新」が選ばれたそうです。
私の今年の漢字はやはり「妊」でしょうか。
まさに妊娠に始まり妊娠に終わった一年でした。
「新」も当てはまるような気がするけど、私にとっての「新」は来年用に
取っておいたほうがいいかも・・・。

かねてから夫との反省会もしたいと思いつつ、この数週間休日返上で働く夫
とはゆっくり話す時間が持てておらず、大晦日に紅白歌合戦を見ながらでも
語り合いたいと思っています。


・・・というわけで、いまいち反省らしくない反省となってしまいましたが
最後に32週の検診レポートを記録しておきます。


血圧と尿検査は異常無し、体重は+1kgで冷や汗をかくも特に指摘は無し。
代わりに助産師さんから「診察の前に”乳房マッサージ”のDVDを見て
ください。」と言われ約20分間鑑賞。
ところどころ真似てみるも、翌日には忘れてしまいそうな内容でした
一方トラちゃんはDVDに登場する赤ちゃんに反応するかのように元気に
動き回っていました。

その後いつになく長く待たされた後、診察室へ。
今回のトラちゃんは推定体重1,490gで、前回より何故か100gのマイナス。
先生は苦心して何度も計測しなおしてくれていたようですが、結局前回の
体重を超えることはありませんでした。

32週で1,490gというのは明らかにおチビさんだと思いきや、先生は
「標準の範囲内ですよ〜。順調ですね。」
としか言いません。
私もまた、トラちゃんの成長ぶりを胎動の摩擦感の変化で実感していたので
さほど気になりませんでした。

それよりも、ショックだったのは血液検査の結果!!

「妊娠初期から貧血気味でしたが、貧血がやや進んでいるようですねー。
今回から鉄剤を処方しますので、これでしばらく様子を見ましょう。
これを飲むと今まで以上に便秘がちになる場合が多いんですが・・・。」

「実は今いただいている便秘の薬も効きづらくなっているんです

「じゃぁ下剤も処方しておきますから、少しずつご自分にあった適量を
試してみてください。
それから、血糖値が103でやや高めなんですよね・・・。
普通は103でも標準の範囲内なんですが、妊婦さんは上限値が厳しくて、
100を超えると精密検査になります。
次回診察の前に検査を受けていただきたいんですが・・・年内は既に予約が
いっぱいで、年明け35週目になっちゃいますねぇ。
当日は朝食を取らずに病院へ来ていただいて、ブドウ糖のジュースのような
ものを飲んで、1時間ごとに血糖値を調べます。
その後、診察になりますから丸半日かかると思ってくださいね。」

「わかりました。ありがとうございました。」

はぁ
つまり私、「妊娠糖尿病予備軍」ってこと・・・!?

心の中で叫びながら診察室を後にしたのでした。

ここまで大きなトラブルも無く来れたのに、年齢は正直なようで
40代の妊婦に高率で起こる妊娠糖尿病はやはり不可避なのか・・・?
次回の再検査に注目です。


またこの間、多忙な夫の仕事の合間を縫い「パパママ教室」に参加を
してきました。
出産および育児が始めての夫婦限定ということで、さぞ若い夫婦ばかり
なのではとドキドキしながら参加してみると、参加者は意外にも30代半ば
と見受けられる夫婦ばかり。
アラフォー出産の友人いわく「そういう教室に積極的に参加するのって、
高齢出産で心配性になってる夫婦が多いんだよー!」だそうですが、
たしかに当たっているかも・・・。

それにしてもこのパパママ教室、妻達以上に熱心に耳を傾ける夫が
多かったのが印象的で、わが夫も逐一メモを取っており、あらためて
「まじめなヤツだなー」と感心。
夫のモチベーションを高めるには良い機会でした。



まもなくやってくるお正月は、おそらく夫婦だけの2度目にして最後の
正月となります。
思ったよりもまた見た目よりも元気な私は、心配する周囲をよそに
どこの神社へ参拝に行こうか(ついでに初売りも・・・♪)と思案中です。

「お母さんをえらぶ赤ちゃん」に書かれていたような神秘体験はわが身に
起こりそうにはないけれど、トラちゃんには既に魂が宿っているような
気もするので、そろそろ名前の候補を絞りこまねばと思っています。
”名前は最も短い呪文”なのだそうで、このお正月は夫婦でさんざん
悩みたいと思います。


どうぞ良いお年をお迎えください。





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ようやく手編みアフガンが完成。
ニットだけでは頼りない感じだったのでネルの裏地をつけました。
おくるみ





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2009年12月03日

結婚式一周年(30w)

おかげさまで、結婚式一周年を迎えることができました。
この一年、振り返ればあっという間だったような、でも2度の妊娠で快調と言える
日が少なかったことを思うと、とてつもなく長かったような気もします。

しかし、せいぜい月に一度の夫と過ごせる休日だけを楽しみに、いつも同じような
食材を買い、代わり映えのしない夕食や弁当をこしらえ、帰宅の遅い夫に待ち
くたびれ、食べて寝て起きて会社へ行って・・・という繰り返しの日々にはじきに
飽きていたであろう私にとって妊娠は本当に救いで、

「もしトラちゃんが来てくれなかったら、今頃どうしてたかなー。
私のことだから、新しい趣味や旅行なんかにエネルギーが向いてたかなぁ。
とりあえず不妊治療がライフワークになってたんだろうなぁ・・・。
ともかく、次々に目標をくれるトラちゃんには感謝だよ。」
としみじみ言う私に、

「そうだねぇ。僕も、もしfeeちゃんに出会えてなかったら・・・って想像しては胸を
なでおろすことがよくあるよ。
feeちゃんのおかげで生活が180度変わって色んな経験が出来て、本当に幸せな
一年だったよ。」

と、夫は出会った頃と変わらず素直でストレートに返してくれるのでした。


一方トラちゃんは相変わらず元気いっぱいで、時々「しゃっくり」もできるように
なりました。(胎児のしゃっくりは肺呼吸の練習なのだそう。)
胎教と称して(実は親が見たい)SFアニメのDVDを見た時などは、お腹の中で
大はしゃぎ。
子供の頃は、主人公の無鉄砲な行動に疑問など持たずひたすらワクワクして
見ることが出来たのに、今見ると「この軍の組織図は一体どうなってるの!? 
指揮命令系統は? 上司に報告連絡相談は!?」などとツッコミを入れてしまう
私に対し、トラちゃんは昔の私のように純粋に楽しんでいるみたいでした。

またボクシングの試合中継を見た時は、真似をしているのかと思うくらいキックや
パンチを繰返すので、「もしやトラちゃんにはTV画面が見えているのでは?」と
思ったほど。
実際、胎児時代に母親の見た光景を覚えていると証言する子供もいるそうで、
視覚的ではないにせよ、母親と胎児はどこか感覚的に繋がっているのかも
しれません。


ひとつ気がかりと言えば、胎児は一般的に30週頃には頭位(頭が下、足が上)に
落ち着いてくるらしいのに、トラちゃんはまだ回転する余裕があるのか?しばしば
体勢を変えてしまうこと。

「でんぐり返しもいいけど、へその緒を絡ませないでねー。
出来ればそろそろ正しいポジションに納まってねー。」

と語りかけてはみるものの、どうもトラちゃんの好みは頭が右、足先が左の体勢の
ようで左下腹部を蹴られることが多く、そのたびに

「そこは違うよー。足はこっちだよー。」

と言い聞かせています。

胎児の体重が2,000gを超えると自然に頭位におさまる可能性は低くなるそうで、
逆子体操やお灸で大変だったと語る逆子ちゃん経験者も周囲に多いため、お腹の
中で身動きが出来なくなる前に早く頭位に落ち着いておくれと願うばかりです。



では28週目の検診レポートから。

血圧は低め、糖と蛋白は−、脚の浮腫みは相変わらず+、体重は200g増でこれは
トラちゃんの成長分と勝手に都合良く解釈。

診察はエコーのみの簡単なものでした。

トラちゃんはお腹が空いていたのか、指をおしゃぶり中。
推定体重は1,150g、前回より250gの増加でまずまずとのこと。

「今日は横になっていますねー。頭が右で、足が左にあります。」

「あーやっぱり・・・。最近よく左のわき腹を蹴られるんです。」

「まだあちこち動きまわる時期ですから、様子を見ましょう。」

先生は特に問題無いと言った風で、逆子体操をせよとも言われませんでした。

次回の予約は・・・と卓上カレンダーを見せる先生に私は慌てて聞きました。

「あのっ、新型インフルエンザの予防接種は!?」

「今ようやく妊婦用のワクチンが入荷し始めたところなんですが、小さい
お子さんがいらっしゃる妊婦さんが最優先なので、まだしばらくは順番が
まわってこないと思います。
正確な日程は出せませんので、先に最寄の内科で季節性インフルエンザの
予防接種を済ませておいてください。」

ガックシ

またしてもダメでした。

前回の検診で、次回はおそらく接種できるでしょうと言われたのに・・・と少々
憤慨しつつも、なるほど言われてみれば同居人が夫しかいない私などよりは、
子供のいる妊婦さんが先だよな、と思い直し病院を後にしたのでした。

指示通り季節性インフルエンザの予防接種を済ませ帰宅し、母子手帳を開くと
前回のトラちゃんの推定体重の横にアルファベットの"g"のようなものが記入
されていてこれは何だろうと思っていたのが、今回は同じ欄に"g"の横向き風の
図で記入されていることを発見。

そこで私はようやく「ははーん、この"g"らしきものは検診時の胎児の体の向きだ。
なるほど前回は骨盤位で今は横位かぁ。」と理解。
以来、トラちゃんのキックの位置をついチェックしては一喜一憂の日々が始まった
のでした。


そして2週間後、30週の検診日。

体重管理をかなり頑張った私は、今度こそ体重増加ゼロかマイナスだろうと期待を
込めて体重計に乗りました。
・・・がしかし。
いつもは着衣の分を500g引いてくれるのに、今回の看護師さんは引いてくれず
結局、500g増。

ガックリ肩を落として血圧測定をしていると、看護師さんが言いました。
「新型インフルエンザの予防接種、体調が良ければ今日出来ますよ〜。
希望でしたらこの問診表を記入してくださいね。」

もしかして今日もダメなのではと半分諦めていた私、これでようやく心配性の
母を安心させることが出来ると気を取り直し診察室へ。

診察は前回同様エコーでのトラちゃんの元気度チェックと体重計算でした。

「元気に動いていますねー。・・・あ、逆子が直ってますよ。このままでいて
くれるといいんですが。
推定体重は1,590g、30週のちょうど平均ですね。」

えーっつ!? 前回より400g以上増えてる
まぁこの数字はあくまで「推定」だし、気にしない気にしない。
(・・・が、やはり具体的に数値化されると気になって仕方がなく、帰宅後はネットで
検索しまくりでした。)

この日は検診の後、血液検査のための採血を左腕に、新型インフルエンザの予防接種
を右腕に打ってもらっての帰宅となりました。(採血は浮腫みで肘の内側の血管が
見えなかったようで、普段やらないような関節寄りの細い血管からの採血でした。)

相変わらず胎動の激しいトラちゃん、果たして次回の検診まで体勢をキープできますか
どうか・・・。


さてそんな中、私たち夫婦は結婚式一周年ということで、式でお世話になった
ホテルのレストランで食事をしてきました。

ことあるごとに「結婚式場の下見をした時のランチと、式当日の会食は絶品
だった!」と語る食いしん坊な夫は、今回の料理にもいたく感激し、

「よそでは食べられない味だ〜

と大喜び。
更に美味しい料理に酔ったのか、

「今だから言うけどね、式場の下見の時にランチを美味しそうに食べていた
feeちゃんの笑顔は忘れられないよ。今までで一番最高の笑顔だったよ。」

と熱く語ります。

私は内心「そういえば婚活中、女性の笑顔に妙にこだわる男性が多かったっけ・・・。
やはりおぬしもか」と思いながらも、ご馳走を目の前にしないと夫の望む
ような笑顔を見せることが出来なかった自分をしばし反省。
(笑顔、大切ですね、確かに。)

とその時、レストランのスタッフからサプライズが・・・!


それはチョコレートで"Bon 1er Anniversaire"と装飾されたデザートプレートでした。

レストランには特に一周年記念だとは伝えていなかったのに、予約の名前で調べて
くれたのでしょう。
その心遣いに感激でした。

見渡すと、周囲にも同じように祝ってもらっている夫婦がチラホラ。
スタッフの話では結婚記念日に毎年訪れる人がとても多いのだそうで、私たち同様
この地に思い入れの深い人は多いよう。

なるほどここのスタッフの対応は、私のお腹を見て背当て用のクッションや膝掛け
を持ってきてくれたり、まだ0歳と思われる赤ちゃんを連れた夫婦のテーブルには
手の空いたスタッフが交互にぬいぐるみを持ってあやしに来てくれたりと至れり
尽くせりで、またぜひ来たいという気持ちを起こさせてくれます。

夫も同じ思いだったようで、

「来年は僕達もトラちゃんを連れてきたいな。」

と言い、私は

「トラちゃんがあんな風にお行儀の良い子だったらねー。」

と言いながらも、結婚記念日に毎年ここへ来ることが叶うような幸せな家庭を
築いてゆきたいものだと思うのでした。



2009年も残り1ヶ月を切り、世間は年末モードに突入しています。
本来ならそろそろ年賀状の作成や一年の反省と来年の抱負を考える時期ですが、
今年は仕事のマニュアル作成や引継ぎを終えないことには年を越せません。
(年のせいかどうもこれらの作業が億劫で

体が動くうちにトラちゃん用品も買い揃えねばならず、また何組かの親しい
グループが私のために「高齢出産壮行会」を催してくれるらしく、いつにも
増して忙しい師走となりそうです。







昨年の結婚式の時と同様、ホテルには素敵なクリスマスデコレーションが
あちこちに施されていました。
hotel













料理も絶品!
hotel1

hotel2


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2009年11月08日

お産選び(26w)

あっという間に妊娠7ヶ月となりました。

お腹は「この先更に大きくなる余地があるのか?」と不安になるほど膨らみ、
周囲のママ達に「今が赤ちゃんの成長期だから、大丈夫!」と助言を貰っては
「みんなちゃんと立派なお母さんになって偉いなー」と感心するばかり。

脚の浮腫みは、減塩を徹底し更にカリウムを多く含む根菜類を意識して食べる
ようにしたところ大幅に改善。
しばらくは体重も減少傾向で喜んだのも束の間、7ヶ月目に入ったとたんに
浮腫みも体重も逆戻り
暴飲暴食をしているわけでなし、これはもう産むまで我慢するしかないのだろうと
最近は諦めモードです。


トラちゃんのほうは聴覚が発達してきたらしく、私が喋りだすとモゾモゾ起きて
くることが多くなりました。
また最近は、私が相手をしてやれない時はキックを数回でやめてしまうのに、
構ってやると得意げに何度もキックを披露してくれ、少しずつ知恵がついてきて
いるのだな、という感じ。
胎児の脳が急速に発達しているこの時期、絵本の読み聞かせや50音を教えると
良いとは聞くけれど、それほどマメではない私たち夫婦は、各自都合の良い時に
勝手にたたき起こして(?)声をかけるのみで、「産休に入るまでロクに胎教もして
やれず、ごめんよトラちゃん・・・」と謝るばかりなのでした。


さてそんな中、次回の検診までに考えなくてはならない宿題がありました。

それは病院から渡された「どんなお産方法を希望するか」という内容のアンケート。
選択肢は自然分娩、帝王切開、計画分娩、無痛分娩の4つで、あくまで現時点の
希望であり、決定ではないとのこと。

それまで漠然と「できれば帝王切開ではなく自然分娩で。どうせ無痛分娩なんて
都会の病院でしかやっていないのだろうし。」と思っていた私は、こんな片田舎の
病院で無痛分娩を選択できるということにビックリ!
しかも無痛分娩とは言っても陣痛が起きてから麻酔を入れる方法なので、より安心
かつ安全なのだという。

更に、幼少期から大学卒業までをアメリカで過ごしたほぼアメリカ人の友人に
「わざわざ自然分娩を希望するなんて馬鹿げてる。痛い思いをしないと子供への
愛情が湧かないなんて思ってるのは日本人だけよ!
いい?fee_dragee、キーワードは”エピドロ”(無痛分娩の麻酔)よ!
忘れちゃダメよ〜!」

と、妊娠を報告した際にマシンガンのように語られたことを思い出し、私の心は
揺らぎはじめました。

夫に相談すると、産むのは自分じゃないのをいいことに「年齢的には帝王切開の
ほうが安全なんじゃないのー?」とやや無責任発言
帝王切開の傷が後々どんなに大変かを知りもせず・・・(私も聞きかじりだけど)

今回ばかりは夫に相談しても仕方がないと諦めた私は、分娩方法について独自に
リサーチを開始したのでした。


調べてみると、予想通り「自然分娩が母体にも赤ちゃんにも最も安全」という説が
大半を占めていました。
自然分娩が必ずしも苦痛を伴うとは限らない、という意見もありました。
(これについては三砂ちづるさん著「オニババ化する女たち」にも書かれていました。)

帝王切開については止むを得ずという場合があるから仕方がないとして、陣痛促進剤
(誘発剤)についてはほとんど良いことが語られておらず、計画分娩は消去。

無痛分娩については、羊水検査と同様に賛否両論が飛び交っていました。

無痛分娩は母体にはメリットはあるが赤ちゃんにはデメリットしか無いという意見。
・・・たとえば、医学的根拠は無いらしく個人的には信憑性に疑問を感じるものの、
自然分娩以外での出産(医療がより深く介入する出産)と自閉症発症率との因果関係
を指摘する説。(自宅でお産をしていた時代には自閉症はほとんど無かったのだとか。)

一方で、自然と無痛の両方を経験した人の、いかに無痛が楽だったかという体験談。
そして何よりも、無痛は産後の体力の回復が非常に早いという意見。


私はギリギリまで迷った末、「赤ちゃんに特別なメリットが無いなら・・・」ということで
やはり初心どおり、自然分娩を希望することにしました。(が、これについては今でも
正直迷います。)
例の帰国子女の友人に話すと「アメリカのサイトをちゃんと調べたの?どうせ日本の
サイトしか調べてないんでしょ!」と不満げでしたが・・・。


というわけで、アンケートを持参しての26週の検診日。

今回の検診でもやはり浮腫みを指摘され、体重は1kg近く増加していました。
脚の浮腫みは、スネを押さえると粘土のように指の跡がつくようになっており、
これはマズいと思っていたものの、助産師さんからは
「尿蛋白は下りてないですし、手にはまだ浮腫みが出ていないのでもうしばらく
様子を見ましょう。」
との寛大なお言葉が。

診察は今回初めてお目にかかる先生で、大学病院からの応援医師でした。

「今日は赤ちゃんの体重計算をしますねー。」

と言いながら、先生はお腹にエコーを当ててトラちゃんの頭部や大腿部のサイズを
計測していきます。

「赤ちゃんの様子を知る手がかりの一つとして羊水の量を見るんですが、
このとおり量は十分ありますから大丈夫そうですね。
・・・頭の大きさもほぼ標準、推定体重は906gなので、26週の標準の範囲内です。」

1,000gは超えていると思ったのに、906gかぁ・・・でも標準の範囲内と言われたから
まぁいっか。

次に早産のチェックということで内診へ。

「・・・出血は無いですね。
この後エコーで子宮頚管を調べますね。・・・・・・十分長さがありますよ。
今度は子宮口が開いてないかどうか見ますよー。
・・・・・・ちゃんと閉じているので問題無いですね。」

さすが大学病院の先生、一つ一つ丁寧に検査の説明をしてくれます。

内診が終わると、私は母親や夫にうるさく言われていた質問をしました。

「新型インフルエンザの予防接種は、いつ頃から出来るのでしょうか?」

「実は妊婦用のワクチンがまだ届かないので、スケジュールが未定なんですよ。
おそらく次回の検診時には接種できると思いますが。」

「新型と季節性は同時に接種できますか?」

「卵アレルギーが無ければ大丈夫ですよ。」

予防接種の予約が出来ず、また母親に小言を言われそうだとため息をつきながらも
早産で救急病院に運ばれるのは26週目が最も多いらしいから、早産の兆候が見られ
なかっただけでもヨシとせねば、と思い直し病院を後にしたのでした。


次回8ヶ月目からの検診は、2週間に一度のペースとなります。
9ヶ月目には改めて助産師さんと面談し、バースプランを立てるのだそうですが
「超高齢出産に安定期なぞ無い」ということで、そろそろ急な入院の準備などもして
おかねばなりません。

また、バースプラン作成までにもう少し周囲にお産の体験談を聞くなどして、心の
準備も整えてゆきたいと思います。








こんな資料を発見しました。

母の年齢別出生数(人口動態資料)

東京や大阪等の大都市はともかく、地方部の40歳以上の出産数の少なさに驚愕
(特に第一子!)
病院では特に年齢について指摘されたことが無いためうっかりしていたけど、やはり
40歳超えの出産は少数派のようです・・・






「たまごクラブ」すら購入したことがないのに、今回友人に是非と薦められ購入した
「ひよこクラブ」11月号。
赤ちゃんの大好きなカシャカシャ音がする布絵本が付録でついています。
こういう玩具はお店で購入すると雑誌代より高いそうなので、確かにお買い得かも。

ひよこクラブ 2009年 11月号 [雑誌]
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オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す (光文社新書)
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