仕事

2018年09月01日

ヒステリック・サマー

ヒステリックな夏がようやく終わった。
WMにとって子供の夏休みというだけでハードなのに、記録的猛暑が続く中での研修と試験勉強は、更年期真っ只中の身に相当堪えたようで、今も体調が芳しくない。

唯一の救いは、トラちゃんが夏休みを学童で満喫したことだった。
学童では自習タイムが2時間もあるのに、ほとんど何もしてこない怠けっぷりでガックシくるも、いつも急かしてばかりで夏休みくらいはのんびりさせるかと思い直し、見て見ぬフリ。
というか、実のところガミガミ言う気力も無かった。

そんな状況ゆえ、夏休みの宿題はほぼノータッチ。
いつもならいったい誰の宿題よとなる自由研究は、いかにもに自力でやりました感満載な作品に仕上がった。
もっとも、わが子が進んで取り組むなんてことはありえないので、ノータッチと言えども軽く100回は「ダラダラするなー!!」を連呼。
手出しする以上に消耗したような気がしてならない。

ところで先日、小学生の子を持つ母親のこんなつぶやきが話題になっていた。

長野市の小学校の自由研究が「自由じゃない!」と訴えた母親の言い分

長野ほどではないが、トラちゃんの学校にも用紙や文字のサイズ、タイトルの位置といった体裁の指示はある。
そのプリントを初めて見た時は、私も違和感を覚えたものだ。

しかしである。
自由研究が自由を謳いながら実は自由ではないのは、今に始まったことではない。
私の子供時代でさえ、小学校高学年から中3まで、自由研究をやらない自由すら無かった。(つまりほぼ強制)
また、トラちゃんの学校では2学期に入るとすぐ作品展を兼ねた授業参観があるのだが、同様の作品展は私の時代にもあった。
校内の入賞作品は市展へ、市展の入賞作品は県展へ、さらにその上は文科大臣賞・・と続くのも昔と変わらずだ。

知る人ぞ知る暗黙のルール?もある。
科目は自由のはずなのに、入賞するのは決まって理科、それも観察系ではなく実験系とか。
サイズは規定内であれば自由なのに、入賞するのは最大寸法の大物とか。
そういった傾向が都市伝説でないことは市展や県展を見れば一目瞭然。
つまりいにしえの時代から、自由研究はまさに「コンテスト」なのだ。
日本の義務教育は平等・画一がモットーである手前、学校はけしてコンテストとは言わないが。

それを理解しながら自分の都合で放任した私が言うのも何だが、この自由研究、個人的には世間が騒ぐほどの悪習でもないと思っている。

だってもし日本の義務教育に自由研究が無かったら、自主的に何かを探求したり知恵を絞ったりする機会ってほとんど無いのでは?
たとえ親のアイデア満載だったとしても、通算で数回に及ぶ自由研究の経験は、大学のゼミや会社のプレゼンなんかで役立つのでは・・?
と思うのだ。
だからと言って賞レースに挑むような大物に家族総出で取り組むパワーはないのだが・・

そんなわけで、最低限の宿題を終わらせ試験も終わり、この夏を無事乗り越えることができて感謝。
今は首を洗って合否判定を待つばかりです。


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2018年04月25日

FIRE願望

今の職場に来て丸4年。
歳が歳だけにアウェイ感がなくなるのはいつの日かと思っていましたが、最近ようやくここがホームと思えるようになってきました。
というより、気づけば前の職場が遠のいていたというか・・。
これって失恋した相手を忘れていく感覚に似ているような気がします。

しっかし丸4年もかかるとは
わずか数日で新クラスに馴染んだわが子を見ているだけに、つくづく適応力の無さを感じます。

ところで私が異動願いを出したのは、仕事と子育てを両立したかったから。
それまでのキャリアを捨てた以上、もうひと花咲かせようなどとは思っておらず、その願いどおりのゆる職場に配属されました。
このまま異動さえ無ければ、定年まで安泰と言っていいかもしれません。
だからと言ってアーリーリタイア願望が消えたわけでなく。
むしろわが子が成長するにつれ、その気持ちは高まりつつあります。

というのも、過去記事のとおり私は「思春期ほど見守りが必要」と思っているタイプ。
"これまで家に居なかったのに、急に家に居られてもウザがられるだけ"という意見もあるけど、やはり思春期には傍でわが子を見守りたい。
親という字のとおり、木陰に立ちそっとわが子を見守りたいのだ。

そこで一時は、仕事の傍ら家でできる副業をして軌道に乗ったらリタイア、なんて考えたもののどうにもそれは時間的に無理。
そもそも私の力量では労力に見合ったリターンが期待できない。
かと言っていわゆる"サロネーゼ"になれるような才能も人望も無く・・
ならば昔からの趣味である株を真面目にやったほうがいいんじゃね?となり、新年の抱負に「財テク」を掲げてはアーリーリタイア願望の再確認作業をしているというわけです。

ところで最近は、本格的にアーリーリタイアを目指す人が増えつつあるようです。
かつてノマド系ブログでしか見なかった"FIRE"という言葉を、巷でもよく見かけるようになりました。
FIREとは"Financial Independence Retirement Early" つまり経済的自由を得て早期リタイアすること。
欧米では際立って珍しいことではなく、 FIREを実現しスローライフを満喫するという生き方はごく一般的なことなんだそう。
勤労世代の男性が平日に街をウロウロしていると通報されかねない日本とは大違い!!
・・というのは置いといて。

FIREを実現するには、収入・資産を増やすか節約して支出を減らすかその両方をやるか。
なので株だけでなく不動産や海外ファンドなどに積極投資している人も多い。
しかし私の株はしょせん現物のみの趣味止まり。
信用取引なんてもってのほか、不動産や海外投資をする勇気も無い。
よって私がわが子のためにリタイアするとなると、経済的不自由と引きかえに時間的自由を得るという"プア充リタイア"になるのは必至。
節約生活をするのも一興とは聞くけれど、バブル世代の私に果たしてそれができるかどうか・・。

それよりも心配なのは、視野が一気に狭まって、それまで見えなかった子の様子やご近所が見え過ぎてしまうこと。
子を傍で見守るということは、たぶんそういうことなのだ。
ならば私みたいな者は仕事で気を散らしていたほうがいいんじゃ?
FIREを妄想するひとときを愉しむだけでいいんじゃ・・?
などと迷いは尽きません。
本当はそんなことより、株で大損をして早期退職どころか定年延長になるのを心配したほうがいいのかも


最後にサロネーゼとまではいきませんが、こんなお小遣い稼ぎサイト?を見つけたのでご紹介。

レディウェイ 女子力を売る

もし私が登録するならとりあえず婚活指南かなと思い見てみると、既にプロ仲人と思われる登録が幾つかありました
出品するのも楽しそうですが、愚痴を聞いてくれる・ファッションのアドバイスをしてくれるなどお客さんとしての利用も面白そうです。

幸せの確率 あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ [ 内山直 ]
幸せの確率 あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ [ 内山直 ]


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2016年03月21日

起死回生

定期異動の候補に私の名前があるらしいと聞いてからは、気の重い毎日でした。
以前の職場では組織改編のドラフト会議で意見を求められることもあったのに、現職場
2年目の私に上層部の企みなど知る由もなく。(前の職場は現場が人事決定権を握って
おり人事部は現場の言いなりだったが、現職場は人事部が絶大な権力を持つらしい。)
ただただ「なんで私が!?」という思いと「やはり安住の地などないのか」というやるせなさ
を抱え、理不尽な配置転換があった時と同じ心境に浸っていました。
ピンチはチャンスと自分に言い聞かせたところで、渦中にいる時はなかなかそうは思え
ないのは前回と同じ。
新聞の求人欄をチェックしたり、プア充系ブログを読んでは「いっそ育児に専念しようか」
とひとときのファンタジーにふけるも、夫の給料明細を見て正気に戻ってしまうあたりも
前回と同じパターン。
一つ違うのは、卒園・入学という大きなイベントを控えテンパっているところへこの話が
振ってわき、弱り目に祟り目であるということでした。

それでなくとも行事の多い年度末。
2月から3月にかけては節分の豆まき、雛祭り、年長児親子でのお茶会、クラス懇談会
と保育園から幾度も召集がかかり、これって園の行事という名目で実は、希薄化しつつ
ある保護者のネットワーク作りをお膳立てせよというお上の指針なんだろうかと邪推して
みたり。
また卒園アルバム用として子供には"小学校でがんばりたいこと"や"家族への手紙"、
保護者には"わが子への手紙"、更にPTAからは園長先生と担任の先生、給食の調理
員さん達へそれぞれ感謝のメッセージ・・と手間暇かかる宿題が短納期で次々に出され、
親子ともども睡眠不足に

運よく学童保育に当選しホッとしたのも束の間、学校用とは別口に学童保育用の学童
用品の買い揃えという追加業務が発生。
そして間髪をいれずやってきたのは総会の召集令状
"当日欠席された方が運営委員に推薦された場合は就任を受諾したものとみなされます
ので予めご承知おき下さい"という厳しい文面に怯えながら行ってみると、そこはまさに
「七人の敵がいる」のワンシーンのような喧々諤々の世界。
「学童保育の集会は、言いたい放題ですごいよ〜」と言っていた学童OBママの話は
本当でした。
運営委員を決める段では「2年生以降で役員をやると三役になる可能性が高いですよ」
と脅されつい立候補しそうになる気持ちをグッと堪え、立候補者以外のメンバーを選ぶ
くじ引きにも勝ち、とりあえず今年度の役員を逃れたのは良かったのか悪かったのか

更に2セット注文したはずの制服は手違いで1セットしか手配されておらず再度出直し
店員には「お下がりを持っていらっしゃるとばかり・・」なんてゴニョゴニョ言い訳されて、
老け顔が仇になったかとガックシ
これも高齢出産の報いと諦める。

悪夢にうなされた日もありました。
それはトラちゃんが目の前で車にひかれて死んでしまうという恐ろしい夢
頭が真っ白になり絶叫したところで目が覚めたけど、こんな悪夢を見るなんてよっぽど
病んでいるのか、とため息が
苦しい時の神頼みしかしないってどうよと反省しつつ、レイキかヒプノセラピーを受けよう
かしらと本気で思案するのでした。(実際、スピリチュアル系セラピストは春先から5月に
かけてが繁忙期なんだそう。5月病とか。)

そしてこれまた神頼み的に、自己啓発本も読み漁りました。
ところが手にした本の多くは"起きるかどうかわからないことで思い悩むよりも、「今日は
どんなことに出会えるかな、ワクワク♪」という気分で過ごしましょう"とマニュアルの
ように書いてあり、「それができないから困っているのに!!」と消化不良気味。
そこで「活字で潜在意識まで変えるのは難しい」と言っていたセラピストの言葉を思い
出し、内容そのものより"こういった本に救いを求めるほど悩んでいる人が他にも大勢
いるのだ"という慰めを本に求めることに。
そんな中、一冊だけストンと腑に落ちた本がありました。

「人生を半分あきらめて生きる」

スピリチュアル系ではなく、心理学者である著者が現代社会でより生きやすい気持ちの
スタンスを説いています。
ちょうどこの本を読んだ翌日はクラス懇談会で、いつになくリラックスして会に臨む自分
がいました。
というのも、母親達の中には(というか女が集まるとどこでも)相手によって態度を変える
人や、こちらから挨拶をしてもフルシカトのヤンママが必ずいるが、それは「あんたなんか
相手にしませんよ」というわかりやすい信号ゆえ、なるべく気にしないようにしている。
が、私のように欠けの部分ばかり気にするタイプは、そういった人とも和気藹々を演じ
ねばというやっかいな克服心が働き、そういった集まりはやっぱりキツい。
でも、ちょっと待って。
既にグループが完成しつつあるママ達の中で、とりわけ嗅覚の鋭い彼女らのこと。
心配せずとも彼女らが私に近寄ってくるわけがなく、むしろ安心して構えておればよい
のではないか。
そして取り付く島もない人々に無駄に気を揉むより、私のような高齢母にも分け隔てなく
話しかけてくれる善良な人々との関係をおろそかにせぬよう注力すべきなのでは。
どだい無理な人は相手にしない(あきらめる)という、私に出来ないことが彼女らはいとも
簡単に出来ているだけなんだ。
・・・この本をキッカケに、そんな開き直りにも似た悟りを得たのでした。

E子にこの話をすると、
「それが美輪(明宏)さんのいう"腹六分"説なんだと思う。
私たちHSPは、自分と他人の境界線が曖昧だから誰にでもまごころで接してしまうよね。
親友にはそれで正解でも、キナ臭い人にもついそうしてしまい、傷つけられたり憤慨
したりする。
だからたとえ親しき仲でも腹六分。
つまり、まごころ度をセーブするってわけ。
美輪さんは、家族でも腹六分と説いてるよ。
後の四分は自分で抱えて生きていけ、と。
では嫌な人へはどうかというと、腹二分でも一分でもいいみたい。
腹二分なら受けるダメージも二分で済むってわけ。
挨拶を無視するような腹0分にまでなり下がる必要はないけどね。
これを知ってから、私は少し女子への対応が楽になったよ。」
とのこと。
そういえば「鈍感力」もつまり同じようなことを説いていたんだな、と今さらながらに思う
のでした。

そうこうしているうち、少しずつ心の整理が出来てきました。
たとえば草取りを10本してくださいっていわれたら、誰だって引っこ抜きやすそうな10本
を選ぶよね。
まだ根っこを張ってない私はいかにも抜きやすそうだもん、あきらめるしかないよね。
とか。
とある本によれば、私みたいな者は”現在修行中”って看板を掲げてるからその通りに
なるらしい。
でも看板の降ろし方なんて知らないから、無理に降ろそうとするのはもうあきらめよう。
とか。
そして、2年前に「だめならまたそこで考えればいいじゃん」と言い送り出してくれた
同僚の言葉を思い出し、まな板の鯉となる覚悟を決めたのでした。

その数日後。
人事部より異動者リストのメールが届き、「内示もなくいきなりメールで連絡!?」と憤慨
しながらメールを開くと。
そこに私の名前はありませんでした。
隣のボスも驚いた様子で、「んー?聞いてた話と違うなぁ。」と首を捻っていました。

現金なもので、喉元を過ぎれば熱さを忘れた今はすっかり安穏な日々に戻っています。
もちろんこの季節柄、周囲の雑音が無いわけではありません。
私のような前触れもなく急に異動命令が出た別の女性には、顔を合わせるたびに「何で
あんたじゃなく私なの」という空気を醸し出され、私はなけなしの鈍感力を駆使「ほんと
大変ですよね、頑張ってくださいね。」と言うしかない。(←これでも腹八分か)
何かの歌詞ではないけど、皆それぞれ別の荷物を抱えて生きてるわけで、私も何度も荷物
を積み替えてきてるんだから。
・・・なーんて言ってると次はもっと凄いヤツが襲って来るのが人生というもの。
一時にせよ私の名前が挙がったのは事実ゆえ心しておかねば。。。

そんなわけで今回は、天の采配なのか?起死回生とも思える結果となりました。
おかげで、平穏であることがいかに幸せであるかを改めて思い知らされ、再び生き方を
考え直す機会に恵まれました。
この先第二弾の発表があるやもしれませんが、ひとまず今は初心に戻り現職場でベスト
を尽くすべしと気を引き締めているところです。

予定では園行事の人間模様や学童保育決定前後のすったもんだをレポートするはずが
こんなドラマが起き、急きょ内容変更となりました。
卒園式、入学式を目前に控え次回は更に吐き出したいこと盛りだくさんとなりそうです
が、いずれ改めてお伝えできればと思います。








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