アダルトチルドレン

2018年03月14日

クラス替え雑感

3学期も大詰め、そろそろクラス替えが気になる季節です。
先の学級懇談会でも、ママさん達から"仲良しの友達と離れてしまうのが心配"とか"新しいクラスに馴染めるだろうか"という声が多く聞かれました。

もちろん私だって不安はある。
でも私の場合は、新クラスに苦手なママがいたら嫌だなとか、そろそろ代表委員をやったほうがいいのかなとか、自分のことばかり。

かたやトラちゃんは
「同じクラスになりたいなーって思う子はいっぱいいるけど、なりたくない子はいないよ。
女子ならもう全員と友達だから、どのクラスになってもへっちゃら。
誰と一緒になるか楽しみぃ〜

だそうで、悩み多き8歳児だった私とは大違いである。
この2年間、私が知っているだけでも色々あったはずなのに、ちゃんと"受け流す力"を持っていて実に羨ましい。
と同時に、自分の生きづらさの原因は毒母育ちの真ん中っ子、しかも転園転校続きという今思い返してもハードな幼少期にあると改めて思う。

そしてママさん達の不安の声には、
「それって本当に本心!? 実は自分の人間関係が不安なんじゃなくって??」

と嫌味ではなく本気で首をひねる私なのでした。
(つづく)






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2017年02月25日

母という病

「お母さん、娘をやめていいですか」というドラマが人気のようです。
私は残念ながら見てないのですが、ネット情報によると母娘の共依存関係や毒親連鎖
を描いた"モンスターホームドラマ"なんだそう。

いっぽう、某ブログポータルサイトに"ひきこもり主婦"というカテゴリがあります。
私はいちおう勤め人なので"ひきこもり主婦"ではないのでしょうが、ついそれらの記事
を読み回ってしまうのは、やはり共感ポイントが多いから。

で、ひとつ気づいたことがあります。
それは、カテゴリ上位のブロガーの多くが実母に何らかの確執を抱いているということ。
(ついでに夫との関係が危うい人も多い)

彼女らが毒親育ちだからつい親近感が・・というわけではなく。
自分と似たニオイを感じつつ読み進めると母の話が出てきてあぁやっぱり、という感じ。
もっとも私は記事から伺い知るだけなので、その程度も真偽のほども定かではない。
自分語りをする人は、成長過程で歪んだ愛情や欠乏感がインプットされている人が多い
と聞くので、そもそもブロガーにアダルトチルドレン寄りの人が多いのかも。
かく言う私も、友達の家へ遊びに行くたび私という他人の前でも我が子への愛情を出し
惜しみしない母親達の姿に驚き、自分もこの家に生まれたかったと本気で思ったもの。

ともあれ、この傾向は自らをひきこもり主婦にカテゴライズするような自己否定的気質
が母子関係に起因することの表れなんじゃないかと。
ヒプノセラピー経験者として、これは興味深い発見でした。

アダルトチルドレンはアダルトチルドレンを育て、何代も引き継がれてしまう・・とは
かつてのセッションで聞いた言葉だけど、主婦ブロガーらがママ友をはじめとする人間
関係に葛藤する姿は他人事ではない。
もちろん母子関係さえ良好なら万事オッケーというわけでもないけれど。

つくづく、母子関係って大事。
我が子の人生の鍵を握るのは母だと、改めて痛感します。


追記)トラちゃん7歳になりました!


 





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2015年09月15日

ヒプノセラピー

41歳になる直前に電撃入籍?をした私は、間もなく48歳の誕生日を迎えると同時に
結婚8年目に突入します。
・・の割に結婚生活も子育てもいまだ素人気分ですがトラちゃんの成長と自身の
老化はその歳月をしっかり感じさせてくれます。
ちなみに子育てを終えた友人が言うには「子育ての後悔は悶絶モノ。気づいた時に
は既に手遅れ」なんだそうで(晩婚晩産の比ではないと一蹴されました)、そんな
話を聞くと「まだ始まったばかりと思っている私の子育て、実はもう手遅れかも!?」と
悲観モードに・・・。
ところが今回のヒプノセラピーで思いがけずその核心に迫るヒントを得ることとなり、
これはぜひ伝えねばという思いに駆られPCに向かっています。

ではさっそく前回の続きです。

おまじないの呪文(マントラ?)のようなものを唱えたOさんは、ヒーリング音楽を別の曲
に変え、傍らに座りました。

「どちらの香りがお好みですか?」

2種類のエッセンシャルオイルが鼻元に差し出され1つを選ぶと、Oさんはアロマランプ
に垂らしました。
これも"その気"になりやすい儀式のようなものだろう。

「軽く目を閉じ、自然な深い呼吸でご自分の身体の中へ意識を集中してください。
・・・あなたは今、広い草原にのんびり寝そべっています。
心地よい風が体の上を吹き抜け、とても穏やかな気持ちです。
そうして、体からだんだん力が抜けていきます。
頭、肩、お腹、お尻、脚・・と順に力を抜いてください。
奥歯の噛合わせを緩め、眉間や頬の力も抜きましょう。
息を吐くたび体の中の淀みが出ていき、息を吸うごとに新鮮な空気で満たされるのを
感じて下さい・・・」

それはまさにヨガのレッスンの締めくくりに行う瞑想、"屍のポーズ"(シャバアーサナ)
のインストラクションと同じでした。
ヨガに凝っていた時は瞑想の何たるかもよく知らずに聞いていたけれど、あれは潜在
意識への導入だったのか。
言われるままにしばし深呼吸を続けると、Oさんは言いました。

「あなたはゆっくり起き上がり、草原を歩いていきます。
すると、その先に地下に下りる階段が見えてきました。
あなたは今から、その階段を下りようとしています。
階段はどんな階段でしょうか?
手すりをつけてもいいですよ。
自由に階段を想像してみてください。」

雑念が多く集中力のない私(HSP気質の人は"脳が多動"なんだそう)は、そういった
"念じ系"がとても苦手。
それでも何か言わなければ進まないので無理やり想像してみる。

「コンクリートの階段です。
金属の手すりがついています。」

「では、その手すりにつかまりながら、ゆっくり一段ずつ下りてください。
階段は全部で10段あります。
いち、に、さん、よん・・・・はち、きゅう、じゅう。
はい、地下に到着しました。
目の前に扉があります。
どんな扉でしょうね。」

いきなり扉と言われても、雑念だらけの頭にはすぐ出てこない。
というか、こんなにあれこれ考えてて本当に催眠状態になるのだろうか。
しかし時間も限られているので、また強引に想像してみる。

「はい、イメージしました。普通のドアだと思います。」

顕在意識が邪魔してドア、ドア、と念じていなければ消えてしまいそう。

「材質は金属ですか?木ですか?・・・それは大きい?小さい?」

普通のドアかと思ったら、近づいてみると結構大きい。
しかも木製かと思ったら重そうなスチール製だ。(と想像を膨らませた)

「スチール製の大きな扉です。防火扉みたいです。」

「ではそのドアを開けるために取っ手をつけてください。
どんなのでもいいですよ。丸いのでもレバーでも。」

「丸いドアノブにしました。」

「そのドアノブを握って、扉をゆっくり開けてみてください。」

「ドアノブはツルツルしていて、回そうとしても空回りすると思います。
扉自体がとても重そうで、しかも建てつけが悪くて開く気がしません。」

「じゃぁそのドアノブを取り替えちゃいましょう。
新しくて頑丈なレバー型に変えてください。」

「・・取り替えました。」

たぶん開かない、という思いはあったがとりあえず取り替えた気になってみた。
(後で聞くと、Oさんはここで「こりゃ手ごわいぞ」と思ったのだそう。)

「ではもう一度ドアを開けてみてください」

「・・・・・」

「開きましたか?」

「・・とても重くて・・・」

「じゃぁ私と一緒に力を合わせてあけましょう。
いち、に、さんで開きますよ、ではいち、に、さんっ!!」

ギィーと鈍い音をたててゆっくり開いた。(気がした)

「開きました」

「では扉の向こうに出てください。
とても明るい光に包まれた、大きな広場があります。」

昼間だったので、目を瞑っていても明るい所を想像するのは地下を想像するよりは
たやすかった。

「はい、イメージしました。」

「そこに小さな女の子、あなたのインナーチャイルドが隠れていますので探してみて
ください。
とても広いのでよ〜く探してみてね。」

ここには居そうにない、と感じたけど(本当はそういう心情も逐一Oさんに伝えるべき
だったか)無理やり幼児を想像してみる。

「いました。」

「どんな子ですか?  何歳ぐらいですか?」

「あの・・・私の娘が思い浮かんでしまうんです。」

「あらっ? それはまずいですね、娘さんが出てくるのは顕在意識の状態ですね。
わかりました、じゃぁ仕切りなおしてもう一度。
今度は、その広場の向こうのほうに小さな家が一軒あるのを想像してください。
どんな家でもいいですよ、お菓子の家でもログハウスでも。」

そこで最近マイブームの「赤毛のアン」のグリーンゲイブルスを思い出してみる。

「家がありました。」

「ではその家の中に入ってください。
あなたのインナーチャイルドが住んでいる家なので勝手に上がっていいんですよ。」

「入りました。」

「最初に入った部屋はどんな部屋ですか?」

「ダイニングキッチンです。」

「今度はキッチンに家具を配置してください。
テーブルとか食器棚とか。」

これもグリーンゲイブルスのダイニングキッチンを想像してみた。
DVDを全巻制覇したばかりなので、これはハッキリと描くことが出来た。

「配置しました。」

「家具はどんな色ですか?」

「ダークブラウンです。」

「その部屋のどこかに女の子がいると思うので探してみてください。
もしかすると、家具の陰とか押入れに隠れているかもしれませんので、よーく探して
くださいね。」

今度はトラちゃんではなくアンが出てくるのでは?と心配になりつつ想像の中を探して
みた。

「いません。いる気配がありません。」

「いませんか・・でしたら、他の部屋へ行ってみましょう。
寝室とか子供部屋とか、家を探検してみてください。」

グリーンゲイブルスは寝室も子供部屋も2階にあるので、階段を上がってみた。

「いました。」

いた!!という確信はないけど、居たことにした。

「どこで何をしていますか?」

「ベッドの中で眠っています。」

ほとんど出まかせだった。(Oさんゴメン

「じゃあ、もうお昼なので起こしてください。」

「・・・目覚めたようです。」

「それではパジャマを脱がして着替えをさせてあげてください。
せっかくなので、その子が一番好きなお気に入りの服を着せてあげてね。」

「・・・・・・・・!!」

突然涙がどっと溢れてきた。
なんで?? どーして!? と混乱するほど、感情より先に涙が流れ出て焦った。
慣れていると言ったとおり、Oさんは特に驚きもせずティッシュペーパーを箱ごと私に
くれました。

「・・・何を思い出したのか教えてもらえますか?」

「・・・お気に入りの服が無いんです。」

私は涙をティッシュで食い止めながら、急に蘇った記憶を話し出しました。

「私が着る服は、いつも母の手作りで・・それがすごく嫌で・・・。
普通は手作りなんて愛情深いお母さんだと思うでしょうが、そうじゃないんです。
それは大抵、母の古着をリメイクした服で・・母のワンピース生地で作った服とか昔の
セーターをほどいて編み直した、子供らしくない色のスカートとか・・。
しかもそれはほとんど姉のお下がりで、そこに愛情を見つけることはできませんでした。
最初は喜んでいたと思うんです、でもたまにじゃなくって全部なんです。
服だけでなくぬいぐるみやカバンも、おやつだってそうでした。
当時は既製品を買うより、手作りしたほうが安上がりな時代だったんですよね。
私のためにお金を使ってくれないことがとても悲しくて・・・みじめでした。
友達が持っている既製品に比べると、母の手作りは全く垢抜けてなくて・・それは子供
心にもわかりました。
でも母が作った服を嫌だとも言えないので、いつも渋々着てたんです。
だから、大好きな服なんて一つも持ってないんです。」

もうすっかり忘れていた記憶なので、なぜそんなことを思い出したのか自分でも不可解
だった。
クールな(?)自意識はちゃんとあるので、その子になりきっていたとも思えないのに。
しかし語りだすと、止まりかけていた涙がまた溢れてきて困った。(とキーボードを打ち
ながらもまた涙が・・

「そうね、feeさんはお友達とおんなじようにお店で買った服が欲しかったのよね。
私も同世代だから、その感覚はよくわかるわ。
自分のために何も買ってもらえないと、子供だって大切にされてないと感じちゃうわよ
ね。
今は何でも安く手に入るし、忙しい時代だから手作りのほうが愛情をかけてる感じが
するけど、それとはわけがちがうのよね・・・」

Oさんは涙声で共感してくれました。

「じゃぁ、今のfeeさんが素敵な服を用意して、その子に着せてあげてください。」

「・・・・・・・・・」

「どんなのでもいいですよ、こんな服が着たかった〜って思い出、ありませんか?」

しばし声が出なかったのは、さっきまでのように想像できなかったわけじゃなく。
少なくとも30年は記憶から消えていたはずの、ある一枚の写真の映像が急に頭の中に
浮かんで驚いたのでした。

「急に昔の写真が頭に思い浮かびました。
ピアノの発表会の時の写真です。」

言い終わらないうちに号泣していました。

「いいんですよ、我慢しないで泣いてください。
・・・どんな写真だったか、教えてもらっていいですか?」

「Nちゃんという子と一緒に映っているので、幼稚園の時です。
ちょうど娘と同じ5歳のピアノの発表会の写真です。」

Nちゃんは某大手企業のエリート社員(数年の地方勤務を経て本社に戻り幹部になる
人々)専用の社宅に住んでいた幼稚園の同級生だった。
その社宅の子供達の多くが同じピアノ教室に習いに来ていたのだが、地元民の子で
ある私は、当然ながらピアノも勉強も彼女らに遠く及ばなかった。
私はその格差のようなものを感じつつも、Nちゃんとは幼稚園から帰った後毎日家を
行き来するほど仲良しだった。
しかしNちゃんは小学校入学前にお父さんを残して東京に戻ってしまったので(おそらく
私立小学校受験のためと思われる)あの写真は間違いなく5歳の写真だ。

「たしかあの時弾いたのは『楽しき農夫』っていう曲で・・・難しくて練習が嫌で嫌で。
大嫌いになってしまった曲でした。」

急にその発表会で弾いた曲のメロディーが頭に流れ出した。
私には難しすぎる曲だったけど、それでもNちゃんの弾くすごい曲に比べればお粗末
だ、と引け目に感じていたことまで思い出した。

「写真のfeeさんはどんな様子かしら?」

「地味なベージュのワンピースを着ています。
・・・あ、今、母とその服を買いにいった時の映像が出てきました。
新品の服を買ってもらうのがすごく嬉しかったはずなのに・・・グズグズ言って拗ねて
います。
私がいいと思った服は、母にことごとく却下されたんです。
・・・だんだん暗い気分になってきたのを思い出しました。
母は、"発表会以外でも着回しできそうな服"でとにかく安いのを探しているんです。
私が選ぶ服は"発表会でしか使えない"とか"値段が高すぎる"と言って却下です。
そして最終的に、母が選んだ遮光カーテンの生地みたいな地味なワンピースになり
ました。
もちろん全然嬉しくありません。
一気に天国から地獄に落ちた気分です。
写真の中の私は、自分の服が冴えないということばかり気にしています。
Nちゃんは大きな白いレース襟がついた黒のスエードのロングドレス。
他の子達も、女の子はみんなどこかにレースのついたドレスです。
私だけ、ベージュのカーテンなんです。」

Oさんに説明しながら、顕在意識が「もしかしたら自分もトラちゃんに同じことをして
いるのではないか」と訴えてきてドキリとした。

「じゃあ、その子にNちゃんみたいな素敵なドレスを着せてあげましょうよ。
ベージュのワンピースはもう着なくていいんです。
もちろんお母さんのお古で作った服ではダメよ。」

「・・・・できません。」

「なぜかしら?」

「私には似合わないというか・・・。
たぶん、顔がダメなのかもしれません。
顔がちっともかわいくなくて・・・髪型もワカメちゃんカットで・・。
いつも母に髪をバッサリ切られていたんです。
私の娘は今、自分のことをかわいくないだなんて夢にも思ってないんですけど、私は
自分がかわいくないって知ってたんですね・・・。
だから、何を着ても似合わないんです・・・

無理やり想像した半信半疑のインナーチャイルドだったのに、いつの間にかそれは
自分そのものになっていました。

「それはあなた自身の評価ではなく、お母様やお姉さんに言われたんですよ。」

「そうかもしれません・・・。
・・・あわかりました。
たぶん顔とか髪型の問題じゃないんです。
一番の問題は・・・笑顔じゃないことだと思います。
人生楽しいさかりの5歳なのに、心から笑ってないんです。」

「そっか・・・そうよね、笑顔じゃないとどんな服を着ても素敵じゃないわよね。
じゃぁ、笑顔になれるようにしましょうよ。
まずベージュのワンピースをえいやぁって踏んづけちゃいましょう、笑顔になるために。
お母さんの気持ちは気にしなくっていいんです。
・・・出来ましたか?」

「やってみました。」

「そして素敵な服を着せてあげて、ぎゅーっと抱きしめてあげてください。
大好きだよ、大好きだよって。
私も一緒に応援しますから・・
feeちゃん、大好きだよ、愛してるよ!!」

言われるがまま、Nちゃんが着ていたような服を着せて心の中で大好きだよと言って
はみたけど、どこかウソ寒い。
それが自分だとわかるだけにその服は自分にふさわしく思えなかったし、抱きしめる
とか好きとかも"らしくない"ので白々しかった。
インナーチャイルドもまた、「こんな風に扱われるのは私らしくない」と思っているのが
伝わってきた。
私の夢や希望は母によって必ず裏切られる仕組みであるということを、5歳の私は既
に知っていたのだ・・・。
そういえばこの一件に限らず、私の希望する物事に対して母はことごとく反対し続けた。
それは買い物のような日々の小さな選択から進学、就職に至るまで。
わが子の望みをこうも妨げたい親がいるものかとよく憤慨してたっけ・・・という記憶が
蘇ってきた。

「・・・feeさん、feeさんのインナーチャイルドはとても深く傷ついています。
否定され続けた悲しい気持ちと、愛されるのを拒絶する気持ちが私に伝わってきます。
その思いは大きな黒い岩のようになっています。
今から、私がそこに光を集めますから、一緒に大好きだよって思い続けてください。
・・・どうか力をお貸しください、光をお与えください、大天使ミカエル様・・・」

私の心情に気づいたOさんは、緊急事態とばかりに呪文?のような祈りを唱えました。
(これが正気だったらさすがに"大天使"はドン引きだったかも)

「では、今から私がその黒い岩を光で包み込んで、遠くへ放ります。
いち、にの、さん、で一緒に思いっきり放り出して下さい。
・・・fee_drageeの心の暗闇は今、天使の光に包まれて宇宙の彼方に飛んでいきます。
そして、笑顔で鼻歌が歌えるような毎日が訪れます。
いち、にの、さん!!!」

Oさんは再び呪文らしきものを唱えながら「feeちゃんとってもかわいいよ、愛しているよ、
大好きだよ・・」と繰り返しました。

「・・・心の闇は宇宙の遠い彼方へ消えました。
そして、癒されたインナーチャイルドがfeeさんにプレゼントを渡します。
箱に入っていますので、開けてみてください。」

急にまた想像の苦手な自分に戻ったような感触を覚えつつ、先ほどと同じように無理
やりイメージした箱を頭の中で空けてみた。

「鉛筆が入っていました。」

「インナーチャイルドは、feeさんに何て言ってますか?」

「これで色々書いてね、と。」

本当にそう言ったかどうかは怪しいけど、チラリと「書くと言えばブログのことだろうか?」
という顕在意識の思いが過ぎったので、まだ催眠状態だったのかもしれません。
そういえばかつて何度か世話になった占い師(祈祷師?)に「あなたは紙に縁がある」と
言われたけれど、紙と鉛筆、何かつながりがあるのだろうか・・・。

「最後に、インナーチャイルドが今のfeeさんにメッセージを伝えます。
どんなメッセージでしょうか。」

「がんばってるね、かな?」

顕在意識であれ無意識であれ、自分が頑張っているなど出てくるはずがない(と思う)
言葉。
なのに今度はウソ寒さも違和感も無いのがかえって不思議でした。

催眠状態から戻るのは、先ほどのドアを開け10段の階段を上り元の場所に戻るという
逆ルート。
セッション終了を告げられ目を開けると、とても眩しかったのと肌寒い日なのに体が
火照り、軽い頭痛がいつまでも残ったのが印象的でした。

「途中、feeさんを通してお母様のネガティブな感情を何度も感じました。
すごく頭がキレて敏感な方ですね。
おそらく、当時のお母様は気持ちに余裕がなかったんだと思います・・・どこか必死な
感じが伝わってきました。
もしかすると遡ってお母様のインナーチャイルドを癒す必要があるかもしれませんね。」

ついさっきまでは「自分さえ癒せれば」と思っていた私だが、この時は確かにそうかも
しれない、と思った。
詳しくは知らないが、母は乳児期に実母を亡くしており私の知る祖母は継母なのだと
聞いたことがある。
もしかしたらその辺に母を生きづらくさせた原因があるのかも・・・?
しかし母は物心つくまでその事実を知らなかったようだし、祖母は(母と違って)とても
愛情深い人だったので、幼児期に問題があったようには思えないが・・・。

「feeさんはお母様のネガティブ感情のはけ口にされていたんだと思います。
でもちゃんと結婚してご家庭も持たれて、本当に良く頑張られたと思います。
ただ、どこか自分に罪悪感を感じていらっしゃるところが気になります。」

「私も今思い出したんですが、母の態度は自分にも原因があるとずっと思い込んで
いたようなんです。
母の言うとおり、私は確かに素直じゃないし可愛げがない、だからけなされるのは仕方
がない、という感情を思い出しました。
母は自分に原因を探すタイプではないので、子供の前ではいつも自分に落ち度はない
という態度でしたし・・・。
この先、もし娘との関係につまづいたら私は原因を自分にばかり探して苦しんだろう
と思うので、今日気づかせていただいて本当に良かったです。」

そうなのだ。
母子の関係において卵が先か鶏が先かと言われれば、やはり鶏が先なのだ。
となると、母のように余裕のない自分をトラちゃんに見せてはいけないし、否定しては
いけない。
わが子には何としても"自分には価値がある、人生っていいものだ"と思って生きて
欲しいのだ。
潜在意識の扉が幼児期に閉じてしまうのであれば手遅れかもしれないけど、もしか
するとまだ間に合うかもしれない。
七夕飾りに「ママみたいになりたい」と書いてくれたトラちゃんなら・・・。
ヤフオクやフリマの古着で大喜びしているのは本心かどうかもぜひ聞いてみたい所
だ(笑)

帰宅後、私はまっ先にトラちゃんを抱きしめて言いました。

「あのね、お母さん今日お勉強に行って思ったんだけどね。(トラちゃんには勉強に行く
と言ってあった)
この前の親子教室の絵ね、お母さんがお空の絵を描くと決めちゃってごめんね。
トラちゃんは最初、イルカがいいと言ってたのに・・・。」

数日前に参加した親子教室はパネルにペンキで絵を描き園庭の外壁に飾るという
親子教室だった。
前もって図案を考えてきてくださいと言われ、トラちゃん案のイルカはうまく描けそうに
ないと思った私は、無難な雲や虹を描こうとトラちゃんを説得。
作品が仕上がった時は「無事描けて良かった〜」という感想しかなかったのに、ヒプノ
セラピーで幼い頃の記憶が蘇ったとたん、「トラちゃんの好きな絵を描かせてあげれば
よかった」と猛烈な後悔が襲ってきたのだ。

対するトラちゃんは

「トラはママのほうが沢山生きているから言う通りにしたほうがいいと思ったんだよ。
イルカにしていたら、きっと変な絵になっちゃったと思うもん。
だからママは気にしなくていいんだよ。
ママは物知りだから、トラもママに色々教わって物知りになりたい。
そしたらトラもママになった時に子供に教えてあげられるから。」

ヒプノセラピーを受けると周囲の人も癒されるとはこのことか、と思わずにいられない
言葉でした。
そしてその夜のこと。
母が雨の中、家庭菜園で採れた野菜を持ってきて再びビックリ。(普段は「欲しいなら
取りに来い」と電話をかけてくる)
もしかすると母も知らず癒されていたのかもしれません。

・・というわけで驚きの連続のヒプノセラピー初体験でした。
ふと思い出した一枚の写真に切ない思いが詰まっていたのは予想外でしたが、あの
写真を日常生活の中でたまたま発見したとしても、あのような感情は蘇らなかったと
思います。
それほど、今の私にはどうということもない写真でした。
しかし当時の私にとってはおそらく一大事で、とても悲しい事件だったのでしょう。
セッション中に泣いたのは5歳の私の感情そのものだったと思います。

ただ、スピリチュアルに傾倒し過ぎたくない私としては「そこですか!?」という思いも少々。
Oさんはヒプノセラピーについて「今、癒すべき最善のところに戻って癒します」と説明
をしてくれたけど、今回はたまたまそこだったのではないの?という気もするのです。
つまり、Oさんが言うとおり潜在意識というデータベースには幼い頃からの膨大な記憶
情報が詰まっていて、心に傷を負ってきた人であればどんなキーワードで検索しようと
何らかのシーンがヒットするのではないか。
今回の場合は、インナーチャイルドがベッドで寝ていたからたまたまパジャマ→服と
紐づけられ、"服"で潜在意識をググったらあの写真がヒットしたのでは・・・?と。
もっとも、婚活時代より「容姿に自信がない、服が似合わない」と騒いできた我が身を
思うと、あの記憶がまさにコンプレックスの原点であるような気も。
ともあれ、幼児期の何気ない出来事、何気ないひと言が一生を左右しかねないという
ことを実感させられた不思議体験でした。

さて、その後の小さな変化としては、

・トラちゃんに対する愛情が一層深まった。
・上司が息苦しくなくなった。
・職場の同僚に話しかけられることが増えた。
・更年期症状が軽減された(ような気が)。
・プライベートで新しい飲み仲間(女子会仲間?)ができた。
・潜在意識と幼児期の子育てについて関心を持つようになった。

といったところでしょうか。
自分の内面をどうにかしたくて受けたのに、"瓢箪から駒"で子育ての指針となりうる
気づきがあったのは大きな収穫でした。
とある幼児教育サイトによると「自我が芽生えた後、つまり顕在意識に支配される年齢
になると、後はどんな経験をしても潜在意識という骨格に着せる服に過ぎなくなる」のだ
そうで、これからは「どうせ忘れてしまうんだから」なんて考えず、もっとトラちゃんに色々
な体験をさせてあげようと思う今日このごろ。
今や自分のことよりも、トラちゃんの潜在意識の形成をいかに手助けするかが私の次
なるプロジェクトテーマとなっています

以上、長々とおつきあいいただきありがとうございました


ところで、最近わが家では"朝の会"ならぬ"夜の会"を週末に開催しています。
今どきの就活は学生同士にディベートをさせる入社試験があったり、その試験対策
なのか、ゼミでプレゼンの経験を積ませる大学も多いとか。
事実、今や女子といえども仕事でスピーチ力が求められる時代で、私もかつての職場
やPTA活動では何度も憂き目を見てきました。
そこで日常生活の中にスピーチをする機会を設ければ、一朝一夕には身につかない
が"慣れ"だと言われる話す力や聴く力が多少なりとも培われるのでは・・?と考えたわけ
です。(某七○式英才教育でも発表力の向上に力を入れているそう)
その"夜の会"は基本土曜日の夕飯どき。(たまに日曜の朝食時、"朝の会"になること
も。)
以前参加していたスピーチセミナーに倣い一週間の出来事を3分間スピーチ、聞き手
はコメントをひと言述べるというルールです。
トラちゃんは保育園での出来事を延々時間オーバーして熱く語り、夫は仕事ネタ(主
に失敗談)を淡々と語るというのが毎回お決まりのパターン。
かたや私はネットで仕入れた話題や普段面と向かって言えない家族への不満(時々
感謝も)を語ることが多く、「むずかしくて意味がわからない〜」とか「そのお話、嫌な
気持ちになるからやめて〜」とトラちゃんからクレームがつくことも
コメント交換のはずが脱線して世間話になってしまうこともしばしばですが、頭の中で
起承転結の文書を考えたり(ただしトラちゃんはほぼオチ無し)、家族とはいえ人前で
発表したり、とっさに感想を述べたりといった一連の積み重ねは、いつかどこかで役に
立つと信じたい。
何より、家族の経験や思いを改まって傾聴する時間は貴重なひとときで、環境の許す
限りいつまでも続けて行きたいと思えるのでした。
一般的に口が達者と言われるB型さん達(夫&トラちゃん)には心配ご無用かもしれ
ませんが、スピーチ力育成と一家だんらんに"夜の会"、ぜひおススメです




トラちゃんは運動会に向け、「側転」と「一輪車」の練習に余念がありません。
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2015年08月06日

ヒプノセラピー

この夏、トラちゃんはラジオ体操デビューを果たしました
来年はいよいよ小学生ゆえ、中でも特に慌ただしい夏休みの朝を想定し今から家族で
練習してみようというわけです。
そのタイムスケジュールはこんな感じ。

前日21:30 トラちゃん就寝
23:00〜23:30 夫と私就寝(夫はもっと早いことも)
5:30 家族全員起床(これまでは私と夫が5:45、トラちゃんは6:00前後だった)
〜 6:00 身支度、朝食準備
〜 6:25 朝食
〜 6:50 夫とトラちゃんはラジオ体操へ、私は朝食後片付け
〜7:00 夫トイレ掃除、ゴミ出し後出勤
〜 7:10 私登園・出社準備(トラちゃんは食事の続きをすることも)
7:10 私とトラちゃん保育園経由で出勤

一見問題は無さそうに見えますが、子供が一人いると一筋縄ではいかないもので。
トラちゃんのダラダラ着替え&遊び食べを叱り飛ばしながらの朝はまさに戦場です
しかも登園前は一瞬もじっとしていないトラちゃんを抑え込んで歯の仕上げ磨き、髪すき、
日焼け止め(毎日プール遊びがあるため)、目薬etc・・・
「おうちが一番ホッとする〜♪」と言ってくれるトラちゃんには悪いけど、わたしゃ会社の席
に着いた時が一番ホッとするョ、というのが母のホンネです・・・。

シミュレーションの結果、浮上してきた問題と対策は以下のとおり。

・お弁当作りをどうするか
来年からの本番では学童保育へ持っていくお弁当作りという大仕事が加わるが、現在
のスケジュールではとうてい無理!!
前日の夜に作り置きをするか私がもう少し早起きするか・・・いずれにせよチンチン弁当
になること必至です

・睡眠時間が確保できない
21:30就寝、5:30の起床ではトラちゃんの睡眠時間が少なすぎ。
今はまだ保育園で午睡があるからいいものの、午睡がなくなると夕飯を食べながら舟
をこいでいる、なんて話をしばしば聞きます。
これについては、私の働き方や帰宅後のタイムスケジュールから見直しが必要となり
そう。

・空腹対策をどうするか
元々登園時間が早いトラちゃんは給食時にはお腹がペコペコらしく、"おかわり"の常連
組。
なのに今はラジオ体操へ行くため更に朝食時間が繰り上がり、眠気と空腹のダブル
パンチという事態に!!
この一年でダラダラ着替え&遊び食べが改善されれば、ラジオ体操後に朝食開始でも
何とか間に合うかも・・?という期待はあれど、そうなると出勤直前が更に戦場化しそう

・学童保育の開所時間が遅い
ラジオ体操とは関係ありませんが、これが一番の悩みどころです。
長期休暇中の学童保育が開くのは8時、そして家から学童保育まではトラちゃんの足
でのんびり歩いてもせいぜい10分。
ところが夫は7時、私は遅くとも7時15分に家を出ないと仕事に間に合いません。
まさに小1の壁、というやつです。(現在の保育園は7時開園)
いったい周囲の先輩ワーママはこれをどうやって乗りきっているのだろうと聞いてみる
と、朝の出勤時に子供をいったん実家へ預け祖父母に学童まで送ってもらう人(逆に
祖父母に朝だけ家に来てもらうという人も)、近所の友達の家に子供をお邪魔させて
もらう人、長期休暇中のみ時短勤務を利用する人、と実にさまざま。
努力でどうにかなるという意味ではまだ恵まれているほうなのでしょうが、それでも皆
さん苦労してるんだな〜という印象です。
わが家の場合は実家やご近所には頼れそうになく、時短勤務も3歳以上は認められて
いないため、とりあえず一年目は毎日仕事に遅れて行き(但し上司の承認が必要、
しかも査定にひびく)、二年目以降はトラちゃんに戸締りをしてもらうしかないかな、と
思案中です。

・・・と問題ばかり挙げましたが、悪いことばかりではありません。
近くの公園で行われているラジオ体操には、きょうだいで参加している保育園仲間が
意外に多く、「実はご近所さんだったのね〜♪」という発見が。
トラちゃんは朝から園友達と会えるのがかなりワクワクポイントのようで、お父さんを先
に帰らせてなかなか戻ってこないことも。
時間がある日は私もラジオ体操に参加して気分爽快、行き帰りは朝早くから散歩や
外掃除をしているご近所さんに挨拶ができます。
共働きで子供が一人しかいない我が家はまだ地域に馴染んでいるとは言えず、これ
を機に親子ともども顔を覚えてもらえるかな〜なんて密かな期待をしつつ、もうしばらく
早起きを頑張ろうと思うのでした。


さてそんな中、かねてからの念願であったヒプノセラピー(インナーチャイルドセラピー)
を受けてきました。
いったいいつ頃から流行りだしたのか、こんな片田舎でもかつて体験したオーラソーマ
やレイキといった類のヒーリングサロンは実に多く、それらと並行してヒプノセラピーを
行うサロンも少なくありません。
裏を返せばそれだけ生きづらさを感じる人が多く、需要があるということなのでしょう。
たとえば、偶然見つけたこちらの記事。(最初に広告が出るのでスキップしてください)

日経ウーマン 働く女性のモノローグ〜誰にも言えなかったこと〜

記事に対するコメント集

幼い頃の母娘関係のまずさから、大人になってなお苦しむ人がこんなに多いとは・・・
どの意見も共感できるものばかりで、不謹慎ながら心強くさえ感じてしまいました。
とある女性ブロガーによれば、「ブログを活用して自分語りをする人は成長の過程で
挫折や不足感など何らかの問題があった人」なのだそうで、私もその一人に違いあり
ません。
今回は、その問題解明の糸口を探るべく受けたヒプノセラピー体験レポートをお伝え
したいと思いますが、生きづらさを感じた時にはこんな方法もあると思い出してもらえ
れば幸いです。
スピリチュアル系が苦手な方はどうぞスルーしてください。
(以下記憶違い・理解不足による間違った記述があるかもしれません)


7月のある日、私はふと思い立ちヒプノセラピー(退行療法)を行っているサロンに
電話をしました。
一度ぜひ訪ねたいと思いつつなかなか実行できずにいて、その日急に思い立った
のはもしかすると恒例の親子教室やら懇談会やら子供がらみの行事が続き、疲れて
いたせいかもしれません。
そのサロンはレイキや透視リーディングといった各種セラピーからセラピスト育成まで
手広く行っているセラピールームM。
応対してくれたセラピストOさんは、セラピーについての説明を丁寧にしてくれました。
(効果が目に見えないためトラブル防止の説明義務と思われます)
いわく、
自分の過去をさかのぼって心を癒すには幾つかのアプローチ方法があり、一つの
問題に焦点をあて、過去をどんどん辿っていくのがヒプノセラピー(退行療法)。
特に幼児期の本来の自分を癒すセラピーをインナーチャイルドセラピーとも呼ぶ。
更に過去世から問題を引き継いでいる場合は、前世まで遡って癒すことも可能。
時間内でどれくらい癒せるかは人それぞれなので、一度で大きな気づきが得られる
かどうかも個人差があるが、自分の問題にだいたい見当がついている場合はこちら
を一度試してみるのがおすすめ。
いっぽう透視リーディングは、時間内であれば幾つでも気になる問題を癒せる。
こちらも一度で万事解決するとは限らないが、自分の悩みの原因がどこにあるか探り
当てたい方におすすめ。
透視リーディングで突き止めた問題をヒプノで癒すという流れを選択する人も多い。
当サロンで行っているセラピーの多くが、欧米では正式な医学療法として認定されて
いる。
などなど。

私は過去世には興味がないこと、自分にアダルトチルドレンの傾向を感じるのでヒプノ
セラピーを希望していること、過去にレイキの伝授を受けたことなどを説明。
Oさんは私の口からレイキの言葉を聞きスピリチュアルに免疫有りと安心したのか、
それならば話が早いとばかりに私の申し出を快諾してくれました。

そして数日後の日曜日。
雑居ビルの一角にあるサロンはエントランスのあちこちに水晶や盛り塩が置かれ、
知らない人が訪れたら「あやしい宗教団体!?」と不審がられそうな雰囲気。
そういえばレイキのHさんのサロンもこんな感じだったなーと思っていると、Oさんが
出迎えてくれました。
聞けばOさんは私と同世代、そして元々は福祉関係の仕事をしていたのだとか。
同世代で福祉関係出身、加えて美人であるというのは私がこれまでに会った3人の
セラピストの共通点。
実際、福祉や医療に携わる人が仕事を通じもっと誰かを癒したい、誰かの役に立ち
たいとセラピストに転身するケースは多いらしく、自分もその一人であるとOさんは
言いました。
心地よいヒーリング音楽が流れる中、私は出されたハーブティーを飲みながら数枚
に渡るアンケートを記入。
その間、Oさんは少し離れたところで呪文(祈り?)のようなものを唱えていました。
その後、アンケートに目を通しながらカウンセリング開始。

(Oさん)「ヒプノセラピーはどうしてご存知だったんですか?」

(私)「もともと名前は聞いたことがあったんですが、具体的にはヒプノセラピーを
受けた友人に教わったのがキッカケです。」

「ヒプノを受けようと思われたからには何か動機があると思うんですが、聞かせて
いただいていいですか?」

「そうですね・・・一番はやはり自分の内面的な悩みです。
幼い頃からいつも他人の目が気になって、自分らしく生きていないような気がすると
いうか。
それが私自身だと言われればそうなのかもしれませんが・・・。
だからこうして幾つになっても自分のことばかり気になるんです。
他人に対してはいつも明るく振舞えるので社交的だと思われているんですけど、実
は心の中は常にどんよりしてて、スッキリする日がほとんどありません。
これまで、何か手がかりがあればと自己啓発本を読んだりレイキを試してみたりも
しましたが、気分が一新するのはほんの一瞬だけで・・結局、時間が経つと心がまた
元のポジションに戻ってしまうんです。
そこが居心地がいいわけでもないのに・・というかむしろそこから脱出したいのに!
色々試してみてもあまり改善しないし、幼い頃からの親子関係にも心当たりが大い
にあるので、これはもうアダルトチルドレン問題に挑むしかないかなと(笑)
ただ幼児期の問題以前に、遺伝というか持って生まれた気質だから仕方がないとも
感じるので、ヒプノを受けてどうなるものでもないのかな、という思いもあります。」

「・・・なるほど、よくわかりました。
feeさん、潜在意識ってご存知ですか?
今感じている意識、つまり目覚めている時の意識を顕在意識というのに対し、普段
意識していない無意識のことを潜在意識と言います。
よく海に浮かぶ氷山にたとえられるんですが、水面から顔を出している部分が顕在
意識で、比率にすると意識全体の1割。
水面下に隠れている部分が潜在意識で9割を占めると言われています。
意識していないのに、人の心はほとんど潜在意識が支配しているということなんです。
だから潜在意識を変えないと、なかなか自分の内面を変えるのは難しいんですよ。

顕在意識と潜在意識の間には厚い壁のようなものがあって、feeさんが仰ったような
読書やヒーリングといった刺激はあくまで顕在意識を通して行うので、その壁が邪魔
してなかなか潜在意識までは届きにくいんです。
他にもお百度参りとか、レイキを学ばれてご存知だと思いますがアファメーションとか、
そういうのも一種の潜在意識への働きかけです。
レイキも、毎日行わないと通り道が狭くなるって言われたでしょう?
それは潜在意識への通り道のことなんです。
お百度参りもレイキも繰り返し行うことで少しは潜在意識に届くので、それがいわゆる
"引き寄せ"と呼ばれたりしますが、それを毎日実行するのはなかなか大変ですよね。
顕在意識が優位の状態ではなかなか潜在意識に届かない、そこで顕在意識を一時
的に休ませ、潜在意識を優位にして直接メッセージを送る・・というのがヒプノセラピー
なんです。」

そういえば夫もかつて、一日に何回もありがとうを唱えて幸せを引き寄せるとかなん
とか言いながらマメに実行してたっけ・・。
男の割に自己啓発系が好きな夫を持ち、自分もオーラソーマやレイキなど色々やって
きたのに、こんなにスピリチュアルの仕組み?が腑に落ちる説明は初めてだ、と思い
ました。

「でもテレビで時々見かける催眠術、たとえば催眠状態にされた芸能人が急に別
人格になって喋り出すとか、あんなのとは違うんですよ。
ヒプノセラピーは顕在意識をちょうど眠りがけや起きがけの意識がぼんやりした状態
にするので、ちゃんと意識はあるんです。
それから、先ほど遺伝とか気質って仰いましたよね。
確かにどこまでが遺伝でどこまでが育ち方なんだろうってつい考えちゃうんですけど、
実は人の考え方や行動パターンなどの大部分は親のコピーだと言われているんです
よ。
赤ちゃんて真っさらな純真無垢の状態で生まれてくるじゃないですか、そして何でも
真似しますよね。
赤ちゃんから幼児期にかけては潜在意識が剥き出しの状態なので、一番よく接して
いる親の思考を、まるごと潜在意識へダウンロードしちゃうんですよ。
顕在意識との壁が完成してないので、書き込みを邪魔するものが無いんです。
もちろん夫婦半々に遺伝子が混ざってますから個性は違いますけど、基本的な思考
や行動はほぼコピーと思っていいです。
幼児期までの子育てが重要だと言われるのはそのためなんですよ。
・・・feeさんのごきょうだいはお姉さんと弟さんがいらっしゃるんですね。」

「はい、間にはさまれて愛情には飢えていました。
親にとっても難しい子供だったと思います。
でも私から見ると母はいわゆる"毒親"で、姉も"毒姉"で、いつも口を揃えてダメ出し
されるのが辛かったです。
母と姉は気が合うんですが、私は母とは衝突ばかりで・・たぶん性格の嫌な部分まで
似すぎているせいだと思うんですが。
ただ違うのは、私はこうして自分を修正しようとするタイプだけど、母には問題意識が
無くて、元々偏っているほうへどんどん突き進んで、偏りが激しくなる一方なんです。
でもやっぱり母娘なので、私もやがて同じように偏っていくのではないかと不安で・・・。
今、娘が5歳なんですけど、よく自分の子供を育ててみて初めて親の気持ちがわかる
って言うじゃないですか、でも私は逆なんです。
母に感謝をしていないわけじゃないんですが、娘を育てていると母にして欲しかった
のにしてもらえなかった記憶が次々とよみがえるんです。
子供の数も時代も違うとはいえ、こんなに愛しいわが子なのになぜ母は私を疎んじて
いたのだろうと、恨みのようなものがわいてきて・・・
そういったことは子供の頃からずっと感じていたんですが、娘を産んで確信に変わり
ました。
この歳でまだそんなことにこだわるなんて情けないですけど・・。」

「お母様にそういう話をされたことは?」

「衝突した時に何度か母に訴えたことはあります。
でも『恩知らず』とか『変な思想にかぶれてる』などと一蹴されただけでした。
そういうことを言うので、一番憎らしい子みたいです。
結婚も遅かったので、『早く結婚して出ていけ』と言ったかと思えば『あんたなんか一生
結婚できるできるわけがない』と憎まれ口を言われたり。
でも今のお話を伺って、私もあの母親から全部ダウンロードしているとしたら、娘も私
から同じネガティブ要素をダウンロードしつつあるわけで、その連鎖は何としても断ち
切りたいと改めて思いました。」

「なるほど、そういうことであればやはりヒプノが一番いいですね。
枝葉の問題をいくつも潰して、何が一番ネックなのかを探りながら癒していく方法も
ありますが、feeさんはご自分の問題をよくご存知なので幹の部分に直接アプローチ
するのがいいでしょう。
生きづらさを感じる人の多くは、本当の自分自身であるインナーチャイルドが愛され
ていないのが原因だと言われますが、ヒプノセラピーではインナーチャイルドを癒す
ことで潜在意識のネガティブな感情を書換えすることができるんですよ。」

「具体的には、ヒプノセラピーでどんな変化があるんでしょうか?」

「まず問題の切り分けが出来るようになりますね。
『あ、これは自分自身の問題。でもこれは自分でなく母の感情だ。』という風に切り
分けができるようになるんです。
それ以外にも本当に色々な気づきが得られますよ。
皆さんとても感動されて、すぐ2回目をと希望される方が多いんですけど、私は時間
を置いて自分の内面の変化を観察してくださいねと言ってるんです。
それから、年齢は関係無いんですよ。
ベテランの女社長さんのような方でも、自分がアダルトチルドレンではないかとよく
相談に来られます。
親子関係、特に母と娘は共依存というのがあって複雑なんですけど、時間を遡って
問題を解決しないと幾つになっても引きずり、子供にも受け継いでしまいます。
アダルトチルドレンの子供は親となってアダルトチルドレンを育ててしまうとよく言われ
ます。
ですから、ご本人だけでなくそのお母様、更にその先祖・・と遡って癒す場合もあるん
です。

ではさっそく始めたいと思いますが、なるべく緊張しないでリラックスしてくださいね。
ごく稀に催眠状態にならない人もいますが、本当に稀です。
意識があるから催眠状態じゃないと思われるかもしれませんが、そんなことはない
ので大丈夫です。
途中で私が質問をしますから、その時見えたものや感じたことを私に教えてください。
こんなことを言うのは変かなと躊躇するようなことでも全部教えてくださいね。
そしてどこかにインナーチャイルドがいるので、私が言葉をかけて癒します。
もし涙が出ても我慢しないでくださいね。
私は慣れっこですから、気にせずに泣いてください。
ほぼ8割方、大人の男性でも皆さん号泣されますよ。」

8割かぁ・・人前でクールな私がほんとに泣くんだろうか。

「なにか、こうなりたいという願いはありますか?
一回で潜在意識を全部書換えできるわけではないので、最終目標ではなく中間目標
のようなもので。」

「そうですね・・とりあえず、今までよりは心模様が晴れの日が増えたらいいなと。
たとえば、たまには鼻歌が出るような。」

「鼻歌、出ませんか。」

「夫は毎日ですけど、私は一年にせいぜい一回ですね。」

「(笑)わかりました。ではそこに横になって楽にしてください。」

ふかふかのリクライニングチェアに寝そべって目を瞑ると膝掛けがかけられ、Oさんは
再び呪文のようなものを唱え、いよいよセラピー開始となったのでした。


長くなりましたので今回はここまで。
ご興味がある方は次回どうぞお楽しみに
どうぞ良い夏休みをお過ごしください。




トラちゃんがカタログを毎日飽きもせず眺めているランドセル。
当初、水色かパープルを希望していましたが、「6年生でその色はかわいすぎない?」と
聞いたところ考えなおしたようで、現在の第一希望はブラウン系。
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