育児

2018年05月19日

耳が痛い

夫とトラちゃんの入浴中に買物に出た時のこと。
家まであとわずか数百mという交差点で、なんと警察に捕まってしまった
理由は一旦停止違反。
罰金7,000円の切符を切られ、高い買物になってしまったとため息をつきながら帰宅した。

家に戻ると、ちょうどトラちゃんがお風呂から上がってきたのでこう言った。
「お母さん、スーパーの帰りに警察に捕まっちゃった。
"止まれ"のところでちゃんと止まってなかったって言われてさー。
久しぶりにパトカーに乗っちゃったよ・・。」

「えー! ケーサツ
お母さんどうなるのっ?
警察に連れて行かれちゃうの!?」

トラちゃん半泣きである。
そこで罰金を払えば許されることを説明し、ようやく落ち着きを取り戻してくれた。

「お父さんに言ったら、叱られるだろうねぇ。
だってお父さんが捕まった時も、お母さんすごく怒ったからね。」

「お父さんに言うの? 言わないの?」

「うーん、内緒にしてもたぶんバレないんだけど。
やっぱ隠し事は良くないから、言うよ。」

「ほんとに言うの!?
じゃぁわたし、その話聞きたくないから耳塞いでるね!!」

そう言って両手で耳を抑えた。
母の繊細さを受け継ぎ、ハラハラドキドキが大嫌いなのだ。

そこへ夫が登場。
「パジャマも着ないで何やってんの?」

「なんでもない! ちょっと耳が痛いの。
お母さん、言うなら早くお父さんに言って!!」

たまらずトイレに逃げて行った。
夫に事情を説明すると、案の条ブツブツ小言を言われた。

「おとーさん、もうやめて!!
おかーさんかわいそうだよ。
お金払ったらちゃんと許してもらえるんだから、もういいよ!」

トイレからトラちゃんが叫んだ。
子供はいつだって母の味方なのだ。

「あのさー、これがもしお父さんが捕まったんだったら、お母さんどうなるか知ってる!?
お父さんの100倍ぐらい怒るんだよ?」

「いいからそのお話もうやめて〜

トラちゃんのおかげで、小言だけで済んだのだった。

そして後になり、ハタと気がついた。
あれは繊細というより、両親のいさかいを恐れていたのではないか?
だとすれば耳を塞いで当然である。
夫婦喧嘩は児童虐待と同じで、子供の脳にダメージを与え、その後の人生を生きづらくさせてしまうという、耳の痛い本を読んだばかりだった。


かく言う私も、幼い頃は両親の喧嘩によく泣かされた。
時には父が母に暴力を振るうのを見ることもあった。
もちろん子供は全員母の味方だったが、それが更に父を激昂させていたように思う。
大人になり、あれは母の毒舌にも原因があったのだと思えるようになったが、あの忌まわしいシーンは脳裏に深く刻まれ、けして忘れることが出来ない。
そして私は、とうとう父を嫌ったまま大人になった。

耳が痛いのはトラちゃんではなく、私のほう。
何度もハラハラさせてしまってごめんねトラちゃんと、反省しきりなのでした。



■著書「子どもの脳を傷つける親たち」の内容はクローズアップ現代でも詳しく紹介されています。
クローズアップ現代 夫婦げんかで子どもの脳が危ない!?

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2017年12月07日

顔だけ美女

保育園に始まり習い事、学童・・とわが子の送迎歴はかれこれ7年になる私ですが、その歴史はママウオッチングの歴史でもあります。
中でもつい気になるのが、ママ同士すれ違いざまの挨拶。

基本私は、"利用者同士が施設内ですれ違えば挨拶をするのは普通のこと"というスタンス(街中やスーパーならともかく)なのだが、同じように相手にかかわらず挨拶をするママさんは4割、いや若いママさんに限って言えば2割ってとこだろうか。
私のひと回り以上も若いであろうママさん達は、知り合い以外とは挨拶をしない人がとても多いのだ。

もちろん、ひと口に挨拶をしないと言っても色々で。
こちらから挨拶をしたら、今気づいたかのように小声か目礼で返す人。
こちらから挨拶をしても気づかぬフリをする人。
知り合い以外はスルーがデフォルトだが、私が挨拶をする人物だと学習すると次からは挨拶を返すようになる人。(が、相変わらず自分からはしない)
私が挨拶をする人物だと学習すると、次からは先手でプイと横を向く人。
中には、わが子が横で「あっトラちゃんのママだ〜!」と叫んでもブレないツワモノもいる。
そういった人には"言わせてみせるぞホトトギス"とばかりにしつこく挨拶を試みるもほぼ報われず
当の子供は今日も園や学校で「挨拶をしましょうね」と習っているというのに、何とも矛盾であります

かく言う私のほうにも原因はある。
見るからに世代の違う高齢ママ、しかも地味で影が薄い・・となれば、スルーしたい気持ちはわからないでもない。
同類以外との関わりを避けるのは、たぶん動物の本能なのだ。
しかしそれゆえに、より社会的な生き物であるはずのヒトの大人が挨拶ひとつできないとは、何とも動物的だなぁと。

ところで、彼女らには一つの共通点があります。
それは、"無視するママは決まって美人"という法則。
これは無視行為をする人の普遍的な傾向で、挨拶に限ったことではない。
3人での会話が出来ないのも決まって美人ママだ。
たとえば2人が立ち話をしている所に割り込んできて、あたかも2人しかいないかのように片方を無視して喋りだす・・というママさんが時々いる。
私はだいたいハブられる側なのだが、そんな時は挨拶スルーと同様つい自分に原因を探してしまう。(相手側の問題と自分をごちゃまぜにしてしまうのはHSPの悪い癖

私の場合、問題の切り分けをするには理詰めで自分を納得させるしかなく、腑に落ちる話はないものかと探したところ、こんなコラムがありました。

■美人の性格が悪いメカニズム

無視するのは"目立ちたい、構って欲しい"の心理。
特に美人は年齢と共に性格が悪くなりやすく、嫌われてでも自分の存在を知らしめたいというナニワのオバチャン的マウンティング心理が無意識に働くらしい。(無意識に気配を消している私と真逆!!)
ブスのひがみも多分にあれど、無視をするのは相手(私)に"気にして欲しい"の裏返しだったのです。
そんな風に捉えれば、美人の無視もあまり気にならずに済みそうです。

そして性格の悪い美人でも、いわゆる一軍男子と結婚できてしまう理由はこちら。

■なぜ男は“性格ブスな顔だけ美女”にダマされるのか

「とにかく男は見る目がない」・・男性側からの意見だけに真実味があります。
もっとも、美人は冷遇や挫折の経験が少ない上に総じて早婚なので、未熟な人が目立つだけかも?しれません。(これはブスのひがみ



ブスが美人に憧れて人生が変わった話。 「美人は性格が悪い」って本当!? [ フジコ ]
ブスが美人に憧れて人生が変わった話。 「美人は性格が悪い」って本当!? [ フジコ ]



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2017年10月07日

女は愛嬌

トラちゃんの同級生女子を見ていると、そろそろ思春期?といった感じのおませタイプもいれば、まだまだ無邪気な園児タイプもいて、同じ2年生でもずいぶん違うものだと感じます。
もちろん生来の気質もあるし、早い子は3年生で初潮という話も聞くので、バラつきがあって当然なのですが。

そしてトラちゃんは言うまでもなく園児タイプ。
トラちゃんは精神年齢も身長も低いので、分不相応?にかわいがられて役得だな、と思うことがよくあります。
たとえば先のスポーツ教室では、ギャラリーの見知らぬママ達が「かわいい、かわいい」を連発。
体格としぐさ(落ち着きの無さ?)から、1年生と勘違いされたものと思われます。
また私とは目を合わせようともしないのにトラちゃんには話しかける、なんてママさんもたまにいる。
これはひとえにトラちゃんの人望で、もしトラちゃんが私の子供時代みたいに辛気臭い子だったら私の立場はもっと悪かったと思うので、我が子には随分助けられていると思います。

もっとも、無愛想な子より愛想のいい子のほうがかわいげがあるのはみな同じ。
私だってそう。
いつだったか、話の流れで「おかあさんはトラのお友達の中で誰が好き〜?」とトラちゃんに聞かれたが、とっさに思い浮かんだのは愛嬌のある園児タイプばかり。
何番目かにYちゃんが思い浮かんだものの、いかにもひねてるHちゃんやFちゃんはかすりもしなかった。
同じように、トラちゃんはとっつきにくい高齢母の子というハンデを差し引いても、ママさん受けは結構良いんじゃないかという妙な自信がある。

いっぽう、最近気になるのがトラちゃんの学童友達Uちゃん。
Uちゃんは顔立ちが綺麗なのにちょっとへそ曲りなところがあって、「その服かわいいね」とか「お絵かき上手だねー」とか話しかけても、素直に笑顔を見せてくれた試しがない。
ほとんどの場合、ムスッとして「別に〜だし。」とか「どうせ〜だから。」とか。
2年生らしからぬネガティブモードな口答え(へりくつ?)を言うのだ。
それは母親の普段の口調がそうなのか、あるいはもうプレ思春期なのか・・?
とにかくいつもそんな風なのであまりかわいいと思えず、話しかけるのをためらってしまう。
そしてつくづく思うのだ。

何を置いても、 ”女は愛嬌” に尽きるなと。

そのUちゃんはパパもママも多忙なようで、学童のお迎えはいつもおばあちゃん。
上に高学年のお姉ちゃんと下に小さな弟がいる。
勝手な憶測だが、Uちゃんのへそ曲りは真ん中っ子特有の愛情不足のサインのようにも見える。
このままだとUちゃんは、やがて女友達に煙たがられてしまうんじゃないか。
いや私が心配することじゃないんだけど、どうも私の子供時代と似てるような・・・。
(とはいえ私は根っから小心者ゆえ友達のママに口答えなどできなかったが)

わが身を振り返ると、私に対して無関心か全否定しかなかった母の態度がこの生きづらさの原因だと感じるので、その連鎖を断ち切る意味ではトラちゃんにきょうだいがいなくて結果オーライだと思っている。
私も母の子ゆえ、これ以上忙しかったらとても笑顔ではいられなかったと思うから。
2人目待ちの頃は、どんなに雑に育てたとしても子供の数が多いほうが幸せと信じていた私だが、今は子供にとってはそうとは限らず、母親の力量によりけりだと思う。

そんなわけで、トラちゃんには「女は愛嬌が一番だよ!」と教えつつまずは自分から、と思うのでした。



ところで、Uちゃんのママには一度だけ会ったことがある。(もう顔も忘れたが)
あれは去年の夏だったか、近くの公園に遊びに来ていたUちゃんが友達と一緒にわが家になだれ込んできたことがあり、そこへUちゃんママが迎えにきたのだ。
その時のことは忘れもしない。

外からUちゃんを呼ぶ声が聞こえたので玄関に出て行くと、ポーチの少し手前に若くて綺麗なママさんが立っていた。
Uちゃんのママだということはすぐにわかった。
しかし彼女、挨拶はもちろん会釈もしない。(まじで)
少し離れたところからただひたすら「U! U!! 帰るよ〜!」と叫ぶだけ。
こちらは「こんにちは〜」と言ったので、私が目に入らなかったとは思えないんだが・・。

面識がない人とはたとえ家の敷地内であっても挨拶不要というマイルールなのか?
それとも、私が家政婦にでも見えただろうか?
あるいはわが家を児童館か何かと勘違いしてるとか

冗談ではなく、そう思わずにいられないほどの衝撃だった。
子供をわが家へよこしても後で何のフォローもないママさんはザラにいるけど、サシで鉢合わせて無視とは・・
私自身まだ毒ママらの免疫がついていなかった頃のことで、しばらくひきずった記憶がある。

ちなみに私は、たとえなりゆきでもトラちゃんがよその家に上がったと知れば、行事の時にそのママさんを必死に探し出してお礼を言うタイプ。
知らないフリなんて気持ち悪くて出来やしない。
そうやってペコペコしてばかりだと下に見られがちだけど、常識的なママさんにダメ親認定されるほうがよほどリスキー。

あのシーンを思い出すと、Uちゃんのへそ曲りは愛情不足うんぬんよりも単にあのママのコピーなんじゃないの!?と思いたくなるのでした。

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2017年05月25日

凡人診断

芸能人格付け番組が人気です。
"一流芸能人・普通芸能人"とか"才能あり・才能なし"ってやってるあれですが、MCに同じお笑い芸人を起用してるせいもあるんでしょうか。
個人的には人を格付けしあう風潮を助長するようでなんだかなぁ・・と思いつつ、トラちゃんが好きなのでつい見てしまいます。

そして番組を見ていると、若い頃によく考えていたことを思い出します。
感性は遺伝だと聞くけれど、いったいアーティストや作家といった感性がモノを言う分野のプロと凡人の差ってどんなもんだろう、と。
たとえば、
凡人に生まれついても、環境や努力次第ではある分野のプロになれたりするのだろうか?
凡人は、しょせん凡人で終わるのだろうか、とか。
同人誌上がりの漫画家やインディーズ上がりのミュージシャンはどうなんだろ、とか。

こんなことばかり考えていたのは、ちょっと遅めの"中2病"にかかっていた10代後半の頃。
当時は若くて世間知らずで、富士山のように自己評価が高かった。
晩婚・晩産・高齢ママとマイノリティーはもうこりごりなんて言ってる今とは真逆で、東京へ行ってクリエイティブな仕事をする!!とか海外へ行って人と違う生き方をするんだ!なんて意気込んでいた。(あの妄想こそが晩婚道を歩むに至った最大要因かも
そしていつの間にか夢とひきかえに分別を身に着け、ただの凡人となったわけですが。

今、改めて考察してみると、
近所の看板屋の息子が写真家になってたり、書家を母に持つ同級生がイラストレーターになってたりするので、感性はやはり遺伝モノらしい。
が、得意を仕事にできる人なんてほんの一握り。
たとえば美大の卒業式映像なんかを見ると、コスプレパフォーマンスショーみたいでまさに才能集団だなぁと感心するが、絵画専攻などは入試最難関でありながら、コスパ最悪と言われる音大以上に職にありつけないと聞く。
つまり、ほとんどの人は才能を持て余しながら凡人になるしかないのだ。(だからと言って彼らの才能が凡人化するわけではないが)

プロとアマチュアの境目が曖昧になりつつある分野もある。
今は無名の主婦がブログやSNSで一躍脚光を浴び、料理本やインテリア本を出版する時代。
そういうのを見て、もしかして私もなれたかも!?なんて錯覚しそうになるのは10代の後遺症で、実は彼女らには自分とほど遠いバックグラウンドがあったりするのも事実。
近そうに見えてもやっぱ遠いのだ。

ではトラちゃんは、というと。
幸か不幸か、トラちゃんには目を見張る才能のようなものは見当たらない。
わが子には堅実な道をと願う私としては、むしろ自分のように中2病が長引かないかと心配している。
いっぽうでやや矛盾だけど、自分があれもダメこれもダメとダメダメづくしの母親に育てられたので、トラちゃんには何か夢があるならチャレンジさせてあげたいという思いもある。(とはいえYouTuberとか声優になりたい、なんて言われたら困るのだが

もっともハングリー精神旺盛だった私と違い、トラちゃんは基本現状満足型。
放っておいてスイッチが入るタイプではない。
ならばまず好奇心を育ててやるのが親の使命ではないか。
・・そう考えた私はまず手始めとして、工作好きのトラちゃんのため空き箱や空き容器をすべてストックすることに。
以来リビングは作品(ゴミ?)の山と化していますが、我が子がアーティストになる日を夢見て(??)
断捨離したい気持ちをじっと堪えるのでした。



■「才能偏差値」に基づいて算出される才能診断ツール。
20枚の写真を選ぶだけです。
私は凡人度65%、才能偏差値45、"凡人奇人の分かれ道"
トラちゃんは凡人度50%、才能偏差値50、"凡人性と才能を兼ね揃えたバランサー"でした。
公立美大が開発したソフトなので、信憑性高いかも?

凡人診断

■最近のクラフトフェアはフェス化していて活気があります。
一度訪れてみたいと思っている「クラフトフェアまつもと」まもなく開催です。
お近くの方はぜひ。

クラフトフェアまつもと2017


■このランドリーバスケットに空き箱をストックしています。
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2011年07月11日

夏風邪

梅雨入りした後の数週間、我が家は夏風邪にやられていました。
トラちゃんが保育園で貰ってきた風邪は猛威を奮い、トラちゃんから夫、私へと感染し
更には保育園を休んだトラちゃんを預かっていた実家の母も寝込み、家族が日替わり
で医者通いをするという羽目に

ただでさえしのぎにくいこの時期、だるい体をひきずり節電対策でエアコン30℃設定
の職場で文字どおり汗水流して働き、帰宅後は確実に朝より風邪が悪化しているのを
感じながら最低限の家事と育児は放棄することも出来ず・・・という状況下では「もし
これが数ヶ月も続くつわりだったら絶対に無理!」と思うほどで、再妊娠を真剣に願え
ない自分を改めて知り複雑な思いなのでした・・・。
現在は家族全員快復しましたが、加齢によるものなのか、自分が出産前よりも風邪を
ひきやすく、また回復力も確実に衰えているということを実感させられるこの頃です。


加齢といえば、先日のN○Kスペシャルでとても興味深い特集がありました。
(欽ちゃんが出ていた番組、ご覧になった方いらっしゃいますか??)

「あなたの寿命は延ばせる 〜発見!長寿遺伝子〜」

内容は、近年の研究で老化を遅らせる遺伝子(サーチュイン遺伝子)が見つかった
というもの。
その遺伝子は誰でも持っているもので、体を飢餓状態に(つまりカロリー制限)する
ことによってそのサーチュイン遺伝子がONになり、細胞の老化を遅らせることが
できるのだとか。
実際、番組の中で紹介されたアメリカの小食主義の人々は実年齢より非常に若々
しく、目を見張るものがありました。
また、被験者となった日本人男性グループも同じように遺伝子をONにすることに
比較的短期間で成功していました。
しかし普通に飲み食いしてきた人々にとって、その食事量は相当ひもじいと感じる
量のようで、理論的に老化が食い止められるとは言え日常生活でその食事制限を
一生続けるというのは非常に困難なのでは・・・?という疑問も少し。

ともあれ、そのサーチュイン遺伝子研究の未来はとても明るくて、それがONになる
ことで100種類近い老化の原因を抑えることが出来、病気にもなりにくいのだそう。
更に解明されればもしかすると近い将来はカロリー制限をしなくとも遺伝子がONに
なる方法が発見されたり、卵子や子宮の老化を食い止めたりすることだって簡単に
出来てしまったりする日がやって来るかも・・・??などと想像し、遺伝子学好きの
私がすっかり食いついてしまった番組でした。


さて2人目お試しトライレポートです。

結果から言いますと、お試し2周期目はまたもやNGでした。
過去2回の妊娠がいずれも確率50%で成立していたので、もしかするとまた2周期以内
で当たりが出るかも?などという調子のいい考えは大甘で、結果はやはり年齢どおり
のものとなりました。
しかも2周期目は26日でリセットしてしまい、実はその前の1周期目も24日でリセットして
いたため、いよいよ更年期が近づいているという感は否めません
ひとつだけ良かったことは、次回からは3学年差の子供になるため計画を躊躇していた
のが、周期が早まったお陰でもうワンチャンス、ギリギリ2学年差でいけそうな計算に
なったということ。
しかし計画外のチャンスは風邪で最悪のコンディション下で巡ってきてしまい、一応
仕込みはしたものの、卵子の質および着床環境が悪そうなので、大きな期待はしない
ほうが良さそう・・・

とりあえず2周期目の経過を備忘録としてメモっていたので、以下にご紹介しておき
ます。

D1(リセット1日目)
前回は基礎体温もつけず自己流タイミング1回のみで撃沈だったため、反省を踏まえ
今回は基礎体温計と排卵検査薬(最近は薬事法の改正?で入手しづらくなりました)
を事前準備。

D10〜D13(排卵検査開始)
授乳中はホルモンバランスが不安定で、もしかすると陽性反応が出ないのでは?と
心配したものの、ニコちゃんマーク(USA製クリ○ブルーを使用)がクッキリ出た日が
2日あり、その前後にタイミングも2回取れていたのでもしかして!?と期待。

D14〜(高温期突入)
産後、生理周期は24〜26日と短めな傾向にあり、黄体機能不全気味なのかなと自己
診断。
しかし高温期が12日以上あれば問題無いという情報もあり、たとえ今回は空振りでも
基礎体温だけは知っておきたいと、引き続きまじめに基礎体温を計る。

D22
めまいがひどく、頭を動かすごとにクラクラする。更年期症状?PMS?仕事疲れ?
それとも妊娠?? どれも可能性としてあてはまりさっぱりわからず。

D23
寝起きにいつもどおり体温を計ると37.3℃の微熱。
内心喜ぶが、寝苦しくて布団を転げまわって寝ているトラちゃんを見ると、気候のせい
かもしれないと思い直す。
下腹部が重い感じがするがこれも生理前の兆候なのか妊娠の兆候なのかわからず。
先周期もお腹に意識が行きすぎて、わずかな腹痛にも妊娠か?と思ってしまい結局
ハズレだったからアテにしないほうがよさそう。

D24
昨日の微熱から一変し体温は36.6℃とギリギリ高温期圏内。
着床時に体温が一時的に下がるという説もネット上では見かけるけれど・・・と思って
いたらうっすらと茶オリ発見。
黄体機能不全気味の時に起きやすいという生理前出血なのか着床出血なのかは不明。
先周期もD24でリセットしているので期待しないでおく。

D25
相変わらず茶オリは見られるが、本格的に生理が始まる気配はなし。

D26
体温は36.4℃と低温期に突入、夜中にあっけなくリセット。
本来ならD24で生理開始だったのが、今周期はチェストツリーのお陰で2日間は内膜
が持ってくれたということかも。

産後生理は3日ほどで終わってしまうようになり、子宮内膜が薄くなっているのだろう
と実感していた。
内膜が薄いとせっかく受精がうまく行っても着床しづらいらしい。
今周期の成果といえば、妊娠したに違いないと思った時に感じたお腹のチクチク感は
妊娠していなくても起きているということがわかったこと。
それから生理周期が早まったお陰で、計算し直してみるともしかすると次回も2学年差
でギリギリいけそう。


・・・というわけで、現在3周期目の判定待ちです。

こうして2周期ばかり産活してみると、再妊娠が出来るかどうかは別として、夫が転職を
果たせなければチャレンジすらできなかった選択肢を選べることに何やら感慨深いもの
を覚えます。
転職のおかげで夫は予想以上に模範的なイクメンと化し、少し前までは「たまに見かける
親しげなおじさん」レベルだったのが今やトラちゃんもすっかり懐き「とーた!とーた!」
(お父さんの意味)と叫びながら抱きついています。(ちなみにお母さんは「たーた」)
そんなほ微笑ましい父子の姿を見ていると、風邪をひいていた時の思いはどこへやら
で、やはりきょうだいがいるともっと楽しいのだろうなぁという思いが自然と湧き起こって
しまう私なのでした。

思いがけず得たもうワンチャンス、果たしてどうなりますやら。
経過はまた次回お知らせしたいと思います。





追記)
先日、ネット上で"不妊様(またはお不妊様)"なる言葉が存在していることを知り、
大変驚くと同時に心を痛めていました。
しかしその言葉で検索された情報を知るにつれ「自分も子供を持てていなかったら
不妊様と呼ばれる所以となる態度や行動を取っていたかもしれない」「独身時代は
自分もある意味それに近い態度だったのでは?」と反省させられる部分もあり、同時
に「もしかすると最近増えつつある高齢ママカテゴリにも蔑視呼称を付けられ某巨大
掲示板で罵倒されているのかも!?」と身振いしてしまった私なのでした・・・。
本当に、ネット社会恐るべしであります。



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2010年08月26日

土地購入

残暑お見舞い申し上げます。

早いもので、私達夫婦が出会って丸2年が経ちました。
確か昨年の今頃も激変の1年をしみじみ振り返っていたものですが、今年はトラちゃん
が誕生し、ひときわ感慨深いものがあります。

独身時代の真夏の記憶と言えば、気の進まない相手との連日のお見合い、年老いた
両親との墓参り、きょうだいの家族が集合する食事会での妙な居心地の悪さ、そして
それらがいつまで続くのかと想像するたび襲ってくる焦燥感etc・・・。
今なお胸がチクっとする思い出ですが、それこそが婚活の原動力となり今があるのだ
と思うと、育児に追われ夫の愚痴をこぼす日々につい忘れがちな幸せを再認識すると
ともに、この気持ちをいつまでも大切にしようと思うのでした。


さて、連日の猛暑にもかかわらずトラちゃんは夏バテ知らずで元気いっぱいです。
最近はおすわりをしておもちゃで一人遊びをするようになり、後退するのみだった
ずりばいは前進もできるようになりました。
ただし正確には、四つん這いで膝を浮かせ勢いをつけてバタフライのように前進する
というやり方で、本人的にはまだずりばい研修期間といった感じ。
つま先立ちで腕立て伏せの姿勢を見せるトラちゃんに、育児サロンの保育士さんは
「トラちゃんは手足が強いね〜!今にもたっちしそうだね。」と言い、そういえばお腹
の中でもキックやパンチが激しかったし、大勢の赤ちゃんを見ている保育士さんが
そう言うなら、将来は空手でも習わせようかしら?などと思ってしまうのでした。

一方、長引いていた下痢がようやく落ち着いたかと思ったら、今度はお昼寝や就寝時
にかつてないほどグズるようになりました。
これはそろそろ夜泣きエイジに突入か?と思いネットで検索してみると「歯が生える頃
の乳児は気難しい。」とか「歯の生える時期と母体からの免疫抗体がなくなる時期は
ほぼ一致するため、体調を崩しやすい。」とか「海外には”赤ちゃんの歯が生える時は
お尻が赤くなる”(つまり下痢)という言い伝えがある。」など興味深い情報が続々。
もしや!?と思いトラちゃんの口をこじ開けてみると、いつの間にか下の歯が2本顔を
出していました!
一般的に歯が生える時期と離乳食の開始時期は重なるため、歯と下痢の因果関係を
立証するのは難しそうですが、トラちゃんの下痢は離乳食のかぼちゃのせいだけでは
なかったのかも知れません。

離乳食を再開した今では新しい食材で下痢をすることはなく、うんちも日に一度となり、
赤ちゃんの腸が6ヶ月頃に目覚ましく発達するというのは本当だったんだ〜と感心して
います。



ところで、以前お伝えした例の土地をついに契約しました!

立地が最大の条件だった私たちにとってこの土地は理想的で、特に一目惚れだった
私は、価格面さえクリアできればすぐにも契約したい思いに駆られていました。
しかし大きな買い物ゆえここは慎重を極めねば、と思い周囲に相談してみると・・・

噂どおり、この土地を分譲する工務店の評判はすこぶる良く、ローンの相談で訪ねた
銀行の担当者も「あの工務店は口コミだけで十分仕事があるので、あえて営業マンを
置いていないそうですよ。しかも下請は使わず社員だけで仕事をこなされているという
から大したものです。販管費を省ける分、良質な家を建てることができるのでしょうね。」
とベタ褒め。

そう言えばこの工務店は住宅展示場も持たないし広告やダイレクトメールも見ない。
完成物件が広告塔の役割をしているのなら、私達みたいに薄利な物件でも信頼を失う
ような仕事は出来ないだろうし、ハウスメーカーよりも良心的かも?

・・・などと考えながら2回目の工務店訪問となりました。


もしかすると長いおつきあいになるかもしれない、と思った私は

「家族の者がお宅の物件はどれも素晴らしいと口を揃えて言っていました。」

と社長をヨイショ。
社長はやや恐縮しながら概算の見積書を見せてくれました。

建築坪単価は優良ハウスメーカーと言われる数社とほぼ同額。
在来工法の大工さんの仕事は高くつくだろうと覚悟していたためこれには少し安堵。
普通はオプションになりがちなオール電化プラス床暖房、窓額縁や和室のなげし等
が標準装備で、エアコン、照明、カーテンといった備品も込みでこの価格ならむしろ
安いかも。
もちろん巷のローコスト住宅にはかなわないけど、ローコスト住宅は顧客に建築コスト
を安く見せるためのさまざまな数字のトリックがあるから実はそんなに安くはなく、また
寿命の短い建築資材を使用しているため、後々に発生するメンテナンス費用は馬鹿に
ならないのだという。(某優良ハウスメーカー営業マンの受け売り)

「建物以外には具体的にどんな費用がかかりますか?」

(社長)「まず、外構や植栽で80〜120万円程度を別途で見ておいていただきたいと
思います。
あと細かいことを言えば、ご契約時に発生する土地の登記代、ご契約から年末までの
固定資産税、地鎮祭や上棟式などにも少々お金が必要です。」

社長が挙げる金額を電卓で叩き、演技ではなく本気でため息をつく私達。

「前回もお話ししましたが、上下水道負担金はこちら持ちにさせていただきます。」

「ありがとうございます。
そういえば前回、『今なら何とか年内に引き渡しできる』と仰っていましたが、いつまでに
契約すれば年内に間に合うのでしょうか?」

「実はそのお話なんですが・・・もし待っていただけるようでしたら来春引き渡しという
ことにさせていただけないかと思いまして。
おかげさまでこれから着工して年内納期の物件が多数ありまして、もちろんお客様の
お家も詰めれば出来ないことはないのですが、職人を急がせて仕事が雑になるのは
避けたいですし、品質の観点から緊急時以外は外注さんも使わないようにしています
ので・・・。
手すきになる冬場の仕事にさせていただければ、こちらは正直大変助かります。
確かに前回は年内完成可能と申し上げておりましたので、待っていただくお詫びと
して土地代金から5%を差し引かせていただくということでいかがでしょうか。」

「子供のことを考えると、こちらは少しでも早くお願いしたいと思っていたんです。
子供を保育園に預けて仕事復帰する予定なので、出来れば1日も早く実家の近くに
住みたいと思いまして・・・。
あと、ローンをかかえての毎月の家賃といいうのが非常に厳しいんですよね。」

「家賃!! なるほど、その問題もありますね・・・うーん・・・。
では、家賃3ヶ月分もこちら持ちにさせていただくということでどうでしょうか。」

「ちょ、ちょっと待ってください。社長が言われた分を全部計算してみますね。」

と言い電卓を叩く夫。

「この地区ではもう二度と出ないような破格値になると思うのですが。」

「そうですねぇ。」

「申し訳ありませんが、この数字を一度家に持って帰っても良いでしょうか。
じっくり検討してみます。」

ということで、心が決まりかけている私にしては慎重に返事をし撤収。


それから一週間、夫婦でああでもないこうでもないと悩んだ末、今回のご縁を大切に
しようということで、土地の購入を決定しました。
決め手はというと、合計約100万円の社長決裁値引きはもちろんのこと(それでもやや
予算オーバー)何より、提案された図面や見積書を眺めているとその土地に家を建て
暮らすイメージが夫婦ともに自然にわいたという点が大きかったように思います。
これもまさにお見合い、交際を経て結婚を決めるまでの感覚に似ているかも。


数日後、同じ町内になるかもしれない友人宅にトラちゃんの顔を見せに行く機会が
ありました。
さすがに契約前なので土地については候補地のひとつとだけ報告したところ、

「feeちゃん、ウェルカム〜!!ぜひこの町内においでよ〜!
ここは快適だよ〜。保育園や小学校も近いし、学童もあるから安心だよ。
ご近所さんもいい人ばっかりだしね。
何たって、ご近所だけはお金で買えないからねー。」

と大歓迎。
なるほど確かに、賃貸ならご近所がハズレでも引越しすれば済むけど、終の住処と
なるとそうもいかない。
そう言えば近所づきあいのことは実家の母も言っていたっけ。
右隣の家の猫が時々実家の玄関にそそうをしていくことや、左隣のサッカー少年が
リフティング中に母の大切な鉢植えを勢い余ったボールで2度も破壊したのに知らん
ぷりなことなど、母は黙っているため隣人は知るよしもないが、そんな風に知らず
ご近所に迷惑をかけていることはよくあるから、あんたも家を建てたら十分に気配り
をするんだよ、と・・・。

なるほど家を持つと色々と大変なんですね。


その後大安吉日に土地の契約をし、既に2度ばかり打合せを済ませました。
本格着工は冬頃の予定ですが、おおまかな打合せは時間的に余裕のある育児休業中
に終わらせたいと思っています。

唯一残念だったのは、土地の形状が台形でかつ両隣りが存在するため、風の通り道
や日当たり面を考慮すると、間取りが限定されてしまうという点。
お金がふんだんにあればゆとりの間取りで図面が描けるのでしょうが、何しろ予算が
限られているため、最小限の建坪で気に入った間取りにするのは少々厳しいものが
ありました。
間取りなんて土地が広ければ自由自在なのかと思ったら、そうでもないようで
これから土地を探す予定の方は、なるべく正方形でかつ角地(北に面していなければ
なお良し)を探されることをオススメします。

ちなみに住宅ローンについては、かねてから関心を持っていた東京ス○ー銀行(金利
ゼロがウリ。ただしお金持ち向け。)が、近くに支店が無いため融資圏外でNG。
結局、地元の銀行でローンを組む予定です。
株価は暴落し給料は上がらずというこの不況下、数年前に家を建てた人が悔しがる
ほどの低金利でローンが組めるという点だけは幸運でした。


これまでの家活では、どの売り手もセールスポイントは大いに宣伝し説明をしてくる
けれど、あまり突っ込まれたくないことは客が積極的に質問しないと教えてくれない
ということを学びました。
その辺はどんな商売にも言えるのでしょうが、つまりは勉強をして賢い消費者になる
のが勝ち、ということのよう。
トラちゃんが巡り合わせてくれた(と私は思い込んでいる)運命の土地に、果たして
どんな家が建ちますやら。




<追記>
野田聖子議員が卵子提供でご懐妊されたというニュースが流れましたね!
50歳での出産となるそうですが、高齢出産をした者として、陰ながら彼女に
エールを送りたいと思います。

私は、産みたい
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2010年07月28日

イエカツ始動

連日猛暑が続いています。
昨年はつわり期間が長梅雨と重なり辛かったものですが、今年のような猛暑で
妊婦というのもさぞ大変だろうと妊婦さんを見かけては思うこの頃です。


さてトラちゃんは生後5ヶ月となり、ますます肉づきが良くなってきました。
新生児の頃パッチリだった目は今やパタリロのようにお肉に埋もれ、どこかで
すり替えられたかと思うほど顔つきが変わってしまいました。
しかもピンクの服を着ていても「男の子?」と聞かれるほどの男顔で、甥っ子の
お下がりを着せると「長男坊のトラです」と言いたくなるくらい似合い、「これって
もしや、お腹にいた時にトラちゃんって呼びかけていたせい?」と思ったりするの
でした。

そんなトラちゃんが寝返りをするのは当分先のことだろうと思っていたら、4ヶ月
最終週のとある朝、突然寝返りをするようになりました。
この日の寝返りは1度きりでまぐれかぁ・・・とガッカリしていると、その翌日からは
コロコロと日に何度もやり始め(ただし一方向のみ)、更に一週間後には腹を軸に
して方位磁石の針のようにぐるぐる回ったり、ずり這いでの後退をし始めました。
(本人は前進したいらしい。)
トラちゃんが自由に這いまわれる日は近いようなので、掃除の手抜きはそろそろ
やめにしなくては・・・。

ちなみに母が言うには、トラちゃんは私たちきょうだいの乳児時代よりもうんと元気
で食欲旺盛、愛想も良いのだそう。
子供が自分似だと悩むツボも同じだったりして、自分を見ているようで辛くなりそう
なので、出来ればこのまま夫似で育って欲しいと願う私なのでした。


開始時期を迷っていた離乳食は、梅雨明けと同時に開始しました。
近年、離乳食を始めるのはなるべく遅めが良い、という指針が出ているようですが、
トラちゃんは41週もお腹にいたことだしミルクも嫌いだし・・・と思い5ヶ月目で始めて
みることにしました。

初日はおかゆを口に含み妙な表情を浮かべていたトラちゃん、翌日からは食事用
の椅子に座ったとたん、ツバメの子みたいに口を大きく開けてごはんを催促。
この日の分量を完食した後は、もっとくれ〜とブーイング。
「この子はきっと食いしん坊に違いない」と言っていた母の予想は大当たりでした。

ところが離乳食を始めて10日ほど経ったある日、おかゆの次にチャレンジする野菜
としてはメジャーなかぼちゃを一口与えてみたところ、翌日から下痢になってしまい、
離乳食は一旦中断。
ネットで調べてみたところ、離乳食を開始すると下痢がちになるのはよくあることで、
子供が元気であれば心配はなく、一段階前のステップに戻れば良いとのこと。
しかし今は大人でさえもお腹の調子が悪くなりそうな気候なので、離乳食はしばらく
休止し、6ヶ月になる頃に再開することにしました。



ところで、先日からいよいよ本格的に「家活」を始めています。
これまでにも住宅展示場や新築見学会などは行っていたものの、土地が決まって
いない状態では一向に話が進まず、時間ばかりが過ぎていく危機感を感じた私は、
夫を伴い地元の小さな不動産屋へ行ってみました。

対応してくれたのは店主と思われるいかにもひとクセありそうな爺さん。
この爺さん、土地を探していると言う私達の話をロクに聞こうともせず、開口一番
自分語りを始めました。
それは不動産とは何ぞやに始まり、自分がどんなやり方で商売をしているかだの、
自分が過去にどんな物件の世話をしてきたかだの、親がいるのであれば持分登記
をするべし(少しでも売上を大きくしたいためか?)だのと語ること約1時間
トラちゃんを実家に預けてきたため早々に引き揚げたいのに、この爺さんはおそらく
訪ねてきたどの客にも語っているであろう話をいつまでも止めようとしません。
しびれを切らした私が「お手持ちの物件を紹介してもらえませんか」と言うと、ようやく
話を止め近くの物件を車で案内してやると言ってくれました。

しかし爺さんの煙草臭い車の後部座席に乗り込みホッと安心したのも束の間、今度
は新しい物件を案内するどころか、爺さんご自慢の過去の物件の見学周遊ドライブ
が始まったのです。
爺さんの過去の偉業なんてどうでもいいから、早く売り出し物件を見せてくれ〜!と
イライラ限界の私。
対して、怒りや不満の沸点が異常に低い(というか無い?)夫は、爺さんの「わしゃ、
物件を世話したら必ず新築祝いに呼んでもらうことに決めておるんじゃ。」のセリフに
「それは役得ですね〜!」とかのん気に言ってるし

この時点で私は「新築祝いなどに呼んでやるものか!っていうか、この爺さんに世話
になることはないだろう。」と確信。
結局、1時間近くの周遊ドライブで爺さんが見せてくれた新規物件は、私達がリサーチ
済みの分譲地の売れ残りだったり、交通量が多い幹線道路沿いだったりの3件のみ。
もちろんどれも気に入らなかったのは言うまでもありませんでした。

不動産探しは婚活と似ているって言うけれど、いきなり出鼻をくじかれてしまうトコまで
こうも似ているとは・・・。
落胆する私に対し、夫は特に不満もないようでおめでたいったら

ただ、不動産探しが婚活と似ているということは爺さんもしきりに語っていました。
いわく、

結婚は歩いてやってこず、ただ漠然と結婚したいなーだけでは結婚できない。
それは家や土地も同じことで、自ら行動することが大事。
また、自分の譲れない部分と妥協可能な部分を整理してもらわないことには、仲人
(自分)も紹介に困るのである。
そしてそれが出来ないと、欲が出て目移りしズルズル時間だけが経ってしまったり、
お手軽な物件を勢いで買い、後でこんなはずじゃなかったと後悔する羽目になる。
そもそも、最近の若いモンは土地探しより先にハウスメーカーばかり探して、それは
まるで、相手もいないのに結婚式場探しをしているようなもの。
家を先に決めて余った予算で土地を買おうとするものだから、希望の土地を探して
やるのは難しいし、要望ばかりが多くて振り回されるこっちはほとほと困る。

だそうで。
最後は爺さんの愚痴でしたが、この話だけは唯一賛同できた部分でした。


それから数日後。
実家へ行く途中郵便局へ立ち寄り、普段は滅多に通らない道を通った時のこと。
市街地にほど近い閑静な住宅街に、見知らぬ分譲地の看板を発見したのです!

売り出しているのはいわゆるハウスメーカーではなく地元の小さな工務店。
5区画の分譲地のうち、残っているのは看板が建つ1区画のみ。
工務店ということは当然建築条件付きなわけで、しかもこの工務店は腕がいいと評判
だからチープな家は建てないだろう、となると土地代は控え目だったりして??

さっそく車を停めて看板を見ると、予想どおり立地の割にお手頃な坪単価。
問題は、残っている1区画は土地の面積が広く、売出し価格が予算オーバーだという
こと。
その額に果たして夫はどう反応するやら・・・。


その日の晩、夫に相談してみると特に反対されることもなく(こういう時は素直な夫で
助かります)とりあえず次の休みにその工務店を訪問してみようということに。

訪ねてみると、不動産屋の爺さんとは大違いの親しみやすそうな社長さんが出てきて
直々に対応してくれました。

「実はあの土地は5分割したうちの真ん中で、形が台形なのに加えてお値段も張るので
なかなか欲しいという人が現れませんでしてね。」
と社長。

そっかーあの土地はいわば不良債権なんだな。
ここで何が何でも買いたいそぶりを見せてはいけないと思った私。

「あの場所は駅や病院も歩いていける距離なので申し分ないのですが、面積が広いですよね・・。
もちろん土地は広いに越したことはないですけど、何せ予算が限られているので
まずはいったい建物を幾らで建ててもらえるものなのかお聞きしたいと思いまして。」

「そうですよねぇ、あの土地は我々も2世帯住宅を建てられる方を想定しておりました
ので・・・あの土地の形状ではあのようにしか分割のしようがありませんで、核家族の
方にはちょっと広いんですよねぇ。
しかし売れ残った土地ですから、多少は勉強させていただきますよ。
上下水道にかかわる費用もこちら持ちということでいかがでしょう。
もちろんこれは他のお客様にはオフレコということで・・・。
しかしまずは建物の価格をお知りになりたいでしょうから、どんなお家を建てられたい
のか、少しお話を伺わせていただけませんか。」

ということで、土地を飛び越していきなり具体的な建築の話題へと急展開。

私はさっそく希望の建坪をはじめ、これまでハウスメーカーめぐりをして「これはぜひ
我が家にも導入を」と思った項目を思いつくままに列挙。
社長からは屋根や外壁の仕様、暖房設備、システムキッチンのグレード等の説明を
受け、希望を提示。
それに合わせて、私達の希望に近い過去の建築事例の図面と見積書を見せてもらい
ました。
(夫は圧倒的勉強不足でいまいち会話について行けず聞き役兼書記でした。)

帰り際、社長から「奥さんは立体的に考えるのが随分お上手ですね〜。もしや図面を
描くお仕事をされてるんですか?」なんてお世辞を言われすっかり気を良くした私。
心は既に「土地は買えなくてもここでお世話になろう!」という気分なのでありました。


次回訪問時には概算の見積金額を提示してもらえるそうで、土地を購入するか否かも
そこで決定となるかもしれません。
もし決定すれば、これもまた「ご縁」なんですかねぇ・・・。

それにしても今回の訪問では看板やチラシ(プロフィール)だけで判断をせず、実際に
訪問(面会)してみることから開ける道があるというあたり、お見合いとおんなじだなーと
つくづく実感させられました。
実家の父によれば「契約をしてしまうと客は急に立場が弱くなるから、契約前に要望の
可否を確認しておくことが肝心」だそうで(これまた婚活と同じ?)後々話が違うという
事態にならぬよう、次回までに確認事項をノートに整理しておきたいと思います。



家活 イエカツ!!
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